フリー・エネルギー

〈訳読‐2〉「東西融合〈涅槃〉思想」の将来性 (その4)

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「もし、こうした新フリー・エネルギーが世界に普及したら、その影響は計り知れないだろう。それは毎日を変え、どこででも使われる。こうした技術は、世界の歴史における、議論の余地のない、もっとも重大な出来事である。」

ブライアン・オレアリー博士

(カリフォルニア大学バークレイ校PhD、NASA宇宙飛行士、プリンストン大学、カルフォルニア工科大学、プリンストン大学補助講師、エネルギー技術革新の専門家)  

世界の誰もが、エネルギー確保のために、戦争や紛争に巻き込まれてしまっている。また私たちは、ペース維持のためにエネルギー・バーを食べる。自分でも、エネルギーのハイな時とローな時があり、まわりで接する人にも、エネルギーの良し悪しを感じる。私たちのエネルギー出費、ことにアメリカ社会の運輸部門の会計に、それは大きな負担となっている。我々と中東の国々との紛争――その所有物を得ようとの我々の欲望――は、その大半がエネルギーをめぐってである。そして、以下に述べてゆくように、フリー・エネルギーを導入しようという私たちの探究は、世界の将来をめぐる重大チャレンジとなるであろう。

本書全体を通して言及されている支配エリートたちは、彼らの支配構造に脅威を与えるものなら何でも、それが革命的な新エネルギー技術であれ、それを抑圧してきた歴史をもっている。今日、炭化水素および原発ロビーは、年間数兆ドル規模の産業を代言して暗躍している。今日のグローバル石化産業に利権を持つ者たちは、私たちがこの惑星の健康を回復するために必要な情報や解決法を、文字通り握り潰してきている。私たちが必要とする抜本的なエネルギー問題の解決法以上に、緊急なものはないというのにである。

私たちが必要なエネルギーを得るため、石油や石炭やガスを燃やす現在の方式は、悲惨なほどに時代遅れである。原発エネルギーですら、私たちの将来のクリーンなエネルギー源としては、持続も依存も可能ではない。エネルギー政策を選ぶことは、そしてそれはまさに〔この世界においての〕選択そのものであるのだが、私たちは、生きている人々、動物、植物、そしてこの惑星総体の健康という、それによって影響をこうむるすべてを考慮することなしにその選択はなしえない。エネルギーのために石油や石炭を燃やすことは、19世紀の煙突技術――環境を一顧だにしない古風なシルクハット精神――の産物でしかない。

 

汚染寄生々物

私たち人間は、他の命ある生き物への考慮ぬきに汚染する破壊的かつ無駄なやり方をもって、地球のほとんどすべての生態系を汚しつつ、この惑星に寄生してきている。もっとましな選択があるはずだ。なぜなら、私たちは、月にまで人間を送り、マイクロチップを開発し、そして世界中と交信し、旅行を楽しむことができるほどの能力を持っているのだ。

そこでだが、「過・一致〔訳注〕」装置といった概念を考えてみよう。そのエンジンは、少ないエネルギー入力で起動し、そして〔起動後は〕、入力より大きな出力をえられるというものだ。ほんのわずかな人たちしか気付いていないことだが、19世紀に、この「過・一致」機関がファンファーレをもって導入されながら、その後、急激に消滅していったのはどうしてであったのか。ガソリンで動く内燃機関という同じ19世紀の発明が、〔それが今なお使われているのは〕個人の移動には最適であったからなのか? それとも、「過・一致」機関が、その製造においても販売においても、世界中の大企業の衰退をもたらす恐れがあったからなのか? そこでだが、炭化水素を燃料とすることが、巨大な金儲けを意味していることに着目しよう。つまり、巨大な金儲けをすることとは、影響力と支配力を意味することでもある。

 

 〔訳注〕この「過・一致」と訳した用語は、原語は「over-unity」で、著者独自の用語らしくウィキペディアでも発見できない。別の章「総合統一場理論(Grand Unified Field Theory)」で、彼の考えの理論的根拠が詳しく説明されているように、この over-unity は free-energy と同義語でもあり、現行物理学の「エネルギー一致の法則」を越える、永遠のエネルギーの出力を、そう呼んだものと推定される。そこで訳としては、「過・一致」とした。

 

まだ1900年代始め、科学者ニコラ・テスラは、内燃機関を使わずに電気をおこす別の方法を開発していた。テスラの偉大な発明と特許は、(破壊されたり抑圧されたりしなかったら)、20世紀のエネルギー世界の様相を変えていただろう。また、彼の名と業績は、科学の教科書にはまったく記載されていない。その理由は、読者が、信頼しうるインターネットの資料を調べ、事実を知ることとなれば、それはきっと明らかになることだろう。

テスラは、今日、世界中で使われている交流電流を発見した。彼はまた、電気エネルギーを、ラジオ電波のように、空気を介して送り、末端の使用者はアンテナをもってそのエネルギーを受信する方法を開発していた。彼は、この方法を世界に実際に見せるために「ワーデンクリッフェ・タワー」を建て、そして有名となった宣言をおこなった。「どんな場所でもどんな人々でも、無料のエネルギー源をもつべきである・・・ 電力はどこででも、限りない量で提供され、世界の機械を、石炭も石油もガスも必要とすることなく、運転することができる。」

ニコラは、地位や富を得ようとする動機によってそれをしようとしていたのではなかった。彼は、世界にフリー・エネルギーを提供することを望んでいただけだった。しかし、彼の無線エネルギー伝達の実演の直前、銀行家のJ・P・モーガンは、以後の資金提供を停止し、そのプロジェクトを挫折させた。モーガンは、銅鉱山を所有し、電気の伝導に用いられる銅線から財産を築きつつあった。テスラの発明はそうした銅線を無用の長物と化すものであった。それはまた、モーガンの富裕な友人たちが営む石油産業のビジネス・モデルに脅威をあたえるものでもあった。もし、私たちがノキア・テスラの伝統のフリー・エネルギーを適用すべきであるとするのならば、私たちは、彼の科学ばかりでなく、彼の人間性も合わせて復元する必要がある。

with permission, (c) Brad Olsen, 2015

with permission, (c) Brad Olsen, 2015

1899年、ニコラ・テルサはコロラド・スプリングスに移り、パイクス・ピークからパリまで送電シグナルを送る実験を始めた。テスラは、地球が伝導体であることを実証し、数百万ボルトの電気を35メートル離れたところまで放射する、(写真にあるような)人工的な放電を行った。テルサは、地球の共鳴振動数はおよそ8ヘルツであることを発見した。1950年、研究者たちは、地球の電離層内空間の共鳴振動数がこの範囲であることを発見し、後にシューマン共振と名付けられた。

 

with permission, (c) Brad Olsen, 2015

with permission, (c) Brad Olsen, 2015

1900年、テスラはコロラド・スプリングスを去った。彼の研究所は取り壊され、その施設は借金を払うために売却された。1902年6月、テスラの研究所はニューヨーク市ハウストン・ストリートからニューヨーク州ロングアイランドのワーデンクリッフェに移されて行われた。その費用15万ドルのうち、51パーセントはJ・P・モーガンから来ていた。テスラはそこにワーデンクリッフェ・タワー施設を計画し始めていた。その時、歴史上もっとも悪名高きと言われる手のひら返しが起こった。テスラから「フリー・エネルギー」を世界に提供したいと言われた後、ビジネスへの支配権をもつJ・P・モーガンが、その融資を打切ったことであった。そのタワー(写真)は、一次大戦中に、スクラップ用に解体された。テスラは悲嘆のうちにこう語った。「私のプロジェクトは、速度を落とすこととなった(単に、遅れるだけだ)。・・・世界はその時をまだ準備していなかった。それは時代にあまりに先行していた。しかし、同じ理法は最後には打ち勝ち、成功の勝利を与えるだろう。」

