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政策金利、今年も上昇基調


2010年のオーストラリアの政策金利は、11月の予想を裏切る0.25パーセントの引き上げにより、4.75パーセントで年を越えました。2010年の一年間で、0.25パーセントが4回の、合計、1.0パーセントの上昇となりました。

2010年末の他の先進国の政策金利は、ヨーロッパが1.0、英国が0.5、米国が0.25、そして日本が0.1の各パーセントとなっており、オーストラリアの金利の高さが目立っています。

JPモーガンによると、オーストラリア経済は、2011年、前年の2.7パーセントを上回る3.7パーセントの成長があると予想しており、政策金利も、年末までに5.7パーセントまで上昇すると見ています(下グラフ)。

   

また、昨年末、豪ドルは米ドルと等価(Aus$1=US$1)のレベルに達し、下図のように、1983年の豪ドルのフロート開始以来初めての現象となっています。



 資料; 4 and 6 January 2011, Australian Financial Review

(2011.1.6)

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