超人間力

〈訳読‐2〉「東西融合〈涅槃〉思想」の将来性(その31)

 

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【新版(Second Edition)に基づく】

 

超人間力

「すべての発言、行動、そして態度は意識の動きにもとづく。あらゆる人生は意識から発生し、意識をもって持続される。宇宙全体ですら意識の現れである。宇宙という現実は、働いている意識の無限の大洋である。」 ――マハリシ・マヘース・ヨーギー(超越瞑想指導者〔1918-2008〕)
 

何世紀にもわたり、神秘主義者の根幹の信条は、精神機能は身体から独立できるというものであった。ヨガやエソテリック指導者は、意識は脳や身体に縛られないと説いてきた。そうした主張は、精神分野の研究や冷戦期の遠隔視そして量子物理学において、歴史的な学問探究が取り組まれ、一定程度の達成をもたらしたが、おしなべてまだ不十分なものである。際立った精神能力を発揮する者は「特別な知覚力」を備え、ビジネス界ではそれを直感力と呼んだ。現代的な組織である Noetic Sciences Institute は、科学的にこの特別の感知能力を研究してきた。このNoeticとはギリシア語で、知能を超える内的知覚力を意味する。

解答のないところに質問もない、とはよく言われる。これは、人間の全潜在能力を開発する面でも当てはまる。意識に熟達することは永遠の探求課題であり、数限りない精神的、宗教的、そして秘密の結社が人間の意識を完全習得しようとしてきた。精神的な指導者は、適切な訓練ほど大事なものはないと主張する。私たちには、どこまで達成することが可能なのか。まず速暗算から始め、人間計算機となり、高記憶力を備え、速読能力を開発し、そして優れた精神的、身体的な能力を獲得するというすべてが可能である。要点は、あなたの脳を働かせ、あなたの心を鍛えることである。

人間の超精神能力は、過去ほぼ一世紀の間、KGB、英国諜報機関および様々な米国スパイ機関により、互いに相手を操る方法として研究されてきた。そうした人的実験は、冷戦時代には最高潮に達した。テレパシー、テレキネシス、その他の重要な精神の実験が記録され、時には悪意ある目的のために利用された。しかし、結果は決して多くの戦略的利益をもたらさず、最終的には停止された。純粋な心なしでは、高度な精神機能を持つ人を操ることは極めて困難だからである。

他者を操るために使用される特別な人間能力は、主に操られている人間が自由意志を失っているため、暗黒科学とみなされている。マインドコントロールはその一例で、他者の追従、協調、信念、態度、価値などの変更を誘発する、個人的、社会的、制度的な力をおよぼすためのあらゆる方法を含む技法である。しかし、マインドコントロール技術は、個人の完全な同意がない限り、決して倫理的ではない。

 

セーガンの発言

カール・セーガン博士〔1934-96、米国人〕は、著名な天文学者、科学者、作家で、超常分野の開拓者だった。同博士は、非科学的な主張を公表するグループの創設メンバーであり、驚異的にも、ある種の超自然分野の意義を発見することとなった。彼は『悪霊にさいなまれる世界』という本を著し、いわゆる疑似心理学の分野にも深遠な研究に値する領域があると指摘した。セーガン支持者による声明は大部分が無視されている。セーガンは次のように書いている。「この著述の段階では、ESP〔超感覚認識〕分野には以下の3つの主張があり、私見では、真面目な研究に値している。(1)人間はその思考のみでは、コンピュータの乱数発生装置に影響を与えることは(ほとんど)ない。 (2)軽度の感覚損失の人々は、「投射」された思考やイメージを受け取ることができる。(3)幼い子供たちは時々、前世の生活の詳細を報告し、それは調べた結果は正確であり、生まれ変わり以外の方法では知りえないものである。私はこれらの主張を、それらの有効性(もしくは無効性)とは無関係に、ただ真実かもしれない論題の例として選んでいる。」

カール・セーガンはまた、ミラー有機組織体すなわち高次元世界に存在する生命の可能性についても述べている。「4次元の生命体が存在していれば、私たちの3次元世界では、自由に現れ、形を変え、私たちを施錠された部屋から抜け出させたり、どこからも見えなくさせることができる。それはまた私たちを裏返しにしてしまうかもしれない」。これは、〔現行科学の〕懐疑主義者として知られている彼の興味深い観察である。私たちがセーガンの研究を次のレベルに引き上げるなら、おそらく究極の成果は多次元的、心霊的、星間的な旅をすることになり、タイムトラベルをする超能力者となることだろう。

 

考えやイメージの受信

他人をコントロールしたり調節しようとする、意識に関わる多々の怪しい科学がかつて存在し、今でも存在している。マインドコントロール、つまり「洗脳」とは、人の思考、行動、感情、行動、または意思決定に対するコントロールを操作することのできる幅広い心理的技法を指す。この技法は催眠術と密接に関連するが、実際的なアプローチでは異なっている。催眠術は、そうしたコントロール技法の最も基本的なものである。それはモーゼの時代より暗黒科学とみなされてきた。 「催眠的な示唆」やブードゥー教の伝統の「骨を向けて呪う」、黙って話す、あるいは悪魔ののりうつりという考えすら、すべて――時に相手の許可をえているが通常それもなしの――マインドコントロールに関係している。しかし、催眠術の現在の理論では、(催眠術を用いて)相手の願いや倫理に反して個人を行動するよう誘導することは不可能であるとされている。

マインドコントロールの現代の見解は、確立された社会心理学の原則――協調、説得、追従、不和、不承々々、枠づけ、感情的操作など――を、強くあるいは持続的に使用するものと論じられている。マインドコントロールとは、工作者によって、個人または集団の選択と行動の自由が損なわれるプロセスで、知覚、動機、認知に影響を与え、行動の結果を左右させる。それは、魔法でも神秘でもなく、一連の基本的な社会心理学的原則を取り上げた技法である。

 

パブロフの犬

哺乳動物の条件付けに関する考察は、1927年、イヌの刺激応答メカニズムを実験したロシアの研究者、イワン・パブロフによって行われた。古典的な条件付けを誘発する典型的手法は、「無条件刺激」と呼ばれるいくつかの強い刺激や中立的刺激を伴うものである。古典的条件付けの最初かつ最も有名な例は、パブロフのイヌの唾液の条件付けである。パブロフは、犬の消化生理学に関する研究の中で、単に食べ物の存在により唾液が分泌されるのではなく、犬を定期的に飼育していた検査技師の存在によって唾液が分泌され始めることに気づいた。パブロフはそれを「精神的分泌」と呼んだ。この観察から、彼は、犬に肉が与えられた際、その周囲の特定の刺激が介在すると、その刺激は食物と同じく、唾液分泌を引き起こすと予測した。彼の最初の実験では、パブロフは、犬を食事に呼び出すためにベルを使うと、数回反復の後、食べ物が出されたかどうかにかかわらず、犬はベルに応答して唾をたらし始めた。

