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今年度２．５％、来年度３．９％、豪州経済成長予測
ＡＦＲ紙が実施したオーストラリアの２３人のエコノミストを対象とした調査によると、今年度のオーストラリア経済のＧＤＰ成長は、平均して２．５パーセント、来年度は３．９パーセントとの結果が出ました。
この調査は、同紙が四半期ごとに行っているものです。オーストラリア各地を襲った度々の洪水、サイクロン、ニュージーランドや日本の地震、そして中東の危機にもかかわらず、オーストラリアのエコノミストの観測は、意外に楽観的であることが解りました。
こうした楽観視には、世界的な産品価格の中期的な高騰状況が、オーストラリアの資源ブームともあいまって、オーストラリア経済の基盤を確かなものと見ているものと思われます。
また、同調査では、この３ヶ月の政策金利の予測は４．７５パーセントの据え置き、また、６ヶ月では５．００パーセントへの引き上げを予想しています。
実際の政策金利をみると、４月５日、連邦準備銀行は４．７５パーセントの据え置きを決定しました。
資料； 1 April 2011, Australian Financial Review
（２０１１．４．６）
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