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1豪ドル=100円もまじか
4月14日、豪ドルの対円レートは、ついに99円を超え、いよいよ、100円の大台に達せんとの勢いです。
出所:読売新聞
上のグラフは、過去一年間の豪ドルの対円交換レートの推移です。ことし始めの一時的へっこみはあるものの、豪ドルが円に対して、右上がりの強みを示してきていることがわかります。
これは、基本的に、オーストラリア経済の好調による、豪ドルの利息が、国際水準からいって、高めに推移してきているからです。豪連邦銀行による先月の利上げは見送られたものの、来月の利上げ観測は高く、0.25ポイント上がって6.5パーセントとなる確率は、昨日(4月13日)段階で、66パーセントに達しています。
下のグラフは、対米ドルとの交換レートの推移をあらわしたもので、17年前(1991年)の1豪ドル=83.17USセントに迫っています。
あるアナリストの見通しでは、これが6月までに85セントを超え、82セント台が9月まで、80セント台が年末まで続くとしています。もし、この見通しが当たっているとすれば、円の低利率が続く限り、豪ドルの対円レートも、まだ数ヶ月は続くということとなりそうです。
出所: Australian Financial Review, 14-15 April, 2007
(200.7.4.14)
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