利率、5.25%に据え置き
昨年11月と12月に相次いで引き上げられた金利は、年が明けてその動向が注目されていました。2月4日、豪準備銀行は、年率5.25パーセントのままに据え置くことを決定しました。
しかし、多くのエコノミストは、いまだに高水準のローン貸し出しや好調な経済状況から、来月には、もう一度の利上げがありうると予想しています。
昨年末の二度の金利引上げ(合計で0.5パーセント)により、住宅建築許可数の伸びはマイナスに転じているものの、ローン貸し出しは前年比20パーセント増という高い水準となっています。また、家計がおう負債は、可処分所得の130パーセントを超える記録的高さを示しており、準備銀の警戒するところとなっています。
(2004.2.5)
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