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<連載>  ダブル・フィクションとしての天皇 (第35回)


細菌兵器開発を先導

 今回の訳読は一節のみですが、いよいよ公式に皇位についてからの天皇を描く、9章が始まります。
 今回の訳読で注目されることは、昭和天皇の日々の日程は、軍人、政治家という軍・民両面にわたる報告を受け、文字通り、国政の最高指導者としての役目を実行していたことを表わしています。もちろん、そうした報告が形式的なものであった可能性はありますが、その判定のためにも、今後の君臨の様子に注目してゆきたいと思います。
 ことに今回の訳読で、生物学者であった裕仁が、その生物学的博識を生かして、西洋に先駆けて、最近兵器の開発を先導していたとの記述です。


 
では、今回もその訳読にご案内いたしましょう。

 

 (2010年11月14日)



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