 

抑圧の動機

地球上に生きるすべての人々を支配するために、そを惑星を窒息させている、明らかな技術的閉塞がある。巨大石油企業および特殊利権は政府のあらゆる部局に浸透し、確かに、多くの民・官営機関にその責任がある。1951年以来、米国政府は5千以上の有名エネルギー特許の解除を制限し、今日での偉大な成果となるはずの多くの可能性を摘み取った。たとえば、1955年、汚染のない水素のみで走る車が、インデアナポリス500レースで110周を完走し、世界の目を集めた。この開発特許は、ガルフ・ウェスターン・オイル社によって買い取られたが、以来、何も聞かれも出現さえもしていない。

水素の無汚染な一面は注目に値するものの、問題は、エネルギーを作るに必要なエネルギーをどのようにして作るかである。数々の発明(そのうちの幾つかは特許をとった)が、この問題を解決する著しい進歩をなしとげた。しかし、巨大石油企業自身をはじめ、米国政府の特定部局にいる有力な人物たちは、あらゆるフリー・エネルギー技術の特許と潜在性を保持および支配した。そして彼らはそれを、自らの既得利権帝国への脅威とみなして、この決定的情報を意図的に隠し(かつそれに協力する者たちを脅迫)つづけた。ここで以下の発言に注目しよう。曰く、「ジェネラル・モーターズに良いことは、アメリカにも良いことだ。そして、アメリカに良いことは、ジェネラル・モーターズにも良いことだ」(たくさんの有力者がこの金言を信じているのは確かだろう)。さまざまの政府機関や、そうした機関の首脳たちは、フリー・エネルギー技術を脅威と受止めている。意識しているいないにかかわらず、脅威の可能性と抑圧への動機は、専門家の自意識、地位、生活手段(学問的支持に拠っている人たち)の、そしてもちろん、ピラミッドのトップに位置する人たちにとっての強欲と支配欲の、恐れや喪失に発していると思われる。何はともあれ、フリー・エネルギーは文字通りフリーであり、それは利益を生まず、数字とならず、政府にとっての税収にも役立たない。

米国特許庁は数十年間にわたる数千件の革新的エネルギー発明を差押え、この行為を「国家安全保障」の名をもって正当とした。ジョン・ハッチンソン、アダム・トロンブリー、トーマス・ベアーデン、そしてジョン・ベディニーといった発明家は、いぞれも同じような新エネルギー技術をそれぞれ開発していた。それらは、石油への依存をなくす可能性のあるもので、あらゆる人に、広く豊富なエネルギー源を開放するものであった。しかし、驚くべき事実は、彼らの研究所が手入れされ、その機械類が破壊されたことである。政府特許庁は、国家安全保障を理由として、特許申請中にある数千の革新的エネルギー装置を押収した。そしてフリー・エネルギー発明家がなおも固執した場合、一種の警告が同じように与えられた。曰く、「貴殿は操業を断念し、停止すること。・・・我々は、それによる国際経済体制におよぼす脅威がゆえに、貴殿のプロジェクトを終了させる。」

もし「フリー・エネルギー」がただの作り話であったなら、なぜ政府が、そうした計画や装置を差し押さえるという、厳しい手段を取らなければならなかったのか? そして、米国政府のフリー・エネルギーの発明による成功の兆しへの反応は、ある発明家が警告に応じなかった場合には、武装したFBIやSWAT〔特殊火器で武装した特殊任務警察部隊〕によるその研究所の手入れ、装置の押収、発明家への脅迫、そして口止めの命令であった。つまり政府は、その有害性がきわめて甚大で、その発電収益への課税から膨大な歳入をえられるがゆえにこれを行ったのであった。ディスクロージャー・プロジェクトのスティーブン・グリアーが指摘している。「この情報が公表されることは、人間の歴史において、他の何よりも、地政的力関係を根こそぎに変えるだろう。」

フリー・エネルギー発明家のアダム・トロンブリーは、なぜUFO現象が隠蔽されるのかその第一の理由は、人々が、そうした円盤が何で動いているのかを知ろうとし、「フリー・エネルギー」を公表することを求めることになるからである、との見方を曲げていない。もし、私たちが、フリー・エネルギーにかかわる極めて強力な阻害勢力を除去させることができたなら、「私たちは、誰にもゆきわたる裕福さをえるだろう」とトロンブリーは宣言している。

 

石油とはそんなものではない

ナチが権力を握った時、ドイツは、たとえ充分な石油資源をもたなくとも、戦争を優勢に持続させるために、合成石油の開発でそれを解決した。第二次世界大戦の終結にあたって、米国諜報機関は、「フィッシャー・トロプッシュ過程」として知られた数千枚のドイツの書類を破棄した。この過程は、ドイツの化学者によって開発された一連の化学方程式で、いかにして石油が形成されたかを解明したものであった。アメリカでは、その後数十年の間、こうして破棄されたナチの書類にはほぼ無関心であった。というのは、石油地質学者や石油化学者が、石油は「化石燃料」で、大昔の生物死体の堆積が腐敗して形成されたものと信じていたからであった。

だが、石油が古代の森林や死んだ恐竜の腐敗によるものとの説は、今日では、二つの面からの見直しにさらされている。大戦の後、スターリンは配下の石油地質学者に、ただ「深く掘れ」と命じた。1970年、ロシア人はKola SG-3と呼ばれる掘削井でのボーリングを開始した。そしてそれはついに、12,260メートルの深さに達し、稀有な世界記録を作った。それ以来、ロシアの石油企業ユコスは、310以上の超深度石油井のボーリングに成功し、それらを生産に入らせている。かくして、ロシアの油田は超深度で発見され、また他のシベリアの井戸――最初は枯渇したが、その後は再開発された模様――とあわせて、ロシアを世界でトップレベルの石油生産国とさせている。今日、シベリアのひとつの油田地帯は、それだけで、世界の石油生産と開拓を先導しているサウジアラビアに肩を並べるものとなっている。

2008年、『サイエンス・マガジン』に掲載された記事は、石油の起源について、非生物的な説を支持する証拠を提示した。この説は、石油は地球深部から常時湧きあがってくる自然な産物であるとするものである。石油の起源の非生物説は、従来の科学学説――炭化水素は自然では有機物で、堆積層の中に数百年前に堆積した有機物が高温高圧のもとで炭化水素へと変化して作られた――に直接に挑戦するものである。

米国の巨大石油企業は、明らかに、石油の起源の非生物説を、アメリカ国民に公表することに何らの経済的利益はない。むしろ、今日受け入れられているように、もし地質学時代の化石がその起源であるのなら、その量だけの石油しかないこととなる。巨大石油企業はそこで、〔石化産物としての石油は〕自然で再生産がきき、おそらく尽きることのない非生物起源の石油とは違って、信じられている限界のため、急速に枯渇し、よりいっそう値段を課すことが可能となる。しかし、石油は合成生産できるばかりではなく、豊富に存在する資源であると理解されるならば、石化燃料のために、巨大石油企業に永遠にかつそれらのいい値に従って購入し続けなければならない理由はなくなってしまう。だからこそ、世界経済における彼らの支配的地位への脅威となるのである。「石油の限界」という説はぺてんであり、炭化水素製品の値段と利益率を上げるための口実である。

