前回の本訳読の最初のセクション「第三帝国の執念」の末尾に、以下のような記述があります。

戦争直後の1946年、明らかに歴史を書き換える努力として、ロックフェラー財団は、書き換えた二次大戦の公的歴史を出版するために委託料として13万9千ドルをついやし、第三帝国のあらゆる神秘主義と超自然分野の成果を消し去った。ロックフェラー財団への主要出資社の一つは、スタンダード・オイルであった。

この記述に刺激を受けて思うのですが、勝者によるこうした「歴史の書き換え」は、当然、部分的なものでは意味を持たないわけです。つまり、アメリカが交戦した敵国、日本に関しても、その「書き換え」と矛盾せぬよう、一連のつじつま合わせの努力が必要かつ十分に遂行されたはずです。

そうした、戦後のアメリカにおける出版界のひとつの趨勢を念頭において、さらに、以下のように、もう一つの引用を挙げてみます。これは、本サイトに掲載している別の訳読であるデーヴィッド・バーガミニ著の『天皇の陰謀』の冒頭にある「著者から読者へ」のほぼ中ほどからのものです。 詳細記事

 

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「真実は、これまでに人類によって発見された、もっとも致死的武器である。それは、既存のどんな社会、文化そして現実をも破壊することができる。それは、どこであろうと、あらゆる政府によって違法扱いとされており、通常、その所有は極刑に値する。」

ジョン・ギルモアー(アメリカ人作家)

英米金融エリートは、政府首脳を牛耳るために、自分達が行っていることは民主主義と国の成長のためであるという反・情報を駆使する。彼らは、銀行家や企業トップたち――「GMにとってよいことは米国にとってもよいことで、米国にとってよいことはGMにとってもよいことだ」と言い張る――が世界が立ち行くことを助けているのだと、ことに選挙献金を通じることで、精力的に政治家の頭にたたきこむ、。 詳細記事