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金利、予想外の0.25%切り下げ
10月2日、連邦準備銀行は、大方の市場関係者の予想に反し、政策金利を0.25パーセント・ポイントの切り下げ、年3.25パーセントにすることを決定しました。
この引下げに伴い、連銀のスティーブン長官は、来年の成長見通しは少々弱まるとの発言から、市場関係者は、来月にも、連続した引下げがある可能性が高いと予測しています。
資源輸出の貢献、今後も顕著
連銀長官はまた、「(資源投資の)ピークが接近している時、動き始める他の部門の需要予測が重要」と発言し、利率変動や為替レートに敏感な、住宅、製造業、旅行などのセクターの動向への関心を述べています。
また、AFR紙の分析記事によると、資源ブームのピークは過ぎたものの、投資は記録的水準を続けており、それが生産に入れば、むろん産品価格レベルには左右されますが、オーストラリア経済への貢献は、今後5年間、2パーセント程度はみこまれるとしています。
資料出所:6 October 2012, Australian Financial Review
(2012.10