 

エネルギー支配とは世界支配

ニコラ・テスラの時代以来100年以上にわたって、何百人にものぼる新エネルギー研究者たちが、政府、産業、科学そしてメディア内部の強力な既存利権勢力によって抑圧されてきた。アブナー・ドブルは、アメリカの機械技師で、蒸気力自動車を製造し販売した。ドブルは、1920年から30年代、故国のアメリカのほか、ニュージーランド、英国そしてドイツで働いた。アブナー・ドブルの仕事は、仮に抑圧されることがなかったとしても、確かに、既存利害勢力、すなわち、大手石油企業や内燃エンジン車を製造する主要自動車企業のカルテルによって妨害されただろう。電気自動車もまた抑圧の対象とされが、ガソリン自動車より長く生き延びてきている。というのは、電気自動車は、内燃エンジン自動車が出現する以前から生産され販売されていた。トーマス・エジソンは、彼の1914年製電気自動で、街をドライブしていた。こうした「石化燃料」車に代わる自動車が、どのようにして消え去ったのか、それは実に不可解なことではないだろうか。

代替エネルギー科学者トーマス・ベアーデン大佐は、フリー・エネルギーの抑圧について、こう言う必要があった。「世界の人々は、石油会社が人間の敵になったことを知る必要がある。彼らは、この惑星を救い貧困と苦しみをなくす技術を隠蔽し、抑圧している」。ベアーデンは、その犯人と彼らの世界支配計画に言及する時、遠回しな言い方はしない。彼は言う。「私たちが彼らを『秘密政府』とさせている限り、こうした事態は引き続いてゆく。地下室やガレージで、死の脅迫や暗殺の恐れにも屈せず、エネルギーを無から生み出そうとしている人たちは、この時代の真の英雄である」。もう一人のフリー・エネルギー装置の発明家アダム・トロンブリーはこう言う。「あなたがどこでどうしていようが、限りなく実用に耐えうるエネルギーがある。私たちはそれを感じることができ、私たちはそれになることができる。私たちは現実の技術をもって、そこへ立ち入ることができる。私たちは、自分の家を電化し、静かでクリーンな車で外出し、同時に、傷つき拷問にかけられた地球を永遠に癒すことができる。私たちの惑星を取り戻そう。それを今、開始しよう」。こうしたフリー・エネルギー発明家たちによれば、私たちは、ほどほどの投資によって、新エネルギー装置を開発し、入手可能にできるのである。

再び言うが、ETの存在という現象全体が、この地球のエネルギー問題とその解決のための決定的な要素である。もし、世界の何百万件ものUFO目撃のほんの一部でも信用されれば、彼らが、進歩した技術をもって旅行し交信しているのは疑いようのないことである(例えばクロップ・サークルに注目しよう)。汚染もコストも伴わずに、宇宙からエネルギーを引き出す方法がある。〔抑圧のため〕地下にもぐることを止む無くさせられた多くの科学者が、そうした方法が存在すると言う。それは、「ゼロ点エネルギー」あるいは「フリー・エネルギー」と呼ばれるもので、常温融合――いかなる有害あるいは汚染物質も出さない――の過程を利用する。そうした科学的「発見」は、間違いなく現状を揺るがし、巨大石油企業をたちどころに無用の長物に至らせる。そうした複合企業にしてみれば、それは起ってはならないことである。石油企業は、この惑星上の最大の企業であるがゆえ、そうした〔フリー・エネルギー〕会社を買い上げ、その技術を封殺し、自分たちのエネルギー神話を存続させるためにロビイストや宣伝会社を雇うぐらいは、いとも容易なことである。そのための〔政治的〕戦略は、大統領や議会メンバーへ働きかける運動を通じ、舞台裏でエネルギー政策をあやつることである。何十年にもわたり、ビッグ・ビジネス、ことに巨大石油企業とその傘下の何千もの派生企業は、政府高官との相互依存関係を構築してきている。その誰もが互いにつるみ合い、それが巨大石油企業に何の邪魔も入らないことをお膳立てする。そして彼らに、大規模な非課税措置すら提供するのである。そうした動機が、エネルギー秘密主義の背後で働いているのである。

 

フリー・エネルギーに対する反情報

フリー・エネルギーをめぐる工作、ことにマスメディアに関係者によってたくらまれていることは、以下のような反情報を流すことである。即ち、そんなのはありえない。それは神話だ。それは現存する科学的「法則」に反する等々。かくして私たちは、ただ単に後ろ向きにさせられ、現文明をやみくもに走らせている既存体系に従属させられる。また、何はさておき最大の神話たるものは、私たちが、現政府や巨大石油企業や市場機能を信頼していることで、その結果に生じているディレンマから、自ら抜け出すために必要な調査や開発を支持できなくなっている。

巧妙で「科学的」な偽情報を考えてみよう。私たちは誰も、永久機関はありえない、と聞かされてきた。これは、フリー・エネルギー装置を否定するもっとも基本的な理由でとなっている。たとえば、繰り返される(そして発明家の一大目標となっている)実例に、水以外を使用しない水燃料車がある。この車は、その主張によれば、車のタンクに貯められた水から抽出した水素を用いたエネルギー発生器をもっている。ガソリンも使わず、バッテリーの充電もせず、そして排ガスもない。そんなことがありうるのか?

こうしたアイデアへの批判家が水で走る車を否定する理由は、水から水素をえるエネルギー効率がたいへん悪いことをあげていることに注目しよう。そこでは、水燃料車は、水からエネルギーを直接えるという仮説的自動車とされている。つまり、結局のところ、エネルギー発生機のエネルギーはどこから来るのか、という問いかけである。水燃料車は、数限りない国際的特許、新聞や大衆的科学雑誌の記事、各国のテレビニュース報道、そしてインターネット上の議論などで、話題とされてきた。それに、こうした装置の提案には、適正でないものも発見でき、また投資をさそうための詐欺的企てのものもある。そうした車は、その発明者によって、搭載した水から燃料を得、他のエネルギーの投入はないと説明されるか、あるいは、一種のハイブリッドで、水と従来式のエネルギー源、たとえばガソリンの両方からそれをえるというものだ。

つまり、水から直接に潜在エネルギーを化学的に抽出するというどんな車の主張も、メディアの植付けた反情報のもたらす混迷の産物である。そもそも、水は完璧に酸化した水素である。水素そのものは高エネルギーな燃えやすい物質だが、その有用なエネルギーは、水が形成されるときに発生する。水が燃えないということは誰もが知っていることだ。確かに、水を電気分解することで酸素と水素に分けることはできるが、水分子を分離するには、水素が酸化して水となった時に発生したのと同量の、多量のエネルギーを必要とする。この過程では、水が水素へと分離される途中のエネルギー損失があり、そうしたエネルギー源は、フリー・エネルギー装置とは定義できないものである。加えて、水素を燃やす際にも、熱の変換ロスがある。つまり、水から化学的にエネルギーを取り出すことは、熱力学の第一〔エネルギー保存〕にも第二原則〔エントロピーの増大〕にも反することなのである。

