聖なるシンボル(その2)

〈訳読‐2b〉現代の「東西融合〈涅槃〉思想」(その36)

 

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聖なるシンボル(その2)

 

 

イルミナチのシンボル

イルミナチは、イエズス会の司祭たちの指導の下、秘密結社として〔その前身が〕始まった。ドイツのバイエルンに The Ancient and Illuminated Seers〔古くかつ覚醒した先見者たち〕と呼ばれるものを形成した。そして彼らは高揚したルシファー・フリーメーソンとなって神秘主義と東方の精神修養に没頭し、精神の超能力を育くもうとした。うわさされてきた彼らの計画と目的とは、主――堕落した天使〔ルシファー〕――のための世界支配であった。

それは18世紀になって、イルミナチという名のドイツの宗派に変位した。彼らは神秘主義を実践し、ルシファーがサタンになったときに保持していた「光」を持っていると公言した。このイルミナチは1780年にフリーメーソンの間に浸透し、虚無主義と世俗主義の赤裸々な欲望に基づく精神を持った。これらが現在のイルミナチのルーツであり、秘密組織は巨大な悪夢に発展し、いくつかの国家政府に代わる影の政府を創造し、制御し、その手には今や世界の運命がかかっている。この組織が政治機構を作り出し、驚異なことに、大衆感情に――自身を永続化させる預言を進めるのに必要な程度に――影響を与えてきている。

イルミナチのシンボルは、彼らの「職能」を代表する独特の教育手法をあらわしている。それぞれの文字は一連の数字と融け合っており、これらの数字はさらに一連の暗号と融融け合っている。誰も、文字をめぐる文脈的な材料のために任意の与えられた数の値を知ることができない。この定義では、この「文脈上の材料」には、任意の文字をめぐる諸文字をふくみ、ある言葉の意味の中には、特定の文字がその文字に暗に含まれるシンボルとともに発見しうる。

ドイツ語のロスチャイルドは、「赤い盾」を意味し、それはバウアー家の金貸し業の ドアに掲げられていた。「赤い旗」は、東欧の革命的なユダヤ人の印であった。 メイヤー・アムセル・バウアーは、彼の父親が「赤い旗」を一家の紋章として採用していたが、「赤い盾」の真の重要性を認識して、1743年、その苗字をロスチャイルドに変更し、これがロスチャイルド家の起こりちなった。

イルミナがチ誰であるかについて、その真実を誰にも知らせたくない人がいる。知識をもつ人たちは、それを一般社会に知らせる必要はなく、また、それを与えら人たちが得意そうに内緒話を見せびらかし、権力集団から疎んじられることはよくある。人間の品性はあるがままで、人間性は「格付け」状態にあるので、介入の努力の恩恵を受ける人と受けない人とを迅速に区別するための決定がなされることは必要となろう。エリート主義者やイルミナチの見解では、覚醒者は眠ったままの人の責任はとれないと言うのみとなる。

神秘主義のシンボルを研究する者たちに、イルミナチと最高地位のフリーメーソンは、自らがルシファーとして知られる一団の一味であることを表す刺激的な手がかりを提供している。彼らの最も一般的シンボルは「全てを見通す目」であり、最もよく使われる謎のサインは、小指と人差し指でつくる「つの」である。また、独特なのは、666という数字がすべてのバーコードに表わされていることである。ポップソングや映画のどんな研究も、マインド・コントロールのためのシンボルと共に、よく見る種々のうさんくささを発見してしまう。崇拝されるそうした「神々」とは、ニムロッド、アヌビス、ホルス、オシリス、バアル、シャーマシュ、ヤヌス、ケツァルコアトール、バフメット、モロック、ルシファーなど、何世紀にも渡って様々な名の下にあった少数のアナンナキ爬虫類人であると言われている。これらのすべての神々は、蛇あるいは角の精霊を特徴としており、時には、両方をそなえている。その記号は彼らの秘密の言葉であり、歴史の「隠された手」を使ってきた、フリーメーソン、共産主義そして米国政府機関によって使用されているものなど、長期にわたる関係を持ってきた。

 

五芒星

五芒星は、通常、羊皮や紙や金属で作られた魔法の喚起に使われるお守りだが、他の材料で作られることもある。それは、精神またはエネルギーが誘発されるシンボルである。小装身具として、よく首の周りに着用されたり、喚起の三角形の中に置かれる。保護シンボルとしては、ソロモンの印形――ソロモンの五芒星とも呼ばれる――にも含まれた。五芒星は多くの変形が可能で、中にはソロモン式魔法の呪文の本――中世期に悪評をえていた――に見られる。五芒星はまた、他の魔法の道具と共に、いくつかの新しい異教の魔法の伝統――例えばウィッカ〔魔術崇拝〕――にも使われている。

