「ワームホール」体験:理論資料編(上)

 == 本書の《もくじ》へ  「もくじ」の中の《本章》へ == 

 

総合統一場理論

 Grand Unified Field Theory

 

〔ブラッド・オルセン著『東西融合〈涅槃〉思想の将来性』の

上記タイトルの章(原書 p.311-20)の前半部翻訳〕

 

前進は、疑問に答えることから生じる。

その答えに疑問を与えることから、発見が生まれる。

バーナード・ハイッシュ

〔ドイツ生まれの米国の宇宙物理学者〕

 

数学は神の言語だと言われてきた。しかし、今日まで、誰もその神の言語を使ってこなかったようだ。本章の前半は、2010年、ノースカロライナ州、シャロットで開催されたTED〔世界的講演会を主催している米のグループ〕で、ランディー・ポーウェルが行った「渦巻原理の数学〔Vortex Based Math〕」と呼ぶ講演に基づいている。

「渦巻原理の数学」とは、自然に生来する、これまで知られていなかった数学言語で、今や、神の言語と見なされている。すべての物体は、その中心で、ブラック・ホールあるいは無限の密度をもち、無限のエネルギー場〔energy field〕をなすフィードバック・ループ〔feedback loop〕を創り出している、二重性をもつトーラスの形に回転する創生体である。そのフィードバック・ループが、自分自身で巨大な質量や情報をもつ時、それは意識エネルギー場〔conscious energy field〕を成す。ランディー・ポーウェルは、このフィードバック・ループを意識の発生源〔definition of consciousness〕と呼ぶ。彼は、科学者がそれらの数字がなしていることに従う時、彼らは双質性〔doubling〕を理解する、と解説する。すべての科学は、この双質性をもって結びつく。私たちの細胞は多重で双質〔double〕で、コンピューターの二進法も双質、音階も双質性をなし、核反応も面積も根〔ルート〕も双質性を示す。双質性は、創造の原動力である。それは、私たちの体内の原子を回転させ、地球も、太陽系の運動も、銀河系全体も、そして宇宙そのものも、その軸のまわりにある。そういう双質性をもたらすものは何であり、双質性が発信し受信するものは何なのか。

物理学の現在の理解によると、力は物体間を直接に伝搬するのではなく、場〔fields〕と呼ばれる中間体によってなされる。「統一場理論」との用語は、アルバート・アインシュタインによって、量子理論との接近をはかるため、一般相対性理論を電磁現象にも適用しようとの試みから造語された。本章に提起されている、いわば「なにもかもの理論」は、アインシュタインの「統一理論」と密接に関連しているものの、場という基盤を求めていない点と、自然のすべての定数を説明しようとしている点で異なっている。

普遍理論は、物理学についての私たちの現在での理解をもってしては実現できない。研究者は、まず第一に、違いをもった、より深遠なアプローチを採らなければならない。現在、「渦巻原理の数学」とともに出現しつつあるものは、真実で立証可能な「総合統一場理論」である。その理解からもたらされる意味は、革命的以上である。それをもって、私たちは尽きることのない無料エネルギーを作り、すべての病気を退治し、限りない食料を生産し、宇宙のあらゆる場所へ旅行し、究極のスーパー・コンピューターを製造し、私たち自身をはるかに超える人工知脳を作り出し、そして、完璧に荘厳なテクノロジーを導入することができる。

 だが、そうしたとてつもない達成はどのようにして得られるのか。「渦巻原理の数学」をもって、私たちは、あらゆるテクノロジーを結びつける秘訣を得る。そして、その秘訣とは、数字である。数学とは、生きた言語である。単なるジグソーパズルは、それが完成したからと言って、現実のいかなる解釈も近似も作り出さない。だが、数字は現実である。冷淡でも、故意的でも、空想的でも、非合理的でもない。数学的観点は、空間と時間を、文字通り規定することができる。

自然は、自ら自身の繰り返しを好む。それ以上でも、それ以下でもない。数字の6は、たとえば六角形を作り、自然界は、大小いかなる規模においても、いたるところで、それを表して見せる。雪の結晶、偏光、ハチの巣、そして土星の北極は、すべて、六角形である。こうした形は、運動のいかなる場合でも、通路を形成する。物理学の世界では、直線をなす運動はひとつとしてない。発射された弾丸も、稲妻も、そうである。光のビームも、すべては、コイル状で、相対性の存在を示す遠隔の星からやってた光量子〔photon〕もそうである。私たちの身体は、DNAコイルを持っている。このように、私たちは、渦巻状の“機械”であり、その上から物を吸い込み、下からそれを吐き出す。これは、円盤型の飛行物体の飛行の基本原則である。それは、拍動するエネルギーを出し、そして吸い込み直し、そして、自身の温度を制御している。すべては結ばれている。宇宙やその向こうのエネルギーのすべての要素は、結ばれている。それは、「空間」と呼ばれる幻想によって、バラバラに見えるだけである。

