松果腺(その1)

〈訳読‐2b〉現代の「東西融合〈涅槃〉思想」(その4)

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「ほかでもないこの身体の中で、今、光を放ちつつある松果腺と呼ばれる特色ある分泌腺は、それを通じて働く水路でもあって、意識――身体的意識――もそれに従じて発生し、それはあたかも細胞――身体の創造的力から意識や脳の土台をもなす――のごときで、切り離されて分離した、肉体的、精神的、霊性的な各身体を織り合わせ、ともに働き、ともに旅をする。・・・松果腺を働かせ続けて自分を老いさせるな。つねに若くあれ!」

エドガー・ケイシー

〔1877-1945、アメリカの神秘家〕

 

 

生涯を通じ、松果腺には、ホルモン分泌の働きを超えた、霊性的な役割が与えられている。何世紀にもわたって、松果腺は偏執症現象と関係付けられてきた。だが、東洋哲学は、松果腺を重要な「チャクラ」、すなわちエネルギーの渦巻――もし活性化すれば、人に心霊現象や宇宙視野を与える――と見る発想があった。

松果腺、別名「上生体」は、人間が得られるエーテル・エネルギーのもっとも強力かつ高度な源と考えられている。それは奇妙な腺で、両大脳の間にあり、第三脳室に接している。長い間、透視力や霊気を感じる、心霊力の源泉にかかわると考えられてきた。「第三の目」を働かせ、より高い次元を感じ取るために、松果腺と下垂体は調和して振動――瞑想や詠唱、あるいは日光視からでも得られる――する。東洋の師匠たちは、私たちの身体の中で、第三の目をつうじて天と地が結合することを永く認識してきた。瞑想中の人は時おり、私たちの通常の目のようなその目を見ることができるが、それは脳の中の目である。それは「心眼」「心霊眼」「内部の目」「知恵の目」あるいは「天の目」とも呼ばれる。人類が進化して次の段階に至った場合、人々の松果腺の活性化が焦点となるであろうが、今日の地球の支配者たちには、人々の覚醒は望むものでも必要なものでもなく、それをあらゆる犠牲を払ってでも抑圧する。結局、西洋のキリスト教徒にとって、「〔諸〕神の統一」は千年にわたって不敬とみなされてきており、宗教裁判において死刑の審判さえくだされている。

既述のように、「聖なる幾何学」と「聖なるシンボル」は、形と様式の学問、波と振動、そして私たちの三次元的現実を越えて移動するための道具である。それは文字通り創造の言語であり、すべての物質の基礎として存在し、かつ、霊性の乗り物にもなりえる。これらの聖なる形式は、「あらゆる創造の設計図」「魂の調和形態」そして「顕現経験をもたらす聖なるリズム」と呼ばれてきた。それらは私たちに、宇宙の営みや、あらゆる生命、聖なる幾何学そして形と様式がもつ人体に与える恩恵の在り方に関し、洞察以上のものを与えてくれる。それらは、人間のエネルギー場をバランスする能力や、各々の形態が複雑な情報システム――多くの次元における癒しや成長を引き出そうとする際に用いられる――を備えることに加え、松果腺を発達させることをたすける。しかし、政府はそれを告げようとはせず、企業所有のメディアにはなおさらである。彼らはむしろ、無口で沈んだ大衆――容易に支配でき、人間の脳がもつもっとも不思議な力を発揮することに目覚めていない人たち――を好む。

宇宙の壮大な秘密に目覚めることは、思索のもたらす意識の産物である。この気付きをえるための身体的な第一のプロセスは、松果腺の活動を通じてなされる。思索がもたらす意識は、私たちが聖なる幾何学と呼ぶ幾何学的設計図――その潜在的働きは松果腺を活性化することをたすけること――をへて身体的に現実化される。聖なる幾何学は、あらゆる科学で最も実用的なもので、その理解をつうじ、私たちは、物理的レベル――霊的エネルギーと意識の源を振動させる――において、内的次元構造をつくる力をえる。カレン・プリオールは、「聖なる幾何学は、他の何物にも代えがたい畏怖を引き起こす力をもち、創造をもたらす隠れた世界の実体験への取掛かりとなる」と観察している。まさしく、松果腺は意識を広げるための基礎的な関門なのである。

 

松果腺の抑制

誰も、そうした松果腺が、実際には抑制されていることについてはなにも知らない。それは現代における最大の陰謀とさえ言える。有毒化学物質である塩化フッ素は、たとえ薄い濃度であっても、きわめて有害で細胞組織を破壊する。多数の研究が、人々のIQ値を低下させることを指摘している。1990年代まで、フッ素の松果腺への影響の度合いを調査した研究はなかった。それが今日では、松果腺が体内でのフッ素の蓄積の主要な標的であることが知られている。濃度1万分の3でも、フッ素は、酵素を抑制する力がある。最近の研究では、成人の松果腺の軟質組織には、体内の他のどの軟質組織よりも高い濃度のフッ素が含まれていることが明らかにされている。MRIスキャン映像は、試験されたアメリカ人のほとんどの松果腺が硬化し不能となっていることを表している。

人々は、飲料水にフッ素を入れることを止めるように要求し始めている。それは何ら虫歯を予防することにはならないのに、ことごとく同意のない大量服用が導入されているためである。〔米国〕政府ははるか以前より、塩化フッ素が哺乳類に有毒であり、松果腺の周囲に蓄積されることを知っていた。フッ素は極めて神経毒性が強く、それを意図的に飲料水に加え、脳の神経細胞の基本機能に障害を与え、扱いやすい従順な態度やIQの悪化をもたらしてきた。しかし、典型的な二枚舌をもちいて、国民は、フッ素を飲み水に加えることは「歯によい」と聞かされ、事実上、弱くもろい骨をつくり、大人の虫歯や歯の腐食のもとをなしてきた。

フッ素は、フッ化水素酸から作られ、本書の「コントロール」の部の最終章で詳しく論じられる。だがここでは、フッ素が蓄積性の毒性をもち、松果腺を無能とし、しかも世界的に、ことにアメリカでは強制的に公共水道に入れられていることを認識しておくことが重要である。私たちの身体で最も重要とさえ論じられる松果腺は、思考、感情、ホルモン、創造性、直観等々をつかさどっている。それほどに重要なこの脳部位は、第三の目にも関係していながら、フッ素の蓄積によって、弱らされ、機能不能にさえ陥らされているのである。

【つづく】

 

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Modern Esoteric: Beyond Our Senses,  by  Brad Olsen

http://cccpublishing.com/ModernEsoteric  www.bradolsen.com

with permission, (c) Brad Olsen, 2015

 

 

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