専門職移民審査料金、 “良き収入源”?
 2011年7月1日からの新年度、会計士、技術者、IT職などの専門職団体は、新たな移民ポイントテストによる移民希望者の専門性評価審査をめぐって、その料金が良き収入源とになりそう、とAFR紙は報じています。

新制度によると、移民希望者は、自身の専門度を審査するそれぞれの関連団体に、最高750ドルまでの料金を支払うことを求められます。

この新テストは、今年度の割り当てである125,850人のスキル移民に適用されます。


また、割り当て制限はないものの、昨年度、54,360人に適用された臨時雇用主スポンサービザ(457ビザ)についても、その資格や経験の認識にあたり、専門職団体への支払いを求められます。

会計士関係では、Institute of Chartered Accountants は、最高の750ドルの料金。Institute of Public Accountants は550ドル、CPA Australia は475ドルとしています。

技術者関連では、Engineers Australia は、地下資源ブームのため、今年、8000人までに登ると予想されている希望者のため、専門性審査に605ドル、事前の経験審査に150ドルが必要としています。

Australian Computer Society は、専門性と経験審査に、あわせて400ドルが必要としています。

各専門職団体は、こうした料金は、利益を目的とするものではなく、必要経費を満たすものとしている。

 (資料出所: Australian Financial Review, 21 July 2011.)

(2011.7.21)

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