日本人だけでも3百万の命を贖〔あがな〕って制定されたに等しい日本の平和憲法。なのに、その意味もくまぬ改正議論に加えて、すでに天皇制度にまつわる事実上のなし崩し的改変が、退位特例法の制定、施行によって実施されています。
以下の法規定のように、この特例法は不必要です。にも拘わらず、それが制定された狙いは、国民の目くらましにあります。その制定により、5月に新天皇が即位して新元号が始まり、この新年がまさに旧時代から新時代への変わり目であるかのごとき「妄想形成」が国をあげて実行されています。それほどに、国民の目をそらさなければならない、現時代を覆う薄暗さがあります。 詳細記事