1957年、英国の精神科医ウィリアム・サーガントは、洗脳心理学に関する最初の著書『心のための戦い(Battle for the Mind)』を出版した。サルガントは、パブロフの発見を、人々が自分の信念体系を学び、内在化させる方法に結びつけた。条件付けられた行動様式は、その応答刺激を通じ、犬や人がもつ反応能力を超えて変化させる可能性があり、極端な場合には崩壊すらを引き起こす可能性がある。これらの刺激には、待ち時間を通常より長める、陽性および陰性シグナルを繰り返す、あるいは、罹病したかのように対象生体の体調を変化させる、などである。対象生体の当初の性格によっては、これらの技法はそれに新しい信念体系を根付かせる可能性をもつ。サーガントはまた、パブロフの発見を宗教と政治の洗脳の仕組みに結びつけた。重度または長期の刺激の下では、心理は根本的に、深く、永続的な結果で変えられる可能性がある。サーガントは、すべてのケースにおいて、それは、脳の状況への順応による「正常な」心理学的プロセスの現れであると結論付け、厳しい異常な状況下では、実際に、非常に驚くべきかつ奇妙な順応をもたらす可能性があるとした。

精神が一種の「一掃された」状態にあるとき、それは多くの方法で作り変えられることができる。洗脳家サーガントは、この妥協精神状態を用いて、人々が通常は決して考えもしないことを行うようになることを示した。そしてサーガントは次のように結論付けている。「人間は犬ではないが、犬の脳機能にいかに似ているのかを謙虚に自覚し、自分自身の神格化を誇ってはならない。人間は宗教的、社会的不安を抱えているが、理性の力も備えている。だがこれらの機能は、すべて生理学的に脳に付随している。それゆえ、脳は、その理性を損なう政治的、宗教的な神秘を強制されることにより、あるいは、宗教心を損なういかなる形の赤裸々な合理主義によっても、乱用されてはならない。」

 

マインドコントロール

悪名高いMK-ULTRA計画〔CIA科学技術本部が1950-1960年代に米加国民を被験者に極秘裏に実施していた洗脳実験のコードネーム〕のウィリアム・サーガントとイーウェン・キャメロン博士は、互いに友人や同僚同士であった。両者は、洗脳や「脱定形化」技術に関する情報と、同分野における相互の研究成果を交換した。両者はCIAおよび英国秘密情報サービスと広範な接触を持っていた。

冷戦時代のキャメロン、サーガントそしてCIAによる研究計画のねらいは、連合国のスパイの記憶を抹消し、偽の記憶を深層に植え付ける方法――脱定形化と呼ばれる――を発見し、スパイが潜入先国で捕らわれた時、彼はたとえ苦痛や拷問の下でも真の米国あるいは英国への忠誠を暴露しないようにさせることであった。そしてそうしたスパイたちは、彼に想定された人格を支える移植された偽の記憶しか明らかにできなくされた。この計画は、評判となった小説とその映画にちなんで、「The Manchurian Candidate〔満州志願者〕」と呼ばれた。その電子痙攣ショック療法の「勇敢な」適用の広範な使用は、麻酔深睡眠治療、抗うつ薬、テープループ、インシュリン昏睡療法、あるいは他の薬物と組み合わせられ、劇的な記憶喪失を誘発するように考案され、失われた記憶は偽の記憶やアイデアに置き換えられた。こうした「アイデア」は、テープループ、催眠、LSD、または実施中の人との会話を通じて、被験者に与えられた。

違った様式のマインドコントロールは、現在までも続けられている。私たちの脳は、プライバシーとテクノロジーの間の抗争の最新の戦場となっている。極超音波(HSS)投影と呼ばれる新技術は、外に漏れることなく、音を一人の個人に正確に照射することができる。人は、その音を聞くためにはそのHSSビームの照射路上にいればよい。その音を聞いた人は、頭蓋骨の内側に投影されたその感覚を持つこととなる。わずか150年間しか電気を使用していない地球上で、HSSがすでに使用されているとするなら、数千年以上にわたって洗練されてきた技術を〔持つであろうETを〕想像してほしい。この先進的な技術は、宇宙の広大な広がりを通して一個人に正確に向けられ、考えを伝えることができると考えられている。

 

テレパシー

ウィキペディアによると、テレパシーはギリシャ語の「テレ」と「パテリア」に由来し、それぞれ「遠隔」と「影響を受ける」という意味である。こうした語源は、古典的な五感以外の方法によって、個人間の思考や感情に関する情報の移送を表している。この言葉は、1882年に、心理学研究の創始者である古典学者フェデリック ・W・マイヤーズによって、以前の表現「思考移転」を置き換えるために特に造語された。テレパシーは、SFによく見られるテーマで、多くのスーパーヒーローやスーパー 悪役がテレパシー能力を利用している。そのような能力には、人々の思考を感知し、他者の心をコントロールすることが含まれる。

テレパシーを利用できる人は、他の人の心を見ることができ、会話抜きに意思疎通ができると言われている。私たちはすでに、表情や他人の行動様式を認識する形で、ある種の形のテレパシーを持っている。しかし、その極限に達すると、テレパシーは、他者の人格を完全に覆い隠すか、または「所有する」ことさえ可能なほどの、緊密な精神的なつながりを作り出すことができる。他者の許可なしでは、これは “精神的な寄生虫”コントロールとも呼ぶべき精神的な操作の一形態ですらある。

コミュニケーションの一形態としてのテレパシーは、すでに人間や動物に発生している。ほとんどの人は、表情、不満、部分的な言葉、または他の人に見せる外見を読むことで、それに気付くことができる。超人間主義者は、技術的に可能なテレパシーを「テクレパシー」と呼び、人類の不可避的な未来になると考えている。その信奉者は、ある人間の神経系を別の者のそれに直接々続する実用的で安全な装置を開発しようとしている。

