留学生に新労働ビザ

 技術労働者の不足が深刻さが続くオーストラリアでは、その供給を増やすため、11月から、留学生が卒業後、修得した分野に関連する職場で一年間の Occupational Trainee Visa を新設しました。
 このビザにより、留学生は、卒業後、一年間、関連職種の職場内訓練を受けます。
 また、11月1日より、さる5月に発表された、New Trade Skill Training Visa が有効となりました。これは、雇用者が海外の見習い労働者を、地方の職場に雇用する場合に許可されるものです。
 人手不足の中で、留学生は、それを満たす有力な供給源となりつつあり、技術職種への海外からの供給のほぼ半分を占めるまでに増加しています。
 また、ニュー・サウス・ウェールズ州は、これまでは移民流入を抑える政策をとってきましたが、研究、有機医学、情報、通信、一般技術の方面で、ことに技術者不足が深刻となっており、今年度に、州政府では最大の19,000人の技術移民を受け入れる計画へと政策を転換しました。
 各州のそれぞれの技術者移民の受け入れ枠は以下の通りです。


(2005.10.28)
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