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巻末脚注(4)
第四章 天皇家の遺産
(1) 私は本章を、日本の過去についての案内と同時に、1920〜1945年についての私の発見を日本の歴史の全体の流れと結びつける積りで記述した。この目的のために、私はすでに英語で出版されている文献のみをもちい、ことにその中で見落とされていると思える特徴を指摘した。
(2) 代々天皇の生存年代については、Richard Ponsonby-Fane's Imperial House in Japan, 28-116, 229-91, 295-332, 369-405.。同著者の Studies in Shinto and Shrines, 1-135、そして The Vicissitudes of Shinto, 81-117。
(3) 将軍と人ぴとの全般的な歴史については、私はおもに、G. B. Sansom の権威ある History of Japan (上・中・下)による。
(4) 前史、あるいは、半歴史的時期については、私は、Komatsu Isao の考古学要約、The Japanese People と J. E. Kidder の Japan Before Buddhism を用いた。
(5) 私は、日本の初期の研究についてのもっとも有用な翻訳抜粋を Tsunoda Ryusaku, Wm. Theodere de Bary, and Donald Keene の Source of Japanese Tradition に発見した。
(6) その他の歴史一般については、私は、Storry の A History of Modern Japan、Leonard の Early Japan、Natori の Short History of Nippon、および Fairbank, Reishauer, and Craig の A History of East Asia Civilization, Vol. 2 を参照した。
(7) 私が関心をもったり、不可解であった特殊な点につては、Ballou の Shinto、Bunce の Religions in Japan、Gouverneur Mosher の Kyoto: A Contemporary Guide (Rutland, Vt., and Tokyo: Charles E. Tuttle Co., 1964)、Takeyoshi Yasusaburo の The Story of the Wako: Japanese Pioneers in the Southern Regions. から助けを得た。Sadler の家康の伝記や、Oliver Statler の Japanese Inn も役立った。
(8) 日本への鉄砲の伝来についての見解は、雑誌 『New Yorker』 (November 20, 1965) 所収の Noel Perrin
著 「Giving Up the Gun」 に、ほとんど全面的によっている。
第五章 ペリー来航
(9) 本章のほどんどは、入手可能な英語文献をもとにしており、原則として、その出所の詳細を示す必要があるとは思わない。そうした文献は以下のものである。Sampson, vol. 3, Beasely, Reynolds, Perry, Heuskens, Preble, Yanaga's Japan Since Perry. and the books of Statler and Ponsonby-Fane.
ただし、.Ponsonby-Fane の The Imperial House of Japan の 115-29, 281-91, 332-38, 405-17 の天皇、将軍、皇室、および墓についての記述、また、Sovereign and Subject の 248-52 (Tokugawa Mitsukuni)、 252-60 (Iwakura Tomomi)、また、The Vicissitudes of Shinto の 119-21 (the civil war)、248-50 (Shimazu Nariaki)、 320-24 (Prince Kitashirakawa
Yoshihisa) の記述、および、Visiing of Famouse Shrines of Japan 380-90 (Shimazu Nariakira) の記述をことに引用した。
さらに、以下の文献から、視点と視座を吸収した。 George Akita, Foundation of Constitutional Government in Modern Japan, 1868-1900 (Cambridge, Mass.: Harvard University Press, 1967; R. P. Dore, Education in Tokugawa Japan (Berkeley and Los Angels: University of California Press, 1965); Richard Hildreth, Japan As It Was and Is, 2 vols. (Chicago: A. C. McClure & Co., 1906); Arther May Knapp, Feudal
and Modern Japan (Yokohama: Kelly & Walsh, Ltd., rev. ed., 1906); Joseph
H. Longford, The Evolution of New Japan (Cambridge: Cambridge University
Press, 1913); Albert M. Craig, Choshu in the Meiji Restoration. Havard
Historical Monographs, XLVII (Cambridge, Mass.: Harbard University Press,
1967).
(10) 小泉信三と大谷家族とのインタビューに基づき、日本の人名事典や Ponsonby-Fane. の著作の家系に関する章で補強した。
(11) この部分あるいは後の朝彦親王についての著者の見方は、彼の孫で皇后良子の弟、東伏見邦英によって書かれた略歴記より得た。
(12) 井伊大老の暗殺について、著者は、Barr とともに、Okakura Kakuzo, The Awakening of Japan (1904. New York: Japan Society, Inc., reprint, 1921), 135-36 の見解に補足した。
(13) 孝明天皇の死にかんしては、室伏、34-、に加え、小泉とのインタビュー と 蜷川新、 『天皇』 (東京、光文社、1952)、105 で補足した。
(14) 明治天皇の誕生の地については、その家を指摘した Otis Cary に負っている。
(15) Heuskens、141、 は、10年前の自分の江戸入りの際の光景を、「一人の家来が紙の扇子を振って、何百人もの人々を充分に後にさがらせていた。」
(16) 黒田、135。
(17) 原田、4:66-67。
(18) Fukuzawa Yukichi, "The History of the Japanese Parliament", Transactions of the Asiatic Society of Japan, Tokyo, 1914, 577-。
(19) Byas, Govt. by Assassination, 173-88。
(20) Akimoto, 291-92。
(2009年12月31日)
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