さてそこでだが、熱力学第二法則は、トーラスを閉鎖し孤立した体系ではないことを認める。トーラスは、銀河や太陽系や原子まで、宇宙のすべてに開かれており、私たち自身では身体内の電気を提供している。それらのいずれも、どこかの壁のソケットに差し込まれているわけではない。それらはすべて、宇宙の永遠の回転流をなしており、すべてのシステムを存続させている。そこでもし、このシステムとつながった装置があったらどうなのであろうか。たとえば「フリー空気」がその一例であり、どこでも、誰にでも、得られるのである。これはエネルギーも同様で、何ら燃やしも爆発させもせずに、無尽蔵に得られるものなのである。

既存権力は、新エネルギー革命を容赦しない。彼らは欺瞞の首領であり、フリー・エネルギーばかりでなく、気象学にもその全容を歪める暴論を持ち込んで、あらゆる科学上の論争に混迷をもたらしている。エネルギー危機への解決法はすでに存在しているのだが、彼らがそれを組織的に黙殺している。こうした情報妨害は除去されなければならない。その彼らの言い分に代わって私たちが必要としているのは、将来的かつ現実的で、地球に根ざした、新エネルギー・システムなのである。

 

常温核融合論争

1989年、電気化学者の大家マーティン・フレイシュマンとスタンレイ・ポンズの実験の発表をもって、常温核融合は世界の注目の的となった。二人は、異例な熱産出、あるいは「過剰熱」産出を報告した。そしてその画期性は、彼らの主張によれば、核反応の一種とする以外に説明のつかないものであった。だが、科学界はそれが再現性を欠くと非難する一方、継続した実験で、使用したパラディウムが欠陥品であったことが明らかにされ、また、それは、すべてのサンプルが同じ不正業者からの納品のためであった。このように、その振り出しはかんばしくなかった。二人は、別の研究者との競合があったため、その発見を時期尚早に発表することを余儀なくされていた。その特許を守るため、彼らは希望より早くその発見を発表したが、それはかえって、世界に誤った発表をしたものと、彼らへの攻撃の種となった。そしてフレイシュマンとポンズは詐欺者と烙印をおされ、科学界から放逐された。

パラディウムが水素を吸収する性質は、19世紀初頭から知られていたので、それ自体は大きな発見とはならない。フレイシュマンとポンズの実験は、その後もいく年にもわたって再現されたが、それを「常温核融合」と称することに報道界の悪評を伴うため、いまでは、当初の名称のもつネガティブな印象を避けるために、「低エネルギー核反応」ないし「格子支援核反応」あるいは「化学支援核反応」という名称が使われている。研究者の小さなグループが常温融合をひき続いて研究し、核反応の副産物を含め、フレイシュマンとポンズの結果を再現したと主張している。

常温核融合もしくは「核効果」は、放射能を出さずに、投入エネルギーの25倍の熱を発生させることができる。パラディウムとデゥテリウムという水素の一形態を用いるそのプロセスは、海水中から発見された。パラディウムは、原子レベルでは格子状をなし、その電荷はデゥテリウムを引き入れ、熱を発生する。これを(断熱状態の中で)電流にし蓄電装置にたくわえる。〔テレビ番組の〕「60 Minutes」が報じた常温核融合の話は、通常、フリー・エネルギーの研究は疑似科学と見られてきた考えを〔偏見として〕すっぱ抜くものとなった。それはもはや、保守的科学界により長く嘲笑されてきた「永久機関」をねらう、見当違いなこころみとはみなされてはいなかった。これは、正確な報道へと近づく、勇気づけられる一歩となった。

もうひとつの勇気付けられる出来事は、2011年6月11、12日にマサチューセッツ工科大学で行われた常温融合セミナーで、科学者たちに「格子支援核反応」装置の独自な実演が行われたものであった。二十人をこえる科学者が、その実験装置内核融合を立証する実験上の証拠を論じ合った。それは、常温核融合の社会的受入れを変えるこことが、フレイシュマンとポンズの実験を再現するよりはるかに困難であることを示したものであったが、前進しているのは確かであった。

3 5 3 Pons and Fleischmannwith permission, (c) Brad Olsen, 2015 

1989年、研究者スタンレイ・ポンズと化学者マーティン・フレイシャーマンは、名声を高めたものの、急速にその栄光から転落した。彼は、時期尚早に、「常温核融合」という正体不明な発電方法の発見を発表したためであった。科学界はそれを疑い、米国政府のエネルギー省は、常温核融合懐疑者であるジョン・ヒューイゼンガ率いる委員会を発足させ、二人の主張の有効性の審査に乗り出した。言うまでもなく、ポンズとフレイシャーマンは非難され、評判を落とされ、国内での継続した研究を禁じられた。しかし、いまや、大きくその疑いは晴れつつある。彼らの当初の主張から二十年以上が経過し、世界の独立した研究者は、この新たなエネルギー源を、定常的に繰り返し、連続してその結果を向上させている。

 

テスラ技術の明暗

19世紀はじめ、電気科学の分野で著しい進歩がみられたのち、同世紀の末は、電気技術の方面において、大きな発展が見られた。ニコラ・テスラ、トーマス・エジソン、ジョージ・ウェスティングハウス、アーネスト・ワーナー・フォン・シーメンス、アレキサンダ―・グラハム・ベル、そしてロード・ケルビンといった人々によって、電気は科学的探究分野から近代生活の必須道具へと変化し、第二次産業革命の推進力となった。

ニコラ・テスラ(1856-1943)は物理学者兼電気技師で、交流電気の発見をつうじて送電と配電をあまねく可能とし、世界を変えた。彼は、電動機、誘導電動機、テスラ・タービン、蛍光およびネオン灯、ラジオ放送、無線通信、無線送電、遠隔運転ボート、ロボット工学、そして、テスラ発振器を発明した。彼はまた、回転する磁界を発見し、電気自動車、垂直離着陸機――イオン・プロペラ機や今日のステルス爆撃機に類似――、二本巻コイル、HAARP軍事天候操作、粒子ビーム砲、そして「死の光線」銃を開発した。こうした「進歩的」科学のすべてが、たった一人の個人によってなされたのであった。

さらに、テスラの他の発見は、ラジオ、テレビ、レーダー、X線、スパーク・プラグ、そして、無線送電の発明をもたらした。テスラは世界中で700件をこえる特許を登録した。彼の構想には、遠隔武器、遠隔地球力学、電気重力学、星間静止波、太陽エネルギーなどの開発、そして、海洋力の活用があった。少なくとも、彼の開発途上の発明は、ことにフリー・エネルギーの無線移送に関しては、さらなる取組みが必要である。これらの画期的諸発明が勢ぞろいを見れば、テスラはいつの時代においても偉大な発明家とみなされるにふさわしいが、しかし、彼の名を聞いたこともない人も少なくない。というのは、彼が繰り返されかつ容赦ない抑圧の痛々しい実例であるからだ。そうした利権集団が一人の特許保持者を買収できない場合、彼らは組織的に彼を妨害し、彼の評判を台無しにした。殺人すら、ありえたことだった。