テレポーテーションと力場(force field)はテレパシーと混同されるべきではないものの、それらはすべて同じような原理のもとで作用する。テレポートは、さまざまな種類の対象物を〔一端〕非物質化し、それを〔再度〕物質化するために用いられる。力場は電磁場の挙動に依存しており、これは研究室の実験で達成されている。力場という用語は、ある対象物、つまり「ソースオブジェクト」が別の対象物またはその集合に及ぼしている力の線を指す。対象物には、例えば、質量粒子、電荷あるいは磁界がありうる。

 

遠隔視

1930年代のトーマス・ギャレット博士による有名な催眠実験は、催眠術を受けている被験者の精神的能力、この場合は有名なブロードウェイの劇作家の息子の精神的能力を最初に観察記録したものであった。被験者は自分の体を離れ、彼を深く悩ませていた状況を見ることができた。その若い男は、ウェルズリーの女子寮の婚約者と仲たがいしていた。催眠の下で、彼は女子寮の彼女の部屋に行き、そのドアを通り抜けるように指示された。彼はその瞬間、机に向かい彼に手紙を書いている彼女を見つけた。彼はその書かれている手紙――彼と仲直りを試みていた――を写し取った。彼はその写し取ったその手紙をガレット博士に読み上げた。次の日に電報が来たとき、2つの文面はほとんど同じだった。彼は文字通りに手紙を遠隔から読むことができ、2つの手紙の形で懐疑派に証拠を提示した。

遠隔視が医療専門家に受け入れられるようになると、この技術の次は軍事用途に拡大されて使用された。もし軍がこの技術を習得し、遠隔から敵を偵察するように人を訓練することができれば、それは戦術的に大きな利点となる可能性があった。被験者は自らの身体の上を飛ぶように訓練され、身体の頭頂部を天井から見下ろして身体の「外側」にあることをただちに認識した。彼らは調査しようとしていた部屋に到着するまで、その高度を上げた。世界中のスパイや警察の刑事は、情報を収集したり犯罪を解決したりするために遠隔視能力を持つ者を採用している。それは、犯罪を解決するための道具の一つになるだけで十分なものであった。

中国では、「Extra High Functioning」(EHF)心霊現象を用いた遠隔視実験が研究室で開発された。この実験では、被験者は、完全に暗い、遮光された部屋で複雑な中国語文字を遠隔で見ることができた。標的が正しく見られている際、研究者は、部屋に現れた15,000個の光子を報告した。被験者が標的を正確に遠隔観した時、光子が眺めていた特定の領域に送られ、それを測定することができた。研究に当たったその中国人は、遠隔視の最中、アストラル・ボディー(星気体)〔訳注〕が発する測定可能なエネルギーが存在していた、と結論づけた。

〔訳注〕心霊研究や神知学において、霊魂と肉体との中間にあると仮定されている超感覚的な霊気体(後述記事参照)

私たちはこのようにして、可視光子の伝送を含め、情報にアクセスする能力を持っている。私たちの心は、意識や宇宙全体へのゲートウェイあるいはアクセスポイントである。もし思考が、心の内だけで起こっているのではなく、人口衛星のように、外部へも放射されているのであろうか。心は、(デービッド・ウィルコックの著述のように)「根源界(source field)」――ある普遍意識によって創造された、宇宙、時間、エネルギー、物質、そして生物相のすべて――を何とか感知できるのだろうか。私たちは、地球上の他の生命体と意識を共有しているのか。ならば、地球以外の知的存在とはどうなのであろうか。生命そのものの源とはどうなのであろうか。

 

遠隔影響力

遠隔影響の目的は、被験者の心を通じて他の人に思考を促すことである。実験研究では、遠隔影響者の集中力が向上し、心理的な落ち着きの影響が報告され、慢性不安を抱える人はその緩和が感じられた。この技法は、愛情をもった意識にしか働かないようである。他の人に害を与えるよう勧めようとするのは効果的ではないが、いくつかの逆の例があるらしい。

科学的発見に共通するように、同じ考えが同時期に多数の発明者によって証明され、同時発表が起こりうる。「複数の発見」という概念は、複数の人々が同じ事柄を発明したり、同じ発見を同時に行うことである。1600年代に、微積分、電話、進化論、酸素分子、カラー写真、対数、黒点、エネルギーの保存、小数はすべて異なった研究者によって世界中で同時に発見された。 温度計は、同時に異なった6つの発明の主張がされた。望遠鏡には9つの異なる主張があり、蒸気船は5種類の主張を持ち、タイプライターには複数の主張があった。 少なくとも148の例が1922年にカタログ化された。私たちが問題に取り組んでいて、新たな洞察を得ると、これは無意識のうちに何らかの放射をもたらし遠隔へと影響される。あたかもその考えがグローバルな考え方になるかのごときで、他の人がその情報にアクセスできるようになる。イギリスの生物学者ルパート・シェルドレークは、この現象を「モチーフ共鳴」あるいは「モチーフ界」と称した。彼の研究は、動物、鳥、クロスワードパズル愛好家にこの効果を記録している。

500以上の科学的な研究は、意識が生物学および電気システムに影響することを証明した。おそらくこれは、自分のコンピュータやデバイスに文句をつける人々を説明しており、その後それらの機械は突然に故障する。そうした確率は、他の説明が存在する1兆分の一のチャンスもない。しかし、これはまったく新しい概念ではない。アメリカ先住民は、人間が自然界と交信して変化に影響を及ぼすことができる力を「マニトウ」と呼んでいる。それは、様々なアルゴンキン語〔北米大陸の先住民の主要語〕族の間で精神的存在を言うために使用される言葉である。これは、東アジアの「気」の概念や「ブラフマン」というヒンズー語の概念と同様に、自然と生命の相互関係と均衡という概念を指している。現代の形而上学的な文献『A Course in Miracles』では、「精神の活性化を促し、創造的なエネルギーを供給する」という表現を「心(mind)」という言葉で表現している。さらに、「奇跡」の定義は、死者を蘇らせたり、離れた物体を動かすことではなく、エゴの受容から霊性的見方に移行するような、あなたの心を変えることである。この深い内面の移行は、目には肉体的な変化として現れたり現れなかったりするかもしれないが、深いレベルでの霊性的または「すべてを包み込む」治癒能力を開いてゆく。

 

アストラル投影

死に面して復活した、あるいは実際に死んだと宣告され、生き返った人々は、さまざまな神秘的な経験を報告している。これらの感覚は、一般に、トンネルに入り、光の世界が出現し、愛する人と再会したり、深い平和感を抱いたと報告されている。そのすべては、墓を越えた存在を示唆しているようである。

