40年ぶりの危ない失敗

   私の健康エコロジー実践法 =長期戦編=第2期 その27

Day 170+1,062(8月8日〈火〉

三カ月ぶりに水泳。左肩の痛みは相変わらずなのだが、そうやって腕を使わないと関節が固まってしまう恐れもあり、痛みはありながら、500メートルを泳いでみた。久々で、体が慣れておらず、苦しい泳ぎとなった。様子を見ながら、そろそろと、再開してゆく積もり。

 

Day 170+1,063(8月9日〈水〉

体重減を目指し、連日のエクササイズ。今日は12キロに距離を伸ばしたが、タイムは標準+6秒と上々。  連続のはじりオンリーでは、こうはゆかんだろう。

 

Day 170+1,067(8月13日〈日〉

これを、一週間後の20日の71歳の誕生日を祝す「新発見」と言ってよいのかどうか。ともあれ、とうとう僕のペースは、「はじり」と「歩き」の中間まで成り下がることとなりました。

いつも、体が温まるまでの最初の2キロほどは、ごくゆっくりペースなのですが、今日は日曜だし昨夜の夜更かしもあり、はなからスローペースで行こうときめ、終始、そのペースを通しました。さすがに体への負担は最小で、肩の力みもなくリラックスでき、ハイキングでもしているようで気分よく、道中、あれこれ考え事まで可能でした。おかげで、なんなく5キロの折り返しまできていました。約44分のタイムで、ほとんどキロ9分のペースです。

帰路はややペースがあがったのか、約43分、しめて往復10キロ、1時間26分48秒で、キロ当たり8分45秒ほどです。

もう、ここまで落とすと、歩きの時速6キロがキロ10分ですから、まさに、はじりの標準ペースキロ8分と歩きとの中間ということとなります。この新“発見”を記念し、「あるき+はじり」で「あじり」とでも命名しましょうか。

そこでふと思い出したのですが、昔、若い時分、山登りのアプローチの林道歩きの際など、そのけっこう長く、平坦で単調な歩きを、それくらいのペースで歩いていました。むろん、荷を背負って。まあ、今でも荷は、背中でなく、腹周りにしょっているのですが。

 

Day 170+1,068(8月14日〈月〉

6日ほど早いのですが、今日は、店のオーナーが、息子の誕生日とかねて、二人のバースデー・パーティーを彼の家で開いてくれました。その家族的なパーティーは楽しく終わったのですが、さて、その後に、とんだ記念が付きました。

いつものように、彼の自宅まで14キロほどを自転車で行って、帰りはバスにする予定でした。ふんだんに飲み食いさせていただき、もちろん、そうして出来上がった酔っ払いに自転車での帰宅は論外です。夜も更けかかるころ、予定通り、自転車を折りたたんで所定のバスに乗り込みました。そこまでは順調だったのですが、それからです。その45分ほどの道中で眠りこけてしまい、気が付いた時は、バスの終点でした。

さて、引き返しのバスももうなく、寒い中、歩くには長すぎるし、やむなく、自転車に乗って引き返すしかありません。通常なら10分ほどのなんなく乗りこなせる距離です。ただ問題は、その途中で丘をひとつ越えねばならず、ちょっと踏ん張る必要があります。むろん、そうした運動は酔いを回らせます。

そうではありましたが、何とか事無く丘は越えられました。ですが、それを下った後のことです。スピードの出る下り坂も終わり、平坦な道まで来た記憶はあります。どうやらそのあたりのどこかで意識を失い、転倒したらしいのです。覚えているのは、家について、あちこちにケガをしてたどり着いてる自分です。その時、自分では持っていないはずのティシューペーパーを何枚か手にしています。けっこう血がついています。どうやら誰かがくれたもののようです。そう思えば確か、どこかで誰かに「大丈夫か」と声をかけられていたかすかな記憶も思い出されます。

負ったケガは、顔を含め体に左側に集中しており、どうやら、道路の左側に倒れたようです。それがもし、逆に道路の中心側に倒れたりしていれば、とんでもない大事になった恐れもあります。

ともあれ、こうして71歳になってまで、なんとも痛く初歩的な教訓をもらった誕生日となりました。思い起こせば、30歳代の初めころ、東京中野で、深夜に帰宅の途中、やはり酔って自転車に乗っていて、似たような痛い目に会いました。

40年ぶりの危ない失敗の繰り返しでした。

 

Day 170+1,075(8月21日〈月〉

「71歳記念」たる転倒事故から一週間がたちました。

昨日は、アデレードから来た友人に誘われて、シドニー湾の北岸(スッピト橋からマンリーまで)を歩いてきました(おかげで、日曜必須の家庭労働はおあずけ)。

この間、一応は順調に来ていますが、まだ、顎の強打のダメージか、よく噛むことができず、食事は鵜呑みがちです。それに、風邪の時の頭痛のように、頭を揺さぶると、ズキズキします。

そうではあるのですが、昨夜はぐっすり休め、目覚めはさわやかです。さわやかどころか、何か、頭のどこかのしこりがとれたような気さえしています。まさか、転倒のショックで、脳のシナプスに新たな回路でも開けたのでしょうか。

他方、以前に掲載した記事のように、認知症を避ける原則の第一とは、頭に外的障害を与えるなとあります。

その原則から言えば、どうやら、その事態をやらかした可能性があり、いわば認知症を昂進するスイッチを入れてしまった恐れがあります。

そうなのですが、それにも拘らず、あるいは、そのお陰か、意識はいよいよに、極めて爽快かつ明快なのです。むろん自覚症状上のことにすぎませんが。

そんな次第で、はた目はどうか知りませんが、本人はやけに悦に入っています。

ではこれから、昨日さぼった家事労働にいそしむとしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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