2年後生存率100パーセント

私の健康エコロジー実践法 =長期戦編=その35

Day 170+552(3月9日)

今日、はじりを始めようとしていた時でした。先週、エクササイズ・ログを集計したことを思い出し、これからはじりに出て、そのリストに新たな記録を加えることが、どこか貯金通帳に新たな貯金額を加えるみたいだと、よく似た感覚のあることにふと気がとまりました。

そう思うと、貯金通帳ではお金の額が貯まってゆき、将来、それを引き出すことで何かまとまった買い物ができるのですが、このエクササイズ“通帳”の場合では何が貯まってゆき、それで何が得られるのかと、はじりながら、考えさせられました。

そう考えると、このエクササイズ“通帳”の場合、そこに貯蓄されているのは、どうやら「健康」と呼んでよい、もうひとつの財産であるようです。

ただ、貯金通帳との違いは、この通帳の場合、株とか不動産とかと、そういった投機目的には使えないことです。むろん利子もつきません。ただただ、減らさないようにするのみです。しかし、投機利益などとは比較にならない、信頼に足り、かつ、はるかに多角的運用の可能な、命の源泉がそこにあります。

 

Day 170+559(3月16日)

前回に作った統計表に続いて、そうしたエクササイズに要するタイムの変化も下表のように再度集計し、はじりのkm当たりのタイムと水泳の100m当たりのタイムの平均を出してみました。

 

月別各エクササイズ一日平均距離とタイムの変化 

タイムエクササイズ

【注記】タイムは10進法で記入してあり、平均欄のカッコ内数値のみが分秒表示です。

 

そこで、こうした数値を見て驚かされたのが、水泳の数値がみごとなほど2.5前後、つまり2分30秒ほどで一定していることです。この2年間でもっと“劣化”しているかと予想していたのですが、データの限り、それは事実ではありません。

その一方、はじりではやはり、この2年間で、かろうじての6分台から7分台へ、そして最近では8分台へと、着実な“劣化”があります。しかもその平均距離は一年でほぼ半減しているわけですから、やり過ぎを原因とするものではないのは確かな“劣化”です。

むろん、はじりの精神にしてみれば、これはこれで想定通りの結果とも言うべきです。でも、さびしくはないか問われれば、一末のその気持ちは否定できません。

それにしても、水泳とはじりのこの対比はなぜなのでしょう。Why? 

自分としては、たびたびトレッキングに出かけたり自転車に乗るなどして、むしろ足の方がよく鍛えられていると思うのですが・・・。

加齢にとって、重力はさほどに敵なのでしょうか。

 

Day 170+561=731=365+366(3月18日)

今日で、ガン告知から満2年となります。言ってみれば、2年後生存率は、100パーセント!。

ここのところ、尿の細りの微増が見られますが、これは、これまでにも経験した揺れの範囲内に入りそうです。

すなわち、「健康貯金」のおかげで、まだまだ、Quality of Life は保たれている、ということです。

 

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