私たちは誰も、根源界(source field)に存在し浮遊している「アストラル・ボディ(星気体)」を持っているようである。古代エジプト人は、この発光体を「カー(Ka)」と呼び、意図的に自分の体を離れ、望んだ時に戻らせることができる者もいた。アストラル投影は、瞬時に重力波にアクセスし、意識的に体を離れる能力である。人が覚醒状態から離体状態になった時には、常に身体に接続されたコードがある。この「シルバーコード」は、アストラル体と生体の間の生命線である。アストラル投影の能力を持つ人は、自分の心が適切に訓練されていれば、時間的に前進することも、逆行することも、横に動かすことも、行きたいところに行くこともできる。アストラル投影は、眠っている間の明快な夢の状態としても知られており、臨死体験、あるいは離身体験とも呼ばれる。その仕方は、その経験を意識することである。偶発的な離身体験は、人の選択によってではなく、いつでも発生する――致命的な事故で魂が身体から離れるような――可能性がある。

アストラル体験は、私たちの限られた肉体感覚を意識的に探索する機会を与えてくれる。私たちは過去の人生の経験を思い出して、自分自身についてもっと学ぶことがでる。そして第一に、地球上の生涯を送るという目的を自覚しよう。また、あなたの非身体的ガイド、あいは保護者の天使と直接会う機会でもある。アストラル投影はまた、飛行感をえる機会でもある。また他の利点としては、幸福感、敵意の減少、精神能力の増幅、個人の発達の加速、内なる落ち着き、答えに対する探求の高まり、生命の尊重、生命の活性化、愛する故人との遭遇、 記憶再生、そして最も重要なのは、死後の人生の個人的な理解である。死の恐怖は単に未知のものに対する恐怖である。人がアストラル投影をすることができれば、彼らの魂は肉体を越えて生きると確信できる。

「シルバーコード」は、身体とアストラル体の間を繋ぐ。それがシルバーコードと呼ばれるのは、非常に速く回転し、銀色、灰色、または白っぽい青色の蛍光の輝く光線として知覚される高振動粒子の集合体によって形成されるためである。これは、光で作られた伸縮性のあるケーブルのごとくで、滑らかで、非常に長く、非常に明るいと説明されている。その高振動場は、死の瞬間以外では、無限に延長される。それは、約1インチの幅で、クリスマスツリーのように輝き、身体の可能な場所に取り付けられているようである。この繋がりの存在が、私たちの「精神的な食物」つまり私たちのアイデアや発見の伝達手段となるため、神秘的な謎に見られる。(with permission, (c) Brad Olsen, 2016)

「シルバーコード」は、身体とアストラル体の間を繋ぐ。それがシルバーコードと呼ばれるのは、非常に速く回転し、銀色、灰色、または白っぽい青色の蛍光の輝く光線として知覚される高振動粒子の集合体によって形成されるためである。これは、光で作られた伸縮性のあるケーブルのごとくで、滑らかで、非常に長く、非常に明るいと説明されている。その高振動場は、死の瞬間以外では、無限に延長される。それは、約1インチの幅で、クリスマスツリーのように輝き、身体の可能な場所に取り付けられているようである。この繋がりの存在が、私たちの「精神的な食物」つまり私たちのアイデアや発見の伝達手段となるため、神秘的な謎に見られる。(with permission, (c) Brad Olsen, 2016)

 

松果腺

松果腺は、脊椎動物の脳の2つの半球の間に位置する小さな内分泌腺である。 「松ぼっくり」にちなんでそう命名されたのは、その形状と感触が文字通り小型の松ぼっくりに似ているからである。松果腺は、脊髄を有するすべてのヒトおよび動物の脳に見出される。これは脳の幾何学的中心に位置し、知識の獲得と支配に長く関連してきた部位である。人間の松果腺は、一粒の豆(5〜8mm)の大きさにすぎないが、人体にとって非常に重要ないくつかの機能を果たしている。本書の著者Brad Olsenによる第二作 Modern Esoteric: Beyond Our Senses 〔『現代の「東西融合〈涅槃〉思想」』〕は、その一章全体で松果腺について論じている。そこに含まれている情報は、松果腺が超人間力を活性化するのを助ける可能性とどのように関係しているかを主に述べている。

松果腺は、セロトニン誘導体メラトニン(覚醒および睡眠パターンおよび季節的機能の調節に影響を及ぼすホルモン)を産生する。メラトニンは、すべての人の正常な睡眠機能において重要な役割を果たす自然な睡眠ホルモンである。メラトニンは、適切な睡眠に必要なだけでなく、思春期の発症を制御し、有害なフリーラジカルとの戦いも行う。メラトニンはサプリメントとして取ることができ、サクランボ、バナナ、ブドウ、米、ハーブ、オリーブオイル、ワイン、特定の穀物、さらにはビールなどの食品や飲料に含まれている。

松果腺は光によって活性化される。体の自然なバイオリズムと一緒に働く。この不思議な腺の1つの機能は、体の渇き、飢餓、性的欲求、体の老化を決定づける生物時計に向けて、視床下部腺と調和して働く。それは、松果体、脊髄前脳、骨端とか、網膜との類似性のため「第3の目」とも呼ばれる。松果腺は、それが網膜組織でできているだけでなく、脳内部で視覚野と直接に連結され、かつその独特な位置の仕方により、第三の目として機能しているように思われる。その内部組織は、まさに眼球のように脳の視覚野に配置された網膜棒や錐のような「松果細胞」をもつ。それは、 2つの丸い視床体が結合する溝の中に挟まれ、2半球の間の脳の中心近くに位置する。松果腺には、目の視界野の完全な地図が含まれている。

神秘主義的な伝統は、松果腺の活性化が超自然力を発揮したり、精神的な才能を発達させる方法であることを長い間認識してきた。松ぼっくりのイメージと松果腺の力は、世界中のほぼすべての神秘主義的伝統に取り入れられている。エジプト、ギリシャ、ローマ、ヒンズー教、マヤ、さらにはバチカンには、松果腺を代表する彫像と像がある。この第3の目は、私たちの内面のビジョンを作り出し、さらにはデカルトが述べたように、「魂の座」となっている。古代ギリシア人はそれが思考のすべての領域へ繋がっていると考えていた。聖書の6章22節のマシューによれば、「もしあなたの目が単一のものなら、あなたの全身は光でいっぱいになるでしょう」。それはまた、ホルスのすべての見る目、バビロンの謎の学校、そして他の多くの伝統に代表される精神的な第三の目の象徴である。イスラム・スーフィー教、バチカン、そしてフリーメーソンの先進的な神秘的な教えは、すべて第3の目のイメージと同じである。それは、ベールの除去あるいはカーテンの幕開けを意味し、したがって悟りのある意識の達成を示す。すべては松果腺による覚醒の隠喩である。