魔法の五芒星は白魔術〔善神・天使などの助けを借りて治療や救済などに用いられた〕を象徴しているが、より一般的には黒魔術〔悪霊・悪魔などの助けを借りて悪事をおこなう〕と関連している。頂点が一つの五角形は白魔術を象徴している。頂点が二つの〔上下逆の〕五芒星は、黒魔術や悪魔を表している。悪魔は二つの角で描かれ、上下逆の五芒星がそれを象徴している。五芒星の幾何学的特性は、五本の線が黄金比をもって互いの線を二分することである。言い換えれば、ABとBCとの関係とBCとACとの関係はφである。そしてこの数字の他のすべての内部は同じ比例関係を生み出している。

五芒星の記号は、伝統的に「明けの明星〔金星〕」の五角形〔訳注〕に由来し、主流のキリスト教ではもはや常用されていない。エジプトの元の〔父と子と精霊といった〕三位一体の考えは一日の分化から来ており、「生命」の三分というものだった。朝を代表するホルスは日の出、すなわち神の子であった。日が最も高いのは正午で、そして、日没を意味する女神セットは、残りの12時間つまり夜間を表し、暗闇と恐怖と恐れの時間を表した。そうして、初期のキリスト教に関連するいくつかのシンボルの基礎となった。

 

〔訳注〕金星の五角形とは、金星の公転軌道が地球より内側にあるため、定期的に金星が太陽面を通過する。その周期は、地球の8年間で5回おこる。これを図にすると右のようになる。中心の赤丸が太陽、黄色丸が金星、青色丸が地球で、きれいな五角形をなす。(図の出所:http://spacemgz-telstar.com/2831)

五芒星は、イエスがそれに由来するエソテリックな名前である「五要素」または「Y-H-W-Sh-H」のヘブライ語の5文字を、隠喩的に示している。クリスチャンは、受難劇中にイエスが苦しんだ5つの傷を表すために五芒星をよく使用した。「オカルト」という言葉は、隠された秘密を意味するラテン語のオクラテスに由来し、「隠された知識」を指している。五芒星はまた、フリーメーソンとの関連もある。

五芒星は、神の女性的目覚めにも、長い間、関連づけられてきた。金星の軌道を地球から見た時、〔上図のように〕五角形を示唆する。この五芒星が上向きのとき、それは男性を表し、天空に向かう。一方、それが下向きのとき、それは女性を表し、母なる地球にエネルギーをもたらす。男性としての表現では、その〔一つの〕頂点は陰茎である。女性としての表現では、その〔二つ〕頂点は杯をなすようなもので、受け入れる準備ができていることとなる。

 

光の乗り物メルカバ

メルカバは、神の光の車であり、昇天した主がそれにより高次元世界と結ばれ、同調すると言われている。メルカバはヘブライ語の「昇天の馬車」であり、ヘブライ語のメルカバは通常「乗るもの」を意味し、「馬車」と解釈されている。エゼキエル書(1:4-26)は神の玉座馬車について述べており、それはいずれも、人間、ライオン、牛、鷹の 四つの翼と四つの顔を持っている。

聖書エゼキエル書の有名な「戦車の図」は、マテウス・メーリアン(1593-1650)によるエッチングである。 メルカバとは、一般に「乗る」という意味で、神の戦車のことであり、四輪を持ち、4つのチャヨット――ヘブライ語で「生き物」――によって引かれる。その各生き物は四つの翼と四つの顔をもった人、ライオン、牛、そして鷹である。 盾に翼、人、ライオン、牛、鷹が描かれている。(with permission, (c) Brad Olsen, 2018)

「メル」は「光」を、「カ」は「霊性」を、そして「バ」は「身体」を意味する。光は、可視光線であろうとなかろうと、すべての波長の電磁波放射である。したがって、メル・カ・バの意味するところは、霊性・体が逆回転の光の場、輪の中の輪、そして私たちのDNAのようなエネルギーの螺旋によって囲まれていることを意味し、それは霊性をその体から次の次元へと運ぶ〔乗り物である〕。私たちのこの壮大な宇宙では、私たちはすべて相互に結び付いている。私たちは同じ生地の一部である。私たちは、フラクタルの場をつくって、同じ幾何図柄を生成する。ミクロからマクロまで、あるいは原子から宇宙まで、私たちはすべて同じ原材で作られている。すべての原子と粒子は、その元は、星から来たものである。

