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公定利息、米豪間で5%ポイントの差


先月での米、豪、両連邦準備銀行での相反対の公定利息の決定により、現在、米豪間には、5パーセント・ポイントの開きが生じています(下グラフ参照)。

オーストラリア経済は、米国のサブプライム問題の影響も比較的軽微で、かつ、経済成長も3パーセント台を続け、インフレの懸念はあるものの、豪ドルの強さがその圧力を弱めています。

ただ、石油や原材料価格の高騰や利息の上昇は、ビジネスと消費者の意欲を急速にそいでいおり、インフレに強い懸念を示してきた連邦準備銀行による認識も、和らいできたと変化しています。しかしそれでも、連銀が利息の緩和に転換するまでにはまだ至っていません。
  
   
 資料 : Australian Financial Review, 10 April 2008.

(2008.4.14)

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