松果体は、アストラル体と身体との間の主要なアクセスポイントらしい。それは、離身体験、遠隔視、臨死体験、あるいは夢の中での経験を通じ、アストラル体からの印象を収集するようである。脳の正確な中心に位置する松果腺は、精神的情報がどのように処理されるかを決定する生理学的中心である。これは、個々独立した発明者たちが、他の人々も考えている個々の情報を拾い集め、ともに問題に取り組み、複数の発見効果を生み出すのと似ている。

神秘的な人が離身経験をすると、その人は松果腺を活性化させる。アストラル体は、対象界の中にこれを察知し、遠隔視の際は光子を放ち、普遍的なデータ・バンクと繋がってゆく。松果腺周辺の水分中の振動子は暗闇の中で刺激され、水分の周りの電磁遮蔽(electromagnetic shield)を作動させ、自らを対象界に開放する。電磁活動は、圧力とか、ブーンとかカチカチという音、あるいは心の中の加速感のように感じられる。電磁活動は、松果腺内部の水分を時空のすべての電磁気効果から遮蔽している。そこで水は時空あるいは並行現実へ直結する導管である。時間は局地環境ではもう線的ではなく、体験者たちはやがて飛躍が可能となる。そうした状態は、鮮やかで明快なレム睡眠中の夢の状態を思い出すことに似ている。そこでは心的網膜は視覚的な映像を記録する。これはまた半意識状態の中で、遠隔視や明快な夢がいかに体験されるかと同様である。

 

超人間3

ルネ・デカルトの『人間論』(1664)は、目に反転した網膜像が形成され、これらの像が神経を介して伝えられ、それが一つの再反転した像(アイデア)を松果腺の表面に形成している図を著している。デカルトは1640年に次のように書いている。「私の見解では、松果腺は魂の主要な座であり、そこで私たちの思考がすべて形成される。私がこれを信じる理由は、一対にはなってない部分を、松果腺以外に脳の中に見つけることができないからである。私たちは2つの目で1つのものを見、2つの耳で1つの声を聞くが、一度に2つ以上の考えを持つことは一度もない。つまり、必然的に両眼や両耳は、魂によって考慮される前に身体のある部分でお互いに結合されている。今では、松果腺以外に頭のどこにもこのような部位を見つけることは不可能である。さらに、この目的のために最も適した場所であり、すべての凹所の真ん中に位置しているのがこの腺であり、それは、精神を脳に持ち込む頸動脈の小さな枝に支えられ囲まれている。」(with permission, (c) Brad Olsen, 2016)

 

超コミュニケーション

自然界では、超コミュニケーションは動物種によって何百万年も利用されてきている。昆虫の生活の組織化された様態は、これを顕著に証明している。超コミュニケーションは、テレパシーの一形態である。自然界の例としては、女王アリが自分の植民地から離れても、残された働きアリは自分たちの計画に従って熱心に働き続ける。しかし、女王アリが殺された場合、そこが巣から遠く離れていても、コロニーのすべての作業は中止される。どのアリも何をすべきか分からない。明らかに、女王アリは遠く離れていても、「働く計画」を伝えている。彼女は臣民に集団意識を君臨することもできる。彼女が生きている限り、彼女との距離は関係がない。そうした関係は蜂蜜の場合でも同じで、臭い、フェロモン、味や紫外線を含む特定の色に超感覚をもっている。

現代の人間は、「直感」と呼ばれる極めて微妙なレベルの超コミュニケーションを知っている。私たちは欲すれば、それを十分に活用することができる。人間のDNAは、自然に、数々の情報に反応して、それらを意識に伝える。この超コミュニケーションのプロセス――まさしくテレパシーでありチャンネリングである――は、リラックスした穏やかな状態で最も効果をあらわす。ストレス、心配、または活発すぎる知性は、有効な超コミュニケーションを妨げる恐れがある。まして煽り立てられた状態では、転送される情報は完全に歪んで無用なものとなる。

人間のDNAは、生物的「インターネット」と言われるべきもので、かつ、多くの面で人工のものより優れている。ロシアの科学研究は、超コミュニケーション、透視、直感、自動遠隔治癒、自己治癒、肯定技法、人(精神的尊師)の発する異常な光やオーラ、気象への心の影響などの現象の科学的根拠を調査してきた。ロシアの生物物理学者プジョトル・ガルヤエフは、意識的な意思をもって使用されるこのコミュニケーションは、個々の細胞の内部や、1つの細胞と別の細胞との間だけで引き起こされるものではないと主張する。生物はこの「光」を用いて他の生物に「話しかける」と彼は主張し、これがテレパシーやESP〔超自然能力〕を説明していると言う。それは人間も同じで、既に私たちはDNAに基づいた独自の無線インターネットを所有している。

さらに、DNAが、特定の遺伝子を切除や置換することなく、言葉や周波数に影響されて再プログラムされる、超コミュニケーションに関連した全く新しいタイプの医学が実証されている。こうした影響は、電磁界と関係があるらしい。というのは、超コミュニケーションにおいて最も頻繁に伴う副産物は、関係する人たちの近くの不思議な電磁場である。ロシアの科学者たちが、DNAサンプルにレーザー光を照射すると、スクリーン上に、典型的な波形パターンが形成された。そして彼らがそのDNAサンプルを取り除くと、波のパターンは消えずにそれは残存した。数多くの同様の実験は、そのパターンは除去されたサンプルから生じたものであり、そのエネルギー場が明らかにそれ自体で残っていることを示した。これは現在、「ファントムDNA効果」と呼ばれている。〔この現象は〕 時空の外からのエネルギーが、DNAが除去された後でも、活性化された「ワームホール」を通じて流れ続けていると推測されるものである。

実用的なレベルでは、こうした不可解な電磁場は、MP3プレーヤー、コンピュータ、デジタルレコーダーなどの電子機器に作用し、数分または数時間それらを使用不能にさせてしまう。多くのヒーラーや霊媒たちは、この効果を彼らの仕事を通じて知っている。状況とエネルギーが整えば整うほど、そうした記録機器がその間に正確に機能しなくなって問題となる。多くの場合、その後に〔そうした機器の〕スイッチを入れたり切ったりしても機能は回復しないが、翌朝になればすべては正常に戻る。これはおそらく技術的欠陥とは関係がなく、多くの人にとって安心なことだが、それはまさに、人が超コミュニケーションに優っていることを意味している。