星状四面体。赤と紫の二つの正四面体が組み合わさっている〔ウィキペディアより〕

星状四面体〔右図〕は、互いに逆に組合わされた2つの正四面体である。これは三次元のダビデの星〔ソロモンの印形〕であり、かつ、その中心となる神聖なシンボルであり、各々の人間を取り囲むエーテル光線格子のパターンである。つまりダビデの星は、私たちの誰をも取り巻く光の振動であるメルカバあるいは光の乗り物の象徴である。これは、ルアッハ・ハコデッシュ〔ユダヤ教の精霊〕の昇天した師たちによって使用され、現実の時間を行き来することができる。彼らはまた、魔法の贈り物を持っている。それは、出産と永遠の命である。この格子はメルカバと呼ばれる次元間の乗り物で、初めは、人間の身体に精神を具現化するために用いられた。愛の普遍的なエネルギーは、この乗り物のための燃料である。

現代のエソテリックな教えでは、メル・カ・バは、次元間の乗り物で、互いに噛み合った2つの等大の光の四面体で、共通した中心をもち、そこから正四面体が上向きと下向きに噛み合っている。この点対称形は、星状八角形または星状八面体と呼ばれ、正八面体の面を再び交差するまで延長し〔両中心を重ね〕て作ることもできる。

地球と人体は、エネルギー的にほとんど同等である。地球の「クンダリーニ・エネルギー」は人間のものに非常によく似ているだけでなく、そうした膨大なエネルギー場は、メルカバ場――光る体としても知られている――として、まったく同じ比率ながら大きさは異っている。地球のメルカバ場のあらゆる電磁気的、幾何学的な場は、地球上のどの人間ともまったく同じである。メルカバ場は非常に複雑で、5つのプラトン立体や他の聖なる多面体の形を含む。技術的には、それはほぼ4次にわたっている電磁場であり、主にマイクロ波内(少なくとも第3次元で)に見られ、それは完全に幾何学的である。これらの幾何学的場は、形状の基礎となる構造的基盤をなすほど、物質の基本的な構成要素である。この基盤は、可能なすべての次元およびパラレル宇宙に通じていると考えられており、啓発された人にとっては、その性質を電磁気的なものから、それが何であろうと、適切なものに変えることが可能である。

 

メビウスの輪

メビウスの輪は、長方形の帯をその片端を180°ねじって他端に張り付けることで形成できる、連続した片側のみの表面である。それは一つの片側のみをもつ無限の表面であるため、開始点も終了点もない。たとえば、アリがこの帯の長さに沿ってその全部をたどると、片端を横切ることなく、その帯の出発点に戻る。従って、メビウスの輪の片端は、形態的には円と同等である。このように、その帯をユークリッド〔2次元〕空間に普通に入れると、この端は通常の平らな円ではない。両端が円になるようにメビウスの輪を3次元空間に入れることは可能である。その科学的応用は、メビウス抵抗器と呼ばれる装置であり、それはそれ自体の誘導抵抗を打ち消す性質を有する電子回路部品であった。ニコラ・テスラは、1900年代初頭に同様の技術を特許出願し、「電磁石用コイル」と名付けた。


メビウスの輪は、境界成分が片側だけ一つしかない表面である。通常無限大を表す∞の字に結合されている。メビウスの輪は、非方向性であるという数学的性質を有する。それは、線織曲面と呼称されている。(with permission, (c) Brad Olsen, 2018)

 

