自然健康力

私の健康エコロジー実践法 =長期戦編=その22

Day 170+345(8月15日)

《自然治癒力》という言葉があります。医療や薬に(必要以上に)頼るまでもない、私たちがもつ自然な身体の力を信頼し、それに立ち返る視点です。

同列な発想で、私はここのところ、《自然健康力》と呼んでもよいものを意識した生活態度にこころがけています。

理屈にたって言えば、病気からの自然な回復能力があるとするなら、その力をさらに延長すれば、今度は健康増進にも自然に役立ってゆくはずです。

経験にもとづいて言えば、ガンからの回復の主役となってくれたのは私自身の《自然治癒力》でした。そしてやや詳細には、その力への信頼とその働きの邪魔をしない生活態度の実践でした。

また、長年にわたり自転車通勤を楽しんでつづけているのも、本来から備わっている自分の身体機能を使うことが、実用の面でも健康レベルの向上の面でも、文字通り、一石二鳥に役立ってくれているからです。

さらには、前回書きましたように、サンゲイジングと言えば輸入品のようですが、このまさに日本の伝統的生活慣習が、自分の衰えつつある脳を活性化しつつあることに、じわりじわりと実感を伴って、確信を深めています。

つまりは、自分に--そして自然界に--備わっているそうした総合的でナチュラルな能力は、そもそも、治癒だの健康だのとあえて二分する必要なぞもないものなのでしょう。

要は、そうしたホーリスティックな自然能力に信頼をおいた《自頼》が、いつの間にやら持てなくなってしまっているというのが、本当の“ガン”のようです。

 

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