 

インディゴ・チルドレン

ニュージーランドのジェームズ・フリンは、多くの同様の研究のひとつで、過去1世紀間に、世界中の実測知能指数が10年間に3ポイント上昇してきたことを実証している。 読み書き能力の向上は、それが無識字国でも起こっているため、これを説明することにはならない。 これは、我々が「より良い脳」を持つようになったのではなく、神経回路が再構成され、異なった脳になってきたことを意味する。それは、すべての世代が以前の世代よりも賢くなってきていることを意味し、DNAと脳の再構成を導いている。 ジョンホークス博士によると、人間のDNAの進化は、過去5,000年に比べて100倍も速く進んでいるという。 彼は、ヒトのDNA分子は現在、世界中で、紀元前3000年のそれとは7パーセントは完全に異なっていると報告している。

「インディゴ・チルドレン」という用語は、疑似心理学者のナンシー・アン・タッペによって造語されたもので、多くの子供たちが「インディゴ」オーラ――彼女の説明による「命の色」――をもって生まれていることに気付き始めたことによる。この命の色とは、そのオーラに現れ、直感と精神的能力を表す第三の目のチャクラと関係している。才能のあるこうした子供は、人間の進化の次の段階であり、MicrocephalinとASPMという2つの新しいDNAブロックがこれらの新世代の要因となっている。これらの遺伝子は、脳の成長を左右し、より広い思考範囲とより新しい学習方法を提供する。これらの子供の一部は、同じ年齢の二倍以上の成人の天才状態に近い知能指数を持ち、より賢く生まれついている。インディゴ・チルドレンの中には、テレパシー、テレキネシス、遠隔視などの超常的能力を持つ者があることが知られている。こうした研究結果は、「中国の超能力者」と呼ばれる中国の子どもたちの研究からもたらされた。インディゴ・チルドレンは、他の子供たちよりも共感的で創造的であり、しばしば「団結と一体性」の概念を向上させている。

インディゴ・チルドレンの最初の波は1970年代初めに始まり、今日もさらに生まれている。注意欠陥障害(ADD)というラベルは、非常に共感的で思いやりのある子供か、あるいは非常に冷たく無感覚な子供のいずれかを表している。子供の心理学者の中には、この新しい世代の才能のある子供たちと、アメリカの子供の自閉症、ADD、ADHDの診断の増加との間の関係性を発見している。これらの子供たちは時には権威に反抗的で、非協調的で、衝動的で非常に感情的である。彼らは身体的に敏感でもろく、非常に才能があり成績もよい。また他のものは形而上学的に才能があり、通常は非常に直感的で、年のわりに賢明である。説明できないようなものを見たり、聞いたり、知ったりすることができる。

インディゴ・チルドレンの内の何かが、新種の集団意識に向かってますます活発化しているように見え、もはや抑圧できないかの如くである。例えば、一般に1人の個人が気象を変えるのは困難だが、集団意識の影響を受けることはありえる。もしこれが衝撃的であるなら、アメリカの原住または先住民族の雨乞いダンスを行うことはどうなのだろう。天気は地上の共鳴周波数、いわゆるシューマン周波数の影響を強く受ける。しかし、同じ周波数が私たちの脳にも生まれ、多くの人が自分個人の思考をを同期させた時、変化が起こりうる。たとえば、精神的尊師は、レーザーのような形で自分の考えに焦点を当てることができ、科学的に言えば、対象や天気にさえ影響を与えることは驚くべきことではない。 ウィルヘルム・ライヒは、オルゴンエネルギーの科学に基づき、気象制御装置、代替がん治療などを行った。

 

生体力学人間

脳は人体で最も複雑な臓器である。私たちは、身体が手足を動かすように命令し、それがどのくらい速く反応するかをいちいち考えたこともない。もちろん、足を持っている者にとってこれは簡単な仕事であるが、足を持っていないとすれば、実際に思考をコントロールするのはどういう事なのであろうか。その答えは、生体の四肢は人間の脳によって制御されうるということである。 足の切断者にとって、彼らが「足の動き」を考えたとき、人工の脚は所望のように動くことができる。足切断者の脳は、生体内のセンサーに接続されたコンピュータと相互作用し、生体力学的な肢を応答させる。これは生物学と技術の融合である。 今日、思考によって人工四肢を動かすことができる。

次のステップは、身体センサーを完全に取り除き、それらを脳の神経インプラントで置き換えることである。 我々はまもなくロボット工学を完全に克服し、将来的には脳信号により手足を動かせるようになる。これにより、盲人も眼が見えるようになる。生体学視力は、ワイヤレスでコンピュータにカメラをダウンロードした後、脳に戻って網膜を刺激する。脳信号はすぐに体内に埋め込まれる。網膜上のインプラントは、ニューロンが発火したことを検出し、ロボット式でフィードバックを脳に送る。盲人には、視覚画像を脳に送り返す。

この技術は、失われたものを置き換えるだけでなく、すべての身体部分を優れたものにするだろう。「 6百万ドル人間」〔1970年代に放映されたアメリカのSFテレビドラマ〕は現実では60億ドルの費用を要するだろう。精神と身体の機械的な部分との結合は双方向の回路をもっている。標的化された筋肉再統合は、胸部筋肉に付着したEMT信号によって記録された腕の信号をモーターに伝える。これらは、タッチ感覚を含む、コンピュータによって理解される波長および思考の形で、脳に直接信号する。間もなくそして困難なく、これらの発明はあらゆる身体部分を置き換え、それらの自然の対応物よりもずっと優れた性能を発揮するだろう。

 

無飲食人間

インドのヨガ師プラーラッド・ヤヒニは、2009年、それまでの70年間何も食べていないと発表して、医学界に衝撃を与えた。2011年夏までの2年間、検査を終えるまで、彼は厳格な管理のもとに置かれた。アジアのメディアは、その禁欲主義者は、受けることのできたすべての医療検査を終わらせ、そして、ヤヒニは70年の間、食べ物を摂ったり、液体を飲んだりしなかったことは疑いがなかった。彼の場合は真実の人間現象であった。彼を調査した科学者が大きな遺憾としたことは、今日のような進歩した時代でも、彼〔に謎〕を発見したことであった。 ある医師は、「信じられないことです。 十数台の検査装置が彼を綿密にモニターしました。彼の体内で起こっている生物学的プロセスは、前例のないものであり、現代医学の歴史のなかで、そのような異常が記録されたことは決してありませんでした」と語った。