メビウスの輪の形は、古代にまでさかのぼる。アレクサンドリアの初期「錬金術」図解の写本には、視覚的均整をつけたメビウスの輪のイラストが含まれている。そのモデルは簡単に作ることができ、紙の帯を半ひねりし、その帯の両端を輪をつくるように結合すれば出来上がる。この興味を引く形は変態を表す。メビウスの輪は、その安定さの中にある永遠の変化を象徴している。同じように作られるそのもう一つの産物は「ウロボロス」で、それは、地球に巻きつく「世界大蛇」の名前であったし、今もそうである。ウロボロスという言葉は、実際には、さまざまな文化間で異花受粉された類似のシンボルを表す用語である。このシンボルは、もともとはグノーシス派の中で発生し、龍や蛇がとぐろを巻くあるいは自分の尾を飲み込む形を描いている。最も広い意味では、それは時間の象徴であり、生命の連続性である。ウロボロスのイメージは、エジプトや中国からアステカや北欧まで、ほぼすべての古代文化に見られる。それは神秘主義の象徴であっただけでなく、2001年には英国ウィルトシャー州バッドベリー近くで、クロップ・サークルとしても出現した。プラトンは、宇宙の中の最初の生き物である自己食べる環状のものを、神話上で創造された不滅の獣と表現した。ウロボロスは、人間と神、あるいは天と地との関係を象徴しており、さらに、生命の矛盾とともに生と死から生じた生命――言い換えれば「私の終わりは私の始まり」――を表している。ある意味で、生命は自分を糧とし、それゆえに良いと悪いの両方の含みをもつ。それは、ライフサイクルのすべての行動――子をもうけ、嫁がせ、妊娠し、自身を消滅させる――の単一のイメージであるが、線形ではなく回帰的な意味を持つ。ウロボロスが自分自身の尻尾を食う姿は、自己受胎、または原始的な自給自足のアイデアの象徴である。

メビウスの輪には、いくつかの興味深い特性がある。つなぎ目から始まり、真ん中を走る一つの線は、「裏側」で出会うが、それは出発点ではない。それは実際には、半ねじりした2種類の帯――時計回りと反時計回り――であるからである。したがって、メビウスの輪は、右巻きまたは左巻きのアミノ酸のように、キラル〔対称操作によって重ならない鏡像体を持つ分子〕である。

 

フラクタル

フラクタルは複雑系数学に関連しているが、実際には非常に秩序付けられている。フラクタルは、無限の量の連動、自己複製、模写による自然の産物である。それらは一見混沌としているが、明確な幾何学によって支配されている。フラクタルの測定または記述の本質は、基本パターン――初期再帰数学関数と呼ばれる――を抽出することである。興味深いことに、フィボナッチ系は、そのような関数の一つである。

フラクタルの他の描写は、粗雑な、あるいは断片化した幾何学的形状というもので、それはいくつかの分割された表現をもつ。すなわち、全体を縮小したコピー、自己相似性と呼ばれる特性、その対象セットの特定のセクションから取り出された任意のイメージは縮小あるいは拡大して複製できるとの意味、そして無限の複雑性である。フラクタルの数学的に厳格な扱いの根源は、カール・ウェイストラス、ゲオルク・カンター、フェリックス・ハウスドルフの研究した関数――それは分析的だが識別的ではない――にまでさかのぼることができる。しかし、フラクタルという用語は、1975年にブノワ・マンデルブロによって造語されたもので、「破損」または「破砕」を意味するラテン語のfractureから派生したものである。マンデルブロ集合は、それ自体の中で繰り返す幾何学的な点のパターンである。

フラクタルは、拡大、または微視的なレベルまで縮小された場合でも、その詳細またはその比率を失うことはない。この特性は、画像が拡大または縮小されたときに、すべてのレベルで同じ重要かつ神聖な割合が保持される黄金比、すなわちφの1.618の割合をまさに連想させる。数学的なフラクタルは反復――回帰に基づくフィードバックの一形態――に基づく方程式に基づいている。実際、フラクタルとファイ〔φ〕の両方の特性は成長に関係している。それらは何倍しても同形態に見えるので、フラクタルはしばしば無限に複雑であると考えられる。フラクタルである程度近似される自然のオブジェクトには、雲の形成、山脈、落雷、海岸線、雪片、カリフラワーやブロッコリーなどのさまざまな野菜、動物の色のパターンなどがある。

 

クロップ・サークル

本物のクロップ・サークルは聖なる幾何学の形成に基づいており、光とエネルギーの渦巻きによって作られているらしい。その造形は、回転または渦巻き運動によって発生し、実際、クロップ・サークルは数秒で作られる。黄金比渦巻きエネルギーは周波数の範囲変化によってある状態から別の状態に移り、結果は美しく、時には3次元のパターンやシンボルをなす。

