12月5日、アデレード動物園で行われたサントスのクリスマス・ピクニックには、キリンなども含め、いかにも沈んだムードに包まれていた。仕事に献身する従業員とその家族のために催された会社全額負担のそのピクニックだが、しみったれた気分はあらかじめ一掃されてはいたものの、その大手石油・ガス企業が好景気に沸いていたこれまで数年のような大盤振舞いは姿を消していた。

この三ヶ月間でその市場価値が80億ドル〔7,840億円〕も吹っ飛んだことは、どんな集まりにさえ、苦い雰囲気をもたらすに十分すぎていた。 詳細記事