ならば彼はどうしてきたのか。そのひとつは、口蓋の穴を通して水和〔水の分子と化合すること〕していることが観察された。この老いたヨガ師は水を飲む必要がない。彼は水を数分間口に含んで水和することができた。彼の医者によると、どんな人も、5日間飲食しないと、通常、昏睡状態になり死に至る。 彼にとっては、状況は逆であった。「彼は食べることが強制されると、食べ物は彼を殺す可能性があった」と彼を調べた32人の医師のうちの1人が述べた。その医師は、この老人が今日の病気の多くに対して本当の「治癒の泉」であることを確信していた。ヨガ師パラマハンサ・ヨガナンダの「自叙伝」に詳しく述べられているように、私たちはインドの師匠たちから学ぶことができる超人間力があるようで、この本の各章には、それぞれの人間力をもった異なった師匠たちが記述されている。

 

空中浮上

実験室の科学者たちは、超伝導体を利用した強力な電磁石によってカエル、メス、およびネズミを浮上させ、体内水の反磁性反発を作り出した。ネズミは最初は混乱したが、約4時間後に浮上に適応し、ただちの悪影響を受けなかった。空気力学、磁気、音響、電磁気、静電、ガス膜、光学浮上法など、物質を浮上させるためのさまざまな技術が開発されているが、物体や人体を浮上させる人間の精神的能力はありうるのだろうか。浮上は精神運動の一面である。ヨガ師匠は、神秘的な浮上はサンスクリット用語である「シッディ」――「完全性」「達成」「没入」あるいは「成功」の意味――として浮上が可能と説く。浮上は、神秘的な歓楽、幸福、またはアストラル投影といった高次元な意識の最中に起こる。仏教では、教祖が完全に集中した心の状態を伴う高い精神的瞑想を通して自分の体を浮き上がらせることができると信じられている。

サイコキネシスとテレキネシスは、心の力で物体を動かしたり操作する能力のことである。私たちの思考や感情はすべての環境に影響を及ぼし、相互作用するため、私たちはすでにこれらの能力を持っており、少なくとも無意識のうちにそれを使用している。私たちの思考や感情は、エネルギー――すべての核心をなす――を操作することに実際上の影響を与えることができる。私たちが動かしたい対象物を理解するには、最初、対象物との関係を確立する必要がある。私たちは、チベットの僧侶が岩を浮上させた、つまり私たち自身のエネルギーを対象物と同期させたように、それと「調和」しなければならない。このようにして、対象物は自分自身の延長となり、自分自身の一部として、それを動かしたり、それに影響を与えたりできる。

 

テレキネシス

テレパシーはテレキネシスと共に、心理学的研究の主要な分野を構成している。この領域では、テレパシーを検出し理解するための多くの研究が行われている。1977年に、CIAが資金提供したスタンフォード研究所(SRI)の超常現象研究チームは、遠隔攪乱(一般に「サイコキネシス」と呼ばれる)、または対物心的操作を調査した。この研究は、敵を妨害する目的、あるいは核ミサイル抑止のために採用されたものである。 SRIで試験された個人のうち、少なくとも1人が敏感なテスト機器を混乱させ、遠隔視により機密機器の内部を見たと言われている。 ユリ・ゲラーとインゴ・スワンの2人は、制御された実験室条件下でこれらの超物理的影響力のいくつかを実証した。これらの個人の能力は、厳格な科学的調査として提示されたものである。

代替エネルギーおよび輸送業界で働くある人物(匿名)のコメントによると、「彼ら(米国政府の国防省職員)は、厳重に隠蔽された深い地下貯蔵庫とその内容物をスワンが遠隔視した際、彼に実際に関心を持つようになった。それは遠隔視が実用的手段としてソ連の手にあることを恐れたため、彼らがSRIに近づいた時であった」。SRIは、ソビエトのKGBが自分たちの仕事に興味を持ち、 いつかは誘拐されるかいっそう悪いことになるかもしれないと彼らは懸念していた。冷戦時の偏執症は(当書の示唆のように事実無根ではない)、心霊的スパイ研究の初期にあっても顕著であった。

ユリ・ゲラーは、彼の驚くべきテレキネシスの能力を使用した彼の公開ショーで有名である。彼は遠方から科学界や生中継の観衆の前でスプーンを曲げてみせた。彼がショーマンであったという事実がゆえに、彼が偽りの能力を演じているとの仮定に立つべきではない。2000年4月、アーサー・C・クラーク〔英国出身のSF界の大御所〕は、ゲラーによって曲げられた自分のドアの鍵を保有していると表明した。さらに彼は、あらゆる種類の顕著な精神力の可能性を排除しないと表した。クラークはさらに、テレキネシスや私たちが知らない他の心霊現象もあると述べている。

アメリカの精神分析家ジュール・アイゼンバードは、慎重に管理された条件下で、詳細な心の画像を忠実に写真フィルムに写し取ることができるテッド・シリオスについて研究した。アイゼンバード博士は、シリオスの能力の研究を通じて、「人間は実際に、それまでは原始的な魔法の世界とか幼少期の秘密の幻想とかおとぎ話や伝説としてきた未知の巨大な能力を自分の内に持っている」と結論した。若い世代、特にインディゴ・チルドレンの中には、「死者を見る」能力とともにテレキネシスを非常に自然に発達させているようである。そうした子供たちは、その体は低振動の食物には我慢ができず、新鮮な有機果実や野菜を多く摂取するようにしていることが発見されている。

 

地球外にも人間がいることを仮定しよう

地球などのほとんどの惑星上の人間型生物体は、通常、約150〜200年間生きるよう作られている。しかし、〔地球の〕人間の平均的な寿命は、その半分にすぎない。地球は、太陽系内の「タイプ12太陽、クラス7」惑星と分類され、生命、特に人間にとって好都合な惑星とされている。天文学者は今日までに銀河系全体で膨大な量の「地球に似た」惑星を見つけている。人間がいる可能性を持つ惑星の数を数え上げれば、70億人の人口をもつ地球を含め、天の川系銀河には300億人の人口が推定されている。決定的な進化をとげているこの地球の発展にETの関心が集中していないわけがない。つまり、宇宙の歴史を考えれば、1兆年以上の間、ヒューマノイド体が宇宙のいろいろな形で存在してきた。もし他の存在が私たちのほぼ正確なレプリカであり、しかもはるかに高度なものであるならば、私たちはすべて同じ道の途上にあるのではないだろうか。特に、心の拡大の領域で、そしてそれに伴う可能性のある高度な人間能力のすべてにおいて、私たちに教える非常に重要なことをもっているのではないだろうか。

