2017年7月4日、連邦準備銀行は月例理事会を開き、政策金利を1.50パーセントのままに据え置くことを決定しました。この決定で、昨年8月に1.75パーセントから1.50パーセントに引き下げられて以来、10回連続の据え置きとなる。

6月27日に公表された昨年8月実施の国勢調査(Census 2016)の集計結果によると、今回の調査結果の特徴のひとつが、一戸の住居に6人以上が住む多人数世帯が急増していることです。たとえばシドニー地域では、5年前の調査と比較して、6人以上居住世帯の数が21パーセントの増加をみせ、5人世帯の増加率10.2パーセントの2倍となっています。これは、住宅価格の高騰に伴う賃貸家賃の著しい値上がりにより、やむをえず、一戸の住宅をシェアーして住むケースが増えているためと分析されています。 詳細記事