敢えての大言壮語なもの言いを許していただくと、サイエンスはもはや《ポスト・サイエンス》との次元に根ざさないでは、もう(それともすでに)行き詰まってしまうのではないか。そして、その《ポスト・サイエンス》とは、物や規模(お金)に焦点が当てられる”客観”サイエンスにはまり込んだ陥穽から抜け出るために、もっとヒューマン、そして敢えていう“主観的”なサイエンスへと血流を回復してゆく必要があると思います。近年、「心脳問題」を扱う脳科学や、意識の問題に照明が当てられるのも、そうした客観サイエンスが扱いきれない新たな跳躍領域への突破口を開きたいとする、時代に潜む暗黙の共有意志の表れのようにも考えられます。 詳細記事

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「彼らが、彼らに何もできない人をどう扱うかで、その人たちの本性を容易に見極めることができる」

 

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

「アメリカ人が見たものは? 四州にUFO」。1965年8月2日、イリノイ州オルトンのイブニング・テレグラフ紙はこう報じた。

「昨夜から今日未明にかけて、テキサス、ニューメキシコ、オクラホマ、そしてカンサスの各州当局には、未確認飛行物体(UFO)を見たとの報告が殺到した。オクラホマ幹線道路警備隊は、車中の隊員がダイアモンド形編隊を組んで飛行している物体を30分にわたって見たと語り、ティンカー空軍基地は、レーダーで、高度2万2千フィートをとぶ四機のUFOを追跡した。カンサス州では、セドゲウィック群保安官が、気象局が高度6千から9千フィートを飛ぶ物体を追跡したと述べた。ある観測官は、その物体は「赤く、自然に火花を散らして爆発した」と語った。「目撃者らはおそらく、観測された方角からして、木星あるいは、リゲル、カペラ、ペテルギウス、アルデバランの星を見ていたのではないか」と空軍は述べた。

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