他人の心に直接投影することができる「精神的イメージ」または「テレパシー的思考」を使って、他の人や次元からの人間とコミュニケーションすることは可能なのだろうか。これは「チャンネリング」と呼ばれ、広範囲に及ぶ可能性がある。このような超人的能力は、口頭言語を終わらせる可能性があるが、もっと重要なことは、私たちの心の力ができることの大きな可能性を開くことである。

 

ETからのチャンネリング情報

適切に開発されれば、チャンネリングは人間とより高い知性の間のコミュニケーションの自然な形になり得る。あなたの心が絶えず絵、色、音で満たされているなら、それはテレパシーで他のものとつながっているようなものであり、他の人が見ることを「見る」ことができることである。テレパシーはダイナミックな相互作用の方法であり、地球上のあらゆる喋り言葉よりはるかに正確である。私たちは、「絵は千語を語る」という表現を聞いたことがある。この表現の中に、コミュニケーションの究極の形態についての答えがある。数秒の間に数十枚の写真や図表を転送することで、非常に短時間で膨大な量の情報をお互いに伝えることができる。チャンネリングは、常に二人以上の当事者間で、喋り言葉ではなく感情や思考によるコミュニケーションを利用して、強制や強要されることなく、完全自発的に行われるものでなければならない。

しかし、「エイリアン言語」は、視覚的なイメージを超える特別な次元を持ち、それはいわば音響である。絵やアイコンと結びつけたカラーコードとそれに対応する共鳴を加えることで、ほとんど音楽のように、ETはコミュニケーションの誤読を防ぐ。この「音楽」は、メロディックな言語や極東の楽器音によく似ていることを指摘できる。すべての人びとと共に世界規模であらゆる形でテレパシーを発展させることは、将来のマクロ超人間能力になるだろう。

ETコミュニケーションの別の形態は、謎めいたクロップサークル現象であるように思われる。フラクタル・レゾリューション・イメージングと呼ばれる最先端の本格的なクロップサークル研究は、その図柄が別の現実世界からの進化したピクトグラムや数学的なコミュニケーションであることを明らかにした。既述のように、いくつかのクロップサークルは数分で現れ、時には夜間に雨が降っている間形でも形成される。いくつかは宇宙観測所や高度に保護された科学設備の近くの農地に出現している。多くのクロップサークルの研究者は、真実のETコミュニケーションであると確信しており、人間のイメージと何らかの形でテレパシーを交わしているものだという。

私たち自身と、地球と相互作用する宇宙のより高い知性を感知する、上記のような新しい諸方法が私たちには与えられており、いまや、これらのすべての説を統合する必要にさらされている。

 

あなたは、森の中で木と木がお互いに憎み合っていると思いますか。自分自身の超人間能力を活性化するために、あなたの心から憎しみを排除することが絶対必要です。生きて、あなたの「森」の中の他の人と一緒に生きてゆきましょう。

あなたは、森の中で木と木がお互いに憎み合っていると思いますか。自分自身の超人間能力を活性化するために、あなたの心から憎しみを排除することが絶対必要です。生きて、あなたの「森」の中の他の人と一緒に生きてゆきましょう。(with permission, (c) Brad Olsen, 2016)

 

超人間4

オーラすなわちエーテル性の人間のバイオエネルギー界は、人間のエネルギーマトリックスの根幹的な要素である。オーラはエネルギー界で、物理的な身体を包含、相関させ、私たちがどのように感じるかによって制御される。それはしばしば身体から発する「光のあぶく」とみなされる。歴史的には「ハロー」と呼ばれていた。(with permission, (c) Brad Olsen, 2016)

超人間5

人間の耳は、約20Hzから20,000Hzの周波数の間で聞くことができる。したがって、私たちの聞く「音」はこの周波数範囲の振動だけである。ゾウやコウモリが聞く音が人には聞こえないという理由だけで、その振動が存在しないというわけではない。人間の周波数の上限は、ローパスフィルタとして作用する中耳の制限による。犬、猫、イルカ、コウモリ、コウモリなどの多くの動物は、人間の耳に比べて周波数の上限が高く、超音波を聞くことができる。 これが、犬の笛が犬に聞こえる理由だ。 振動する物体は周囲の空気を振動させ、音速で音源から遠ざかる縦方向の圧縮波を生成する。(with permission, (c) Brad Olsen, 2016)

超人間6

電磁スペクトル中央の狭い部分だけが実際に人間の眼に見える。生物と無生物の両方の創造のすべては、動くエネルギーから成る。 電磁スペクトルは、現代の無線で使用される低周波数から、短波長端のガンマ線まで広がり、数千kmから原子の数分の1のサイズまでの波長にわたる。原理的にスペクトルは無限で連続的だが、長波長の限界は宇宙そのもののサイズである一方、短波長の限界はプランク定数の長さに近いと考えられている。私たちの体を構成する原子が見えないからといって、存在しないというわけではない。(with permission, (c) Brad Olsen, 2016)

【本章完了】

 

参考文献

Armstrong, Karen, A History of God. New York, NY: Ballantine Books, 1993

Horowitz, Len, DNA is a Torsion field antenna: www.YouTube/Z6adHSKxF2A Sagan, Carl, The Demon Haunted World. Ballantine Books, 1997

Sargant, William, Battle for the Mind. Malor Books, 1997

Placebo Effect, The Guardian, 22 December, 2010

Wormholes in Our DNA: wakeup-world.com/2011/07/12/scientist-prove-dna-can-be-reprogrammed-by-words-frequencies/

David Wilcock on the Source Field Investigations: www.YouTube.com/watch?v=nR-klTa1y54&feature=player_embedded

The man who does not need food to survive: www.riseearth.com/2011/07/indian-who-doesnt-need-food-to-survive.html

 

 

 

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2nd edition


Future Esoteric: The Unseen Realms (Second Edition) by Brad Olsen

http://cccpublishing.com/FutureEsoteric  www.bradolsen.com

with permission, (c) Brad Olsen, 2016


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