J・P・モーガンは、19世紀のエネルギー秘密集団の先鋒であり、彼はテスラの発明や技術の一部を盗んだ。テスラは、1,800件の特許を米特許庁に申請したが、アメリカには、彼の業績に対してたったひとつのノキア・テスラの彫像が、彼がニューヨーク州ナイアガラ滝に建設した水力発電ダムに立っているのみである。J・P・モーガンは当初、電報やその他の事業のためにテスラの考案を必要としていたがゆえに彼に融資した。だが、テスラの見習いのマルコーニが電報の発明を自分のものと主張した時が、J・P・モーガンにとって、テスラの事業と評判を破壊する充分な機会となった。

テスラは、家を暖め、車を走らせるために、人々にアンテナ・システム〔の送電網〕を提供することを望んでいた。それは、地球のエネルギー・グリッドを使用して、それを無尽蔵のエネルギー源とするというものであった。1895年、彼の研究所が不審火で焼け落ちた後でも、彼はその考えを持続した。そのフリー・エネルギー発生器が完成し、その特許申請の間際、彼のすべての装置、開発ひな形、発明品が破壊された。それでもなお、1902年、彼はコロラド州コロラド・スプリングスに無線送電システムをつくり上げた。彼はそれを、世界に向けて無線で提供しようとしており、そのシステムは、だれもが利用できるもので、必要とするのは裏庭の一機のアンテナだけというものであった。無線エネルギーとは、今日のラジオやテレビや携帯電話ほどの容易さで、〔電気エネルギーを〕送受電できるものであった。

彼は、自分の発明の幾百もの特許をもちい、彼はいくつかの事業を成功させ、ニューヨーク州ロングアイランドにワーデンクリッフェの事業のための資金作りに奮闘していた。この事業は、秘密保持のため、その目的は社会には明らかではなかった。しかしテスラは、事業継続のための資金の必要から、J・P・モーガンからのさらなる融資を確保するため、その送電の広大な拡張の計画を彼に明かさなければならないと考えた。『テスラ:時の男』の著者マーガレット・チェイニーは、テスラはモーガンの判断を誤ったとし、こう書いている。「電気をお金のないズールー族やビグミー族までもとどけるその考えは、その融資者を冷淡にさせた」。テスラは、そのメーターはどこに置くのかと聞かれ、それは必要ない、それは人々へのフリー・エネルギーだ、と答えた。その結果、その事業は(他の事業も含め)、その融資者J・P・モーガンによって停止され、以降、日の目を見ることはなかった。

テスラの技術の信用に傷をつけ、それを見捨てる一方、米国政府の秘密作戦チームは、少なくとも、最初のUFOが回収されバックエンジニアリングされた1940年代末以降、フリー・エネルギー装置を研究してきている。その結果、彼らはフリー・エネルギー技術を開発したが、その情報を公表しなかった。この決定的エネルギー技術の隠蔽は、その足跡上に、多くの犠牲者を生んでいる。2004年に不審な殴打死をしたユージン・マローブもその一人で、その死はフリー・エネルギーの発表をしようとしていたラジオ番組の全国放送の前日のことだった。テスラは、米国の傑出した発明家にもかかわらず、ただ単に、すべての人のために無限エネルギーの構想を実現しようとこころみたために、彼は国外追放され、無一文のうちに死んだ。1943年の彼の死の直前、彼はその博愛主義者としての構想を表している。

この戦争の後には、人間によってなされた犠牲をあがなう、史上でもっとも偉大な新世界が生まれなければならない。この新世界は、強者による弱者の搾取、悪による善の奪取は行われず、富者の暴力による貧者の屈辱はなく、知性、科学そして芸術のなす産物は、生活の向上と美化のために社会に供され、そして富裕を追い求める個人は存在しない。この新世界は、虐げられ、侮蔑された世界ではなく、自由な人間、自由な国民による世界であり、等しい自尊と尊厳を人にもたらす。 

ニコラ・テスラを敵とみなしたエネルギー秘密集団に、いかなる躊躇もなかったのだろか。

 

エネルギーの無線移送

かつては、科学界の首脳陣たちからもあがめられ、地球上でもっとも有名な人物とさえ認められながら、今日、ニコラ・テスラ博士は事実上、私たちの科学や学校の教科書からも締め出されている。彼がいったい何を発見したから、彼はその栄光から引きずり下ろされ、事実上、公式の科学史から抹殺されてしまたのだろうか。その解明の手掛かりは、以下の彼自身の言葉にある。

電線なしに電力を送ることは、多くの人が考えているような、理論でも、単なる可能性でもない。それは、私が何年にもわたって実験して見せてきたように、れっきとした事実である。それはまた、突然に降ってわいたアイデアでもなく、1893年に私が世界に示した多用途な無線放送システムの最初のアウトライン以来、熱意を込めて取り組んできた、私の探究のゆっくりだが着実な発展と論理的帰結のもたらした結果である・・・。そうして私に生じたことは、料金を課さずひとつの媒体をつうじたエネルギーの移送が実用可能であると発見されたことである。エネルギーは送信機から受信機へと送ることができ、電線は地球をもって不要とさえなりかねないのである。

テスラの無線システムは、そのあらゆる肝要部が、すでに今日までに、無線携帯電話通信あるいは Wi-Fiといった情報通信に、世界中で用いられている。しかし、彼の開拓魂も、電力の無線移送との分野においては、いまだに大きく誤解されている。

大気を通じて大量の電力を送るという私の構想は、――以来「死の光線」と呼ばれ、天才的で技量ある英国の電気技師グリンデル・マシュー博士による発明とされることとなった――偉大な展望を切り開きはしたが、発明の段階に終わっている。だがその基礎にある考えは、適度にイオン化した放射作用による空気伝導をもって、その放射にのせた高圧電流を送ることである。大きな規模で実施された実験は、数百万ボルトで、事実上、無制限の量のエネルギーを数百フィートという小距離を伝達することができた。これは、この方式がさらに経済的で装置も安価となれば、満足できるものとなろう。その後、私は重要な改善をおこない、戦時も平和時も多目的に困難なく適用可能な、新たな原則を発見してきている。

テスラは、エネルギーは基本的に、地球表面上の二点間の最短距離である、オーソドロミック線〔球面上の二点間の最短距離線〕にそって運ばれることを発見した。エネルギーは、わずかな散乱もなく、受信機に到達し、最大のエネルギーが回収された。彼はこうして送電の完璧な――必要な反射を用いる場合でも、いかなる方向へもはるかに経済的かつ質・量的にも限界のない――方法を提供した。テスラのシステムは全面的に共鳴を基礎とするものである。その方法の基礎は、ウィリアム・クルックス卿によって設立されたもので、彼は1876年、高温に熱せられた伝導体が電荷粒子を発していることを発見した。1882年、ヴィシエールという名のフランスの若き電気技師は、白熱光を発するフィラメントから電流が出ているのを発見し、特別に用意されたバルブでそれを仔細に計測した。

