６月２１日に公表された２０１１年国勢調査の結果によると、オーストラリアの人口は、21,727,158人で、2006年の前回調査から、８．３０パーセントの伸びでした。

この５年間での伸び率を州別に見ると、地下資源開発ブームにわく西オーストラリア州が１４．７パーセントだったのに対し、その恩恵にあずかれないニューサウスウェールズ州で５．７パーセント、ビクトリア州で８．９パーセントとなりました。

人口増加の多いトップ２０地方自治体のうち、１７自治体が西オーストラリア州にあり、上記の他州の倍の成長をみせた西オーストラリア州の実情を裏付けています。

移民による増加では、中国からが３１万９千人で、全オーストラリア人口中の１．５パーセントを占めるようになり、英国系、ニュージーランド系につぐ、第３位のグループとなりました。インドからの移民は２９万５千人で、全人口中の１．４パーセントです。

　（２０１２．６．２２）
　
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