金融・投資 もくじへ
HPへ戻る
7月1日より、オーストラリアは新年度に入りました。以下の諸グラフは、過去一年のオーストラリア経済を物語るデータです。
豪ドル
上のグラフは主要各国の公定利率の変化を示したものです。2008年半ばまでの実績と、それ以降の予測も記されています(このグラフの出所は、オーストラリア準備銀行。来年以降、豪ドルの下降、米ドルの上昇が予想されている)。別記事ように、の準備銀行は7月1日、金利の据え置き(7.25%)を決めましたが、この水準は、ニュージーランドに続く、世界で二番目に高い利率となっています。
また、他の通貨との関係では、米ドルをはじめ、以下の各グラフのようになっています。ことに注目されるのは、対米ドルでは10パーセントの上昇となっているのに対し、対日本円との関係では、過去一年間で、ほとんど増減(マイナス0.5%)のないことです。
株式市場
オーストラリアの平均株価指数S&P/ASX200は、この一年間で16.9パーセント下落しました。下のグラフはその一年間の動向を示したものです(一月末で切断して二段で表示)。
下のグラフが表わすように、この16.9パーセントという下降は、過去25年間で最悪のもので、アメリカの金融危機の度合いの深さを物語っています。
また、この16.9パーセントという結果を、他の株式市場と比較すると、以下のように、ほぼなかほど程度に位置しています。
資料 : Australian Financial Review, 1 July 2008.
(2008.7.2)
金融・投資 もくじへ
HPへ戻る