1891年、テスラはこう観測していた。「自然は、宇宙に無尽蔵のエネルギーを蓄えている。このエネルギーの永遠の受け手と出し手は、相互的である」。「自然のエネルギーのすべての形は、つねに変化し動いており、不活発な神羅万象を魂が生き返らせるように、電気と磁界は、まさしく輝かしいばかりだ」。そして彼はこう自問自答している。「電気とは何であり、磁界とな何なのか。すべてのものは、本源的なものから来ている。それはアカシャ〔サンスクリット語で宇宙空間をみたすエーテルの意〕つまり発信性エーテルのどちらかだ」。宇宙は変化する流れの壮大なオクターブが調和したシンフォニーであると、テスラは感じていた。電気的振動の全域を開拓することは、彼に、宇宙のシンフォニーの理解に一層接近することをもたらした。テスラは、宇宙のシンフォニーは共鳴であることを理解していた。宇宙には、調和した振動のないものはない。私たちが今日知っているように、私たちの周囲には、エネルギーと振動で満ちている。物質ですら、潜在的なエネルギーのなす形である。テスラの観測、すなわち、フリー・エネルギーは、安定状態にある電子の活発化――電子の吸収と放出によっていっそうのエネルギーを流す――によって取り出される、としたのは適切だった。

 

暗殺の恐れ

ニコラ・テスラを無尽蔵な無線エネルギー供給事業から追放したその同じ銀行家 J・P・モーガンはまた、エネルギーをどう活用するかについて、主要な科学的進歩の抑制にも自分の影響力を駆使した。20世紀初頭、彼は自分の金融上の力を教育政策にもおよぼし、〔ニコラが構想するような〕そうした装置を創造することへと導く知識を教科書上から削除させた。フリー・エネルギーの発明家で、『真空からのエネルギー』の著者、トム・ベアーデンはこう述べている。

J・P・モーガンは、大学で教えられる新たな電気技術の概念にフリー・エネルギーや過・一致システムを含めないよう、ローレンツに「ヘビサイド方程式」を無効にさせた。電気技術のこの意図的な骨抜きや無効化は、私たちの石油への依存と、それによる生物圏の汚染の唯一かつ実際の原因である。・・・「頂上秘密結社」――チャーチルの別名で、私たちが「支配集団」と呼んで暗に示唆するエリート家族や組織の秘密連合体のこと――は、フリー・エネルギーの発明家たちを、一世紀にわたり、直接の暗殺を含め、容赦なく押しつぶしてきた。数度におよぶそうした暗殺を自力でくぐり抜けてきて、私が何について述べているか、よく判っている。

しかし、炭化水素燃料から1ドルでも多く搾り取ろうと欲し、ことに、エネルギーの支配を通じて人々に君臨しようと目論む人たちにとっては、クリーンで誰にでも安価なエネルギーという考えは脅威この上もないものだ。テスラは、自分の死の少し前の1943年、ルーズベルト政府に、核分裂主体の核エネルギー開発の弊害の怖れに対処するよう提案書を提出した。その提案の中で、彼は大統領に、自分は地球をとりかこむ宇宙から、私たちが使用するすべてのエネルギーをまかなえる方法を知っていると進言した。その結果、同大統領との会見が用意されたが、それは実現されることはなかった。テスラは、ニューヨークのアパートで死んでいるのが発見された。彼の死因についての公式発表は自然死であったが、他の人々はそれに満足せず、殺人を疑っている。

ニコラ・テスラの不審な死だけでなく、フリー・エネルギーについて公に語る他の人たちも、疑わしい状況のもとで死んでいる。ユージン・マローブ博士――マサチューセッツ工科大学で教育を受けた科学者兼技術者で、『Infinite Energy』誌の編集者――は、2004年5月、著者のデービッド・ウィルコックとともに、フリー・エネルギーの画期性を告げるためのラジオ番組「Coast to Coast」に出ようとしていた。だが彼のその発表の前日、彼は何者かによって殴り殺された。

 

テスラの「世界システム」

テスラには、無線送電を世界の人々に提供する自分の計画が、盛況となることはわかっていた。ただ彼の頭の中では、懸念は資金の問題にあった。彼がこれから始めようとしている送電システムと既設のそれとの根本的な違いは、現在の送信機があらゆる方向にエネルギーを放射するのに対し、彼のシステムでは、ただ電力のみが地球上のすべての地点へと送られることだった。エネルギーそれ自体は、特定の事前に定められた経路で送られた。

テスラの「世界システム」は、大きな能力の新規な送信機と簡素で単純な受信機からなっていた。彼の装置では、等時性が完璧で、会話や映像の移送や同様の運転時の同調はそれに合わせて精密であり、周波数あるいは波長は、もしあったとしても、一パーセントの百分の一以内の微小な範囲の変化だった。静止しすべての他の干渉は完璧に除去され、その働きは天候、季節、昼夜間のどんな変化によっても無影響だった。テスラはまた、19世紀末にあって、「そのシステムが特に、『世界無線電話電報』〔訳注〕に適している」ことに注目していた。

 〔訳注〕アメリカ電報電話会社(現在AT&T)――1877年にベルがおこしたベル電話会社が前身――に対抗した会社を想定した呼称と思われる。

世界中へのフリー・エネルギーの無線移送は、外にも多くの実用性がある。テスラはこう述べている。 

無線エネルギーのもっとも重要な使用は、疑いなく、飛行機の推進力で、その力は地上との連結をもたなくとも供給される。というのは、力の流れは地球に規定されるが、電磁場は地球を取り囲む大気の中に作られる。もし、飛行機の回路が導体に正確に同調され、適正に位置が維持されれば、容器に開けられた穴から液体が流れ込むように、エネルギーはそうした回路に流れ込む。大きな規模をもつ産業装置の場合、充分な力がこの方法で送り込まれ、どんな空中の機械でもその動力となる。これが、私が常時考えている、飛行の問題の最適かつ永遠の解決法である。いかなる燃料もいらないことは、推進は軽量の電気モーターで得られ、大きな速度の航行ができる。

発明家のジョン・ベディニーは、数十年前、テスラの「放射エネルギー」理論を使用し、一連のバッテリー駆動の装置――投入したエネルギー以上のエネルギーを取り出せる――を作り出した。放射エネルギー分野のジョン・ベディニーの装置は、『American National News Service』によると、その運転は800パーセント以上の効率をもつと報じられた。この1984年の文書は、ベディーニの当初の目的は、そうした装置を売り出すことと報道されていた。彼は、それを低価格で提供し始めるつもりだと発表した。だがそのすぐ後、彼は自分の研究所にいるところを襲われ、そうした機械を製造しないよう脅かされた。身の安全のため、彼はそのフリー・エネルギー装置の販売を停止しなければならなかった。同様に、カナダ人の発明家、ジョン・ハッチンソンは、フリー・エネルギーのバッテリーの発明ばかりでなく、テスラの理論を反重力に用いて、物体の重さを無くして浮上させた。これは、推進の分野で革命をおこす可能性がある。彼の研究所は襲撃され、その装置は、警察と政府当局により、1978年、1989年、そして2000年にわたり、持ち去られた。

21世紀初頭のディレンマへと話を進めれば、今もなお、油、石炭、ガソリン、そして核エネルギーは、私たちのエネルギー源としてひとつの支配的位置をしめている。テスラは特定利権者が彼の技術を抑圧し続けることを知っていたが、ある日それは彼に別の視界を開かせた。「遅かれ早かれ、私の電力システムは全面的に採用され、私に言わせれば、すでにいま、その用意はできている。もし、私が最終的成功への疑いによって萎縮させられた時は、私は、偉大な哲学者ケビン卿が、私の実験を目撃した後に目に涙を浮かべて私に言った言葉、『君の成功を確信する』を思い出して、その迷いを打ち払うだろう」。

 

