住宅価格、長期トレンドでは高すぎ

オーストラリアの住宅価格は再び上昇基調に移りつつあると見られますが、過去80年間を通した長期的トレンドの上では20パーセントほどもそれを上回っており、この点からでは、少なくともブーム状態への期待は禁物です。

直近のピーク時から6パーセントほどの下落を示した住宅価格は、今週発表の統計局のデータによると、この4−6月四半期は4.2パーセントの回復を示し、一昨年の同期以来の大きな上昇となっています。

失業率は一時期の予想より上昇が緩和しきているもののまだ高水準にあり、また、世界水準からいって高価な住宅価格、家計における負債率の高さなどは、いずれも、住宅価格の上昇を抑える要因となっています。ただ、供給の低水準、住宅取得の政府援助などの短期的要因が価格を押し上げる方向へと働いています。

            

             (資料出所: 7 August 2009, Australian Financial Review 紙)

 (2009.8.10)

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