Day 170+260(5月22日)

ようやくにして、引越し作業のおおかたが終わりました。まだ、荷物の整理は残っており、かつ、新たな家での生活への慣れはまだまだで、まごつく日々が続いています。

やれやれです。

ところで、今度の引越し中に痛感したことですが、引越しという環境の変化への適応能力に、確かな《にぶさ》をしみじみと感じさせられました。何というのでしょう、新しい居住空間が、以前なら即時に自分の感覚に入ってきていたのですが、それがなかなかそうでないのです。ひとつ何かのクッションをおいたその先のような感じなのです。それに、いったん解体した元のさまざまな品々の存在感が、荷物を解いて配置しなおしても、かってのそれらの諸物の感覚がよみがえってこないのです。 詳細記事

いま、私が別掲で訳読を続けているブラッド・オルセンの二著書、Future EsotericModern Esoteric (邦訳タイトルはそれぞれ『「東西融合〈涅槃〉思想」の将来性 』と『現代の「東西融合〈涅槃〉思想」 』)に述べられている内容は、極めて広い領域におよんでいるばかりでなく、その意味も実に深遠です。

ことに私がその深遠さで注目する点は、世界平和の真の枠組みを考えるとすると、こういう立場しかないのではないか、と思われる彼の視点、つまり、人類の原点です。

一方、阿部政権がまんまと罠にはまるように迷い込んで行っている現日米同盟――田中宇の『多極化への捨て駒にされる日本』必読――が言う「世界平和」とは、アメリカの世界覇権の挽回のための方便にすぎません。 詳細記事