太陽からのフリー・エネルギー

太陽エネルギーの電力変換――今日では、光起電力効果として世界中に知られ、かつ、用いられている――は、光を捕えるのではなく、光子とよばれる粒子の流れを捕えものである。光子のいくつかは、エネルギー変換点でシリコン原子からいくつかの電子を移転させ、離脱した電子は伝導格子にとらわれ、即座かその後で取り出されるエネルギーとして使われるバッテリーへと供給される。そのフリー電子の無限の供給は、雷の放電という明瞭な姿から、不可視ながら測定可能な電離圏まで、地球の自然エネルギーの主要な源である。現代の太陽光収集器は、電流の低効率を克服しなければならないが、今後の進歩は、光起電力をさらに効率的かつ実用的にすることを可能とするだろう。

電離圏と地球にふりそそぐ太陽光は、文字通り、永遠の”充電”を果たしている。太陽は、プラズマから構成されており、それほどの高温は他からではありえない。プラズマは磁気に反応する。したがって、それは磁界に影響され、形作られ、そして相互結合している。自然の光起電力効果は、無限かつ無量のフリー電子を生産する。地球の磁界はまた電気を収穫するために使用できる。電磁推進、反重力、そして無限の発電はその応用である。

もし、フリー・エネルギーの発見が有効であることが証明されれば、熱力の第二法則――エネルギーは生産も消滅もしない――の意味の見直しが必要となる。もし、磁界装置が、エネルギーの背景場――現在は未認識――からエネルギーをくみ出せば、それはエネルギーを生産するのではなく、ただ転換するだけである。

 

良いエネルギーと悪いエネルギー

明らかにしておきたいことがある。世界にエネルギーを供給することは、すべてのビジネス・モデルのなかで、最大かつもっとも儲かるものである。石油、天然ガス、そして石炭の確認済み埋蔵量は、200兆ドル以上の価値がある。その細目を見ると、2011年10月現在、原油価格は95ドル/バーレルであり、地球上にはおよそ1.2兆バーレルの石油埋蔵量があるので、おおむね114兆ドルが眠っていることとなる。石炭価格は80ドル/トンで、約5000億トンの石炭埋蔵量があり、おおむね40兆ドルとなる。天然ガスの価格は400ドル/トンで、1150億トンの埋蔵量があり、おおむね62兆ドルとなる。しめてその総計埋蔵エネルギー価値は216兆ドルにおよぶ。

私たちが現在使用しているエネルギーの量は、あきらかにそれを持続してゆくのは不可能であり、獲得戦争、環境汚染、そして気候変化――文明に不可逆な破壊をおよぼしている――に遭遇しながら、この惑星の健康の行方が案じられている。とりあえずのエネルギー解決法は、あらゆる炭化水素燃料、核分裂、風力、生物燃料、そして水素および太陽エネルギーの現行方式によっている。石油、石炭、天然ガスの燃焼は、きわめて欠陥の多い解決法である。核発電は、高価かつおそろしく危険である。かつてのソビエト連邦のウクライナとベラルース国のチェルノブイリや今日の日本の福島の周囲の広大な立ち入り禁止区域を見るだけでも、それは明白である。核発電を使用する危険は、悲劇的なほどに生々しい。それに加えて、その核燃料廃棄物の安全な貯蔵法がない。水素を燃やすのはクリーンではあるが、燃料としてそれを生産するには、それによって利用可能なエネルギー以上のエネルギー投入が必要である。水素分子の化学的性質を操作する場合のみ、私たちは、過・一致あるいはフリー・エネルギーの形を得ることができる。太陽光および風力法は、高い費用と高価な材料を必要とし、貴重な土地利用が避けられず、不効率なものとしている。風力エネルギーのタービンや風車はまた、飛んでいる多数の鳥を殺してしまう。生物燃料は、炭素を燃やす別の方法である。また、生物燃料のためには大規模なインフラが必要とされ、空腹な世界の人口をやしなうための食糧生産に必要な土地利用と競合してしまう。

新エネルギー技術には、真空あるいはゼロ点エネルギー――常温核融合のように、低い温度の放射能を出さない核反応――、進歩した水素と水技術、そして、私たちが常にドアを開けておくべき他の潜在的発見、などがある。ゼロ点エネルギーは電磁的装置で、電子の振動の使用――電磁器の回転あるいは静止した装置内の電子振動――を通じ、エーテル場あるいは真空の巨大な潜在エネルギーを引き出すものである。進歩した水素および水技術は、投入エネルギー以上の利用エネルギーを出せる有意な形態へと、いまだ開発中である。

 

ゼロ点エネルギー

いまだ未開発だが、量子状態の中には、いたるところにエネルギーがある。天文学や宇宙科学は、全宇宙の少なくとも3分の2が不可視なタイプのエネルギー――そのほとんどはまだ未知かその存在が解っている程度――でしめられていると見ている。誰もこのタイプのエネルギーを見ることはできないので、それは「暗黒エネルギー」と呼ばれている。その名は、それが実際に「暗黒」であるとか、超自然的で異様な力であるのではなく、人が暗闇の中にいる場合のように、ただ、何も見えないということである。その名はまた、私たちはそれが何かとかその起りについて、ほとんど知りえていないということでもある。このエネルギーは、時には、「宇宙エネルギー」とか「真空エネルギー」とかと称されるのは、それが、ただ、宇宙したがって真空であることの特性であるからだ。もし、古典的物理学的に言うなら、このエネルギーはいたるところにある。そこで技術的に目標となるのは、「ゼロ点エネルギー」を可視的にし、研究所でそれを顕現させ、人間のあらゆる使用に供せるエネルギーへと取り出すことである。それは、古典的物理学で言う暗黒エネルギーを機械的エネルギーへと変換するという、古典理論上の実証をすることである。

このエネルギーのその他の特性は、それが量子力学でいうゼロ点振動より来ているから、「量子力学的ゼロ点エネルギー」ということである。こうした振動は抽象的なものであるのだが、量子力学では数十年にわたり、よく知られてきたものである。

モーター駆動装置あるいは無駆動装置も、ともに共通するところがある。そうした装置はともに、高電磁振動場を用いてゼロ点エネルギーの流れを作り出すかそれに乗ることができる、という点である。つまり、電子の流れが突然に止まった時、「輻射エネルギー事象」が起こり、もとの流れをはるかに越えるエネルギーの衝撃波を発する。この衝撃波は変換器によってある程度とらえられ、通常の形の「輻射エネルギー」に変えられ、通常、広範囲に配電するための送電網に送られる。トム・ベアデンは、2002年、「無動電磁発生器」を公表した。彼の特許は、振動する磁界を可動部品をへずにゼロ点エネルギーに乗せるものであった。「強力エンジンMYT」と呼ばれる別の低エネルギー装置は、通常のエンジン燃料のわずか5パーセントしか用いないことを実演して見せた。