 

3 4 1 nature spirals (2)

with permission, (c) Brad Olsen, 2015

炭素粒子のエネルギー場〔写真左〕は、ハリケーンの渦巻〔写真中〕あるいは、銀河〔写真右〕の渦状構造と、各々そっくりである。ぞれらは、どの惑星とも同じく、自身のトーラス状の場をもっている。その回転と流動の力は、総合統一場理論を理解する鍵となる。

 

3 4 4 Earth as a torus

with permission, (c) Brad Olsen, 2015

地球の磁場は二つの磁極をもち、それぞれは、地球の地理上の北極付近にS極を、そして、南極付近にN極を持っている。

 

3 4 2 torus2

 with permission, (c) Brad Olsen, 2015

トーラス、あるいは、〔あらゆるものの〕原構造は、エネルギー動態で、ドーナッツのような形状をし、連続面と中心の穴を持っている。エネルギーは、一端から入り、中心を回って、他端から出る。私たちは、トーラスを自然や宇宙のいたるところに発見できる。たとえば、リンゴの断面から竜巻、惑星の磁界エネルギーの流れから原子の構造、そして、細胞、種、花、樹木、動物、人間からハリケーン、惑星、銀河、そして宇宙全体ですらそうである。

 

 

神の粒子

ヒッグス・ボゾン粒子――いわゆる「神の粒子」――の発見は、理論上、かつて見られたことのない、微粒な亜原子粒子〔の発見〕である。亜原子界の物理学の標準モデルは、他の粒子には質量があるとする。ヒッグス・ボゾンの初めての実証は、物理学者にとって、どこか「聖杯」の発見に似たところがある。その「存在」は、宇宙の構成するあらゆるその他の要素の消滅を意味する。より厳密にいえば、ヒッグス・ボゾンは、仮説上の質量を発生させる粒子で、粒子物理学の標準モデルにおいてその存在が予言されていた。その存在は、理論物理学での矛盾を解決する可能性を秘める。だが多くの科学者は、「神の粒子」という通称を好まない。というのは、それは、その粒子の重要性について、物事の大原則においての重きを置き過ぎと見るからである。

この世には電気というものがあり、その電気の中核は磁気である。また、その磁気の中核には流動〔flux〕がある。流動場は、いろいろな名称、例えば、ダーク・エネルギー、タキオン〔tachyons〕、単独電荷〔monopoles〕、グリーベオン〔greaveons〕、エーテロン・エネルギー〔etheron energy〕などと呼ばれている。流動場はエネルギーで、私たちの意識を発生させ、活動させる。それは固定エネルギーでも、位置エネルギーでもない。それは、脈動〔pulse〕、波動〔surge〕であり、あらゆる存在の核心となる鼓動である。このように、この「神の粒子」は、宇宙の究極的な基礎粒子である。このエネルギーは、すべての時間、動き、振動の源である。それは、全てかゼロかとして生じる唯一のものである。その現象の具体例は、サイクロンの中心にみられよう。それは、いかなる抵抗を受けず、あらゆる方向に線的に放射し、あらゆるものを透過する。それは、遮断することができない。サイクロンが透過した時、それは粒子体を残す。それは、いかに物が動き、くっつき合い、分離されるかを示している。それは、あらゆるものに生気をもたらす。それは、電子の非放射崩壊スピンの源である。それとらせん〔coil〕とを結合させて発生させたものが、完璧な数学的渦巻で、プラスの電磁エネルギーの放出と、マイナスの逆空間吸入を構成し、特にそれは、引力と同じように、縮減を可能とする。この完璧な数学的渦巻は、あらゆる生命体から出る無窮の幾何学的符号――我々のDNAの撚り、我々の目の角膜、雪の結晶、マツカサ、花びら、ダイアモンドの結晶、樹木の枝、オウムガイの殻、我々がその周りを回転する星、我々がその中で回転する銀河、そして、我々が呼吸する空気に見られる――としてその存在が確認される。

