「旅の達人」竹内テリー必読旅行講座
                     

第四回 航空会社の選び方

Part 1 日豪間直行便の場合

旅先をオーストラリアに決めるとき、あなたは航空会社をどのようにして選びますか?

目的地で選ぶか、値段で選ぶか? 人によっては旅行代理店にお任せという方も多いはずです。
では、オーストラリアまで、まず、どんな航空会社が運航しているのか、考えたことがありますか?

これから三回に渡って、オーストラリアと日本の間を結んでいる航空会社について、ご紹介したいと思います。今回は直行便、次回は乗り継ぎ便、三回目は面白い経路を経て行ける便についてです。

直行便を運航する航空会社

日本とオーストラリアを直行で結ぶ航空会社というと、日本航空(JL)とカンタス航空(QF)を思い浮かべる人が多いと思います。この二社は、成田や関空から飛んでいます。

これらの直行便を使う場合、地方在住の方にとっては、いちど成田や関空に行かねばならず、乗り継ぎの不便や、費用がかかります。ですから、地方からはどんなオプションがあるのかがポイントとなります。オーストラリアに行くことが決まったら、まず、自分の旅行に合わせて、航空会社を選ぶことが重要となります。

直行便とは、言うまでもなく、日本からオーストラリアをノンストップで結ぶフライトのことです。そして、オーストラリアで最初に到着する空港をゲートウェイと呼んでいます。

日本を出発する空港と、オーストラリアのどんなゲートウェイトとが結ばれているのか、以下、各航空会社別に見てみましょう。

日本航空(JL) www.jal.co.jp

フリーダイヤル 0120-25-5931 年中無休8:00〜21:00

空港

  便名 出発時刻

曜日

到着地(ゲートウェイ)

 到着時刻

成田

JL 771 21:10
JL 761 21:35
QF360との
コードシェア
JL5141   20:55

毎日
毎日

毎日

シドニー
ブリスベーン 

ケアーンズ 

翌日7:35
翌日7:15

翌日5:30

関空

JL 777 21:30
     QF374とのコードシェア

毎日

ブリスベーン  経由
シドニー

翌日7:00
翌日9:55

 コードシェア:提携会社との共同運航のこと

日本航空を利用する場合、成田、関空、名古屋、福岡、札幌、沖縄の空港が、日本側のゲートウェイになりますのでいずれの空港でも料金は同じです。これら以外の空港からの出発の際、系列会社の国内航空運賃が割引になります。成田、関空以外の空港を利用する方は、乗り継ぎ便の関係で、往路と復路にどちらかの空港を利した方が便利かを考慮しましょう。

また、オーストラリアで一都市以上訪問されたい方は、例えばJL777(ブリスベーン〜シドニー間)を利用出来るかどうかなど、予約の前に、航空会社に問い合わせ下さい。

カンタスオーストラリア航空(QF) www.qantas.com.au
 
オーストラリアン航空(AО) www.australianairlines.com.au
    

フリーダイアル 0120-207-020 (市外局番が03、04から始まる地域を除く)
           03−3593−7000 (関東地区) 
月曜から土曜 9:00〜17:30

オーストラリアン航空(AO)は,カンタス航空の子会社ですので、いっしょに表にします。

空港

便名

曜日

到着地(ゲートウェイ)

到着時刻

成田

QF   22    20:45
QF 180   20:15
QF   60    21:25

QF168 20:55
JL5141と
コードシェア
QF  70 20:55

毎日
毎日
毎日

毎日

月水土

シドニー 
メルボルン
ケアーンズ  経由
       シドニー 
ケアーンズ 経由
     ブリスベーン
パース     

翌日7:05
翌日7:30
翌日5:55
翌日9:50
翌日5:25
翌日8:30
翌日6:00

関空

AO7194 20:30

毎日

ケアーンズ  経由
    ゴールドコースト

翌日5:00
翌日7:50

名古屋

AO7950 19:55

毎日

ケアーンズ  経由
        シドニー 

翌日4:10
翌日9:00

福岡

AO7998 20:00

日月木

ケアーンズ  

翌日4:25

 コードシェア:提携会社との共同運航のこと
 キー:
カンタス航空の路線
オーストラリア航空の路線
コードシェア提携路線

AOとQFを上手に利用していただければ、オーストラリア到着時の空港と、出発時の空港を別の空港にできます。また、オーストラリア国内を沢山訪問したい方には、国内線料金が割引になるブーメランパスもありますので、バラエティーに富んだ計画を立て、旅行を楽しんでいただけます。

欲張りたい方は、オーストラリア経由のニュージーランド行きの航空券を求めて頂ければ、一度に二ヶ国の旅行が楽しめます。もちろん、オーストラリアにきてからでも、オセアニア各方面へのチケットは購入できます。どこで購入した方が安いか、航空会社に問い合わせたり、インターネットで運賃の把握をされることをお勧めします。

日本航空にするか、オーストラリアの航空会社にするか

オーストラリアでの滞在が、上記の到着地のなかにあり、それが二都市以内という場合は、どの航空会社を選んでも大差はありません。値段や好み、マイレージポイントなどのサービスをくらべて選んで下さい。

日本の地方都市から出発の方は、国内航空運賃が高いので、日本航空を利用した方が合計の値段が安くつくかもしれません。しかし、オーストラリアで、いくつもの都市を訪問される予定の方は、この大きな国を効率よく、安く廻るためにも、ゲートウェイの多いオーストラリアの航空会社をお勧めします。

ともかく、自分の旅行に計画に合わせて、インターネットを利用し、国際線の運賃だけでなく、日本国内やオーストラリア国内の航空運賃も、あわせて考慮してください。

インターネットでの購入が分からないという方には、購入代行などのお手伝いをしておりますので、リタイアメントオーストラリアまで、ご相談下さい。オーストラリア国内の旅の相談もいたしております。

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