フリー・エネルギー発明家のアダム・トロンブリーは、彼の発生器を実演するために国連と米国上院議会に招かれたが、こうした機会は、一次ブッシュ政府によって握りつぶされてしまった。そしてその後、政府によってそうした装置は押収されてしまった。前カナダ大使のジェームス・ジョージは、自著『The Little Green Book on Awakening』の中で、こうした出来事の詳細を述べている。1982年、アダム・トロンブリーは彼とジョセフ・カーンとの共同発明であるゼロ点エネルギー装置の一種「Closed Path Homopolar Machine」の国際特許(WO/1982/002126)をえた。1983年、トロンブリーは米国政府による通告を受け、「Closed Path Homopolar Machine」の開発を停止し、それを口止めするよう命じられた。その後、1989年までの間に、その命令は取り下げられたので、彼は、別のゼロ点エネルギー装置、「Piezo Ringing Resonance Generator」、をディビッド・ファーンズワースと共同で開発した。1989年6月、トロンブリーは、ニューヨークの国連本部で、彼のPiezo Ringing Resonance Generatorの小型版を実演する予定でいたところ、直前になって、その先の教会へ移動するよう強要された。その後、トロンブリーは、国連のダン・ハマーショルド・オーディトリウムで、国際的な聴衆を前にしてスピーチを行った。その数日後、トロンブリーは、同じ装置を、ワシントンの上院銀行金融委員会で実演する予定でいた。だがそれには、カール・レヴィン上院議員と数人の職員が参加しただけだった。というのは、ブッシュ(父親)政府がそのトロンブリーの実演と同じ時間にぶつけて、数百人の上院議員、下院議員そして職員を招集して、空気清浄化法を「即席」に論議したためであった。このように、一次ブッシュ政府は策を弄して、トロンブリーの技術から人々の注目を首尾よくはずさせたのであった。

 

磁力エネルギーの諸装置

磁力をもちいたフリー・エネルギー・システムは、数十年にわたり、数十人のそれぞれ別々の人たちによって発明されてきた。アメリカでは、フリー・エネルギー装置を発明中の人たちは、通常、特許を取っている。一度その発明が知らされると、その計画にはよく、巨額の資金提供が提示されるか、あるいは、特許を狙う人たちがさらに進んだ特許を申請するか、あるいは、単に、何も起こらずに消えてゆく。発明家たちはまた、資金不足、強欲な資本投資グループ、ナイーブな投資家、個人的偏向、政府特許庁の気まぐれや一貫性のなさ、そして影の力による実際の圧力などのハンディキャップにさらされる。ただ社会の注目を集めたいとの願いは、その装置を実際につくり上げること以上に困難なことのようである。だが圧力と闘うことはひとつのゴールでしかなく、そうした板挟みに苦しむ人たちは、連続する問題の気付きを通し、そうした反情報と対峙する、効果的な知恵をつけつつある。

フリー・エネルギーのもっとも一般的な発明は、磁石の自然な反発を使った装置である。いちど磁石が始動すると、エンジンは安定したエネルギー流を生産し、それはバッテリーに充電されるか、直接の電気の放出を行い、始動ずみのエンジンを走らせる。磁力フリー・エネルギーは、高振動電磁界場の使用を通じ、ゼロ点エネルギーに乗って生産される。そのエネルギーが突然に遮断されると、その磁界場は崩壊し、明らかにゼロ点エネルギー場からの、瞬間的なエネルギーの上昇が得られる。慣性や重力は、根元的な力ではないかのように見えるが、物質とゼロ点エネルギー場との間の相互反応の産物である。科学的な到達目標は、発電機内の磁石の動きに逆向きに発生する力を避けるか克服することで、磁力発電機の性能を向上させることである。

装置の始動にエネルギーをほとんど要せずに大きな出力をえる過・一致は、エネルギー研究の「聖杯」である。2005年、おそらく、壁の文字を読み上げながら、GMCホールディングは、「Rare Earth Magnetic Amplification Tech (REMAT)」――回転する磁石に短期の波動を加え、突然それを遮断――を発表した。崩壊する磁場から出る波動が回転磁石に一撃を加え、このサイクルが繰り返されものである。厳密で瞬時のタイミングが運転のかなめとなって、ゼロ点エネルギーに乗る。そのモーターの起動と運転には少量の共通したエネルギーが必要だが、運転中は充分なエネルギー出力があり、それは、装置の始動や運転に必要なものを、はるかに上回る。

スイスのベルン近くのメサニタ・コミューンは、一機のフリー・エネルギー装置をもち、REMATと同じ原理で動いている。それは、すでに20年にわたり、出力230ボルトを13アンペアで、直流の一日率3キロワット・レートの波動をもつ電力を発電している。ジョセフ・パップが発明したパップ・エンジンもまた、燃料を使わない運転をしている。それは、反重力のみによって動く「ノーブル・ガソリン」を用い、500馬力のエンジンである。ジョセフ・パップは、パルス化プラズマを出力する自動車式ピストン・エンジン――シリンダー内の「ノーブル・ガソリン」混合物を密閉出力して動く――を発明し、実演している。彼の電気アーク点火は、入力よりはるかに大きな出力を引き出す。ジョン・シアルによる超誘導「シアル・イフェクト発電機」は、もうひとつの新たな磁力を基礎とした発電機である。このシアル・イフェクト発電機は、少量の電力を最初に与えて運転を始め、その後は、外からの力の入力なしで、自分で運転速度を上げる。それは、要求に応じた装置で、出電力に電位変化や過渡電流なしに、自動かつ連続して、増加する電気的負荷に対応する。

 

さらに越えて・・・

我々の時代の前に自由思考家はいないが、今の時代にはいる、とのことわざがある。現在、過剰な炭化排気ガスが、両極の氷を溶かし、大気を汚染し、この惑星の微妙な生命バランスに危機を与えている。この炭素燃焼エネルギーという狂気沙汰は、もし、私たちが生物種としての生き残りを望むなら、戦争にもおとらぬ、この地球上では無用の長物である。私たちは、19世紀の内燃機関技術を過去のものとし、さらに、可能なフリー・エネルギーによる解決法を、無視し見下し恐れる愚をおかさずに、それを正視するほど充分に賢明である。到来する「エネルギー革命」は、たちどころに世界を変える。石油基盤の経済は、クリーンで、無尽蔵で、世界のあらゆる人々に無料かわずかなコストしか求めない、そういう経済に変えられなければならない。合成あるいは埋蔵石油は、プラスチックや化合物に使われることはあっても、もはや、燃料とされることはない。ほとんどの残存の石油、石炭、天然ガス、そしてウラニウム資源は、埋もれたままにされるべきである。エネルギー問題の革命的突破口の可能性を広げることこそ努められるべきで、国連の根本的かつ圧倒的な地球的要求とされるべきである。しかし、石油基盤経済を支配する人々はまた、最大の銀行利権者であり、今日の世界の実質の君臨者である。私たちは、私たちのユートピアに達する前に、こうした勢力を克服しなければならない。それは容易な課題ではない。

 

参考文献

Tesla, Nikola, “World System of Wireless Transmission of Energy.” Originally published in Telegraph and Telephone Age, 16 October, 1927

Bearden, Colonel Thomas, “Motionless Electro-Magnetic Generator” patent # 6,362,718  03/26/2002.

Corsi, Jerome, The Great Oil Conspiracy: How the U.S. Government Hid the Nazi Discovery of Abiotic Oil from the American People, Skyhorse Publishing, 2012

George, James, The Little Green Book on Awakening. 2009. Barrytown, NY: Barrytown/Station Hill Press, 2009

Suppression of free energy, and much more: www.thrivemovement.com

 

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Future Esoteric: The Unseen Realms by  Brad Olsen

http://cccpublishing.com/FutureEsoteric  www.bradolsen.com

with permission, (c) Brad Olsen, 2015

 


 

 

 

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