クロップ・サークルは、見事なほどの幾何学的芸術作品で、これは微々たる仕業ではない。それらはいつも作物の畑に現れるとは限らない。いくつかは雪や砂の中に出現している。それらは何ら、偶然でも、向こう見ずでも、または無知性でもない。むしろ、まったく逆である。そのデザインは、しばしば信じられないほどに巧みで独創的であり、いくつかは天才の領域にまで及んでいる。その絵柄の神秘的な幾何学は、放射光と音波を使ったサイマティックス〔砂や水などの媒質を用い物体の固有振動や音を可視化すること〕と呼ばれる方法で作られており、それは、本物のクロップ・サークルの形成と、非地球的存在が私たちに伝えようとしていることを理解するための鍵となる。時にはクロップ・サークルの形成は重要な知恵と古代の知識を語っているようだが、その内容を言葉に変換することは全く不可能である。それらは、エジプト、マヤ、ホピ、ギリシャなどの古代文化の象徴的な表象デザインでもある。また別の〔クロップ・サークルの〕デザインは、外延無限と内延無限との関係を示す最先端の数学を表示している。それぞれのパターンはユニークでオリジナルで美しく仕立てられている。クロップ・サークルでは、小麦の茎は立ったままであったり、他は渦巻いた茎の結び目や束を複雑に絡み合わせているが、茎は決して壊されていない。クロップサークルは、マイクロ波のような性質を持つ、目に見えない電磁波と音波の力の何らかの作用によって生成されると考えられている。しかも、その作成プロセスでは作物にダメージを与えていない。サイマティクスは、物理的な対象(例えば、クロップ・サークル)に対する音の振動の効果を調べるものである。振動の周波数を変化させることから現れる多くの違った幾何学的パターンは、聖なるシンボルの究極の研究となる可能性がある。

2009年7月5日、英国南部のシルベリー・ヒルの近くに、実に壮大なクロップ・サークルが出現した。そしてそれは即座に、「ケッツアルコアトール頭飾り」と呼ばれた。というのは、誰もがそれをマヤの王が着用した「ケッツアル鳥の羽根の王冠」 と容易に認識できたからであった。同様の頭飾りは、スペイン人が1520年に侵入したとき、アステカのモンテスマ王が着用していた。(with permission, (c) Brad Olsen, 2018)

 

蜜蜂のシンボルを通じた交信

本章の最後で触れておきたいことは、人間は聖なる幾何学を構築することができ、複雑なパターンを検出できる、唯一の種ではないことである。蜜蜂は、花を私たちとは異なる色で見るだけにとどまらず、人間には見えない紫外線のパターンも見ている。これらの紫外線パターンは一種の着陸マークとして機能し、蜜蜂を蜜源に導く。よく論じられることに、さまざまな種の蜜蜂は、抽象的で象徴的なコミュニケーションのシステムを進化させ、そこでは行動が環境内の特定の情報を表し伝えるために用いられることを行う、唯一の無脊椎動物であり、人間以外の少数のグループの1つであるら、ということがある。蜜蜂はまた、特定のメッセージを伝えるために羽根の振動によって作られた音を使用する。

聖なるイスラム教のコーランは、その16:68-69節で、蜜蜂ついて興味深いことを述べている。曰く、「そして、あなたの主はハチを触発し、丘や木や建物の屋根の上に巣を作らせた。そして、(主は蜜蜂を触発して)あらゆる種類の果実の蜜を吸うようにし、主によって敷かれた容易な道に従わせた。そこで、 彼らの腹から出てくるものがあり、その中の違った色の飲み物は人々を癒す。確かに、この中に考える人のサインがある。」

聖なる幾何学と聖なるシンボルは、過去に存在した、そして現在に存在し、そして未来に存在する、すべてのものの組織的基盤であると言える。これらのパターンの中には、母型的な記憶をつかさどる2次および3次元の形状が見られる。松果腺は、これらの母型的な経験の記憶を保持し、私たちの中の「アーカシック記録」として役立つ。アーカシック記録は、輪廻転生したすべての魂の経験をすべて含んでいるエーテルの巨大な図書館としてよく描写される。松果腺は、個人の様々な輪廻転生の記録へのアクセスを行う〔脳の〕中枢部位である。次章〔訳注〕で議論するように、松果腺は無数の霊性的な経験に関与している。だがこの現代においては、その機能は持続的に抑制されてしまっている。

〔訳注〕「松果腺」の章は、済みすでに訳読済み。

 

【本章完結】

 

参考文献

Geller, Uri, “Weird Science.” World Explorer, (Kempton, IL) Vol. 2, No. 4.

Jeans, Sir James, The Mysterious Universe. Cambridge University Press.

Scallion, Gordon-Michael, Notes from the Cosmos. W. Chesterfield, NH: Matrix Institute, 1997.

Yogananda, Paramahansa, Autobiography of a Yogi. Bombay: Jaico Publishing House, 1946.

 

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Modern Esoteric cover small

Modern Esoteric: Beyond Our Senses, by Brad Olsen

http://cccpublishing.com/ModernEsoteric  www.bradolsen.com

with permission, (c) Brad Olsen, 2015

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