金利、予想を超える ０．５％ の切り下げ

５月１日、連邦準備銀行は、市場の予測を大きく上回る０．５パーセント・ポイントの引き下げを決定しました。この決定で、現行政策金利は、３．７５パーセントとなります。

昨年１２月に０．２５パーセント・ポイント切り下げられて以来、４ヶ月間据え置かれてきた政策金利は、大方の０．２５パーセント・ポイントとの予想を大きく裏切る、０．５パーセント・ポイントという決定がなされました。

これはいよいよ、比較的順調を示してきたオーストラリア経済が、他の先進諸国をおおっている深刻な状況の仲間入りを示し始めたかのサインとなっています。

連銀は、続いて５月４日には、国内生産（実質）の伸び率を、今年６月末の予想値を３．５パーセント（２月時点の予想）から２．７５パーセントに、年末では３〜３．５パーセントを３パーセントにそれぞれ引き下げました。消費者物価指数の上昇率も、それぞれ、１．７５パーセントから１，２５パーセント、および、３パーセントから２．５パーセントに下方修正されました。

　資料； 4 May 2012, Nikkei

（２０１２．５．６）

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