エーテロン・エネルギー、すなわち、高次元エネルギーの渦巻場の別称は、文字通り、宇宙を一体にする媒体である。アインシュタインは、それを慣性エーテルと呼んだ。「ビッグバン」理論は、この拡大する宇宙の誕生をもたらした諸現象の一つにすぎず、私たちがその南半分にいるがゆえに、拡大しているようにのみ映る。北半分は縮んでいる。空間が拡大する時、時間は収縮する。ブラック・ホールはホワイト・ホールへと変化する。圧縮は減圧と変わる。エーテロンはドーナッツないしは「トーラス」の形状をしており、あらゆる物が最大に加速される。DNAはトーラスで、血液細胞もトーラス、あるいは、磁場や銀河系もトーラスである。自然は、どんな規模においても生命体をもたらす、この一つの軸心に循環する形状に従っているようである。それはエネルギー渦巻で、そこでは、原子から銀河そしてそれ以上にわたり、すべてが、あらゆる場所において、この共通した特徴を共有している。これが、竜巻が、原子爆弾よりもっと強力である理由である。それは、一方向の生きた組織体である。だから、竜巻は、自己存続式ジェット流である。

数学的立体形状を維持したまま、トーラスは、無限に拡大、縮小が可能である。いかなる場合においても、それは、局所的な時空爆縮をつくり出せる。机上でブラック・ホールを運転することを想像してみよう。これこそ、究極のテクノロジーである。万能マシーンである。それは、自ら発するいかなる波動にも影響されないので、無反動な運転が可能である。それは、原子の真のモデルであり、周期律表の略語解にできる。私たちは、史上初めて、未踏の諸科学の間を渡り歩くことが可能となる。課題が亜原子物理学、周期律表、コンピュータ科学、DNAに関わるものであろうとなかろうと、トーラスはすべてに生かされている。それはまた、外科的道具、宇宙船、スーパーコンピューターでもあり、また、全音域高音質スピーカーですらある。かくして私たちは今や、あらゆる病気を治癒できる可能性をもち、人間の脳をはるかに超えた人口頭脳を作り出せる。つまり、こうしたもろもろのブレークスルーは、エーテロン渦巻場の結果なのである。かくして、私たちは以下、万能な磁界発生コイルの青写真を描いてゆこう。

 

トーラスを逆行する

アインシュタインは、空間と時間とが、一体となった「形成体」の一部であることを発見した。そして、ひとつの原子は単に「転位」であって、空間と時間のなす渦巻であるとの結論をもたらた。そうして、それにより残されたものはすべて時空内の流れであり、その流れ発生するその口である。

その時空はまず、「たいら」であることから始まる。しかし、それが加速され光速へと近づけは近づくほど、その時空の彎曲が増す。この彎曲は重力をそれにそって曲げる。しかし、量子レベルでは、それは同様な根元力を持つには小さすぎ、そこで我々はそれを「弱い力〔weak force〕」と呼ぶ。そして〔その流れが〕光速に達した時、トーラスが生じる。空間はいまやそのトーラスの外側表面をなすと考えられ、時間はその内側である。

終局的にこれを物理学の用語で理解するために、私たちは、あらゆる原子や分子を、あたかも、そこへ流れ込み、通り抜ける、エネルギー流の巨大な源泉をなしている「トーラス」であるかと見る。あらゆる物体は、自らを再生させるためにこのエネルギーを常に取り入れており、もしその流れが断ち切られた場合、その物体は崩壊する。これは、宇宙は生きもので、そのエネルギーは自然と調和、結合しあって流れつづけることができる。

もし、そうした加速が続いて彎曲を加え、光速を超えたときは何がおこるのだろうか。その時、トーラスは逆ロールに入り、そして内側が外側になり始める。時間――それまで内側にあった――は、いまトーラスの外側へと動き、表面へと出てくる。こうして、時間であったものが、いまや空間となる。これが示唆することは、すべてが逆転するということである。ある物体の速度がさらに加速あるいは減速される時、そのトーラスは再び平らになり、静的で生気のない平面となる。これが、「時空」――時間の三次元と空間の一次元を持つパラレル現実――への入口である。その逆の側では、三次元の時間が空間となって私たちが通過し、空間として体験する。また、一次元の空間は時間の安定した流れとなる。

 

 == 本書の《もくじ》へ  「もくじ」の中の《本章》へ == 

 


 

Future Esoteric: The Unseen Realms 

by  Brad Olsen

http://cccpublishing.com/FutureEsoteric

 www.bradolsen.com

with permission, (c) Brad Olsen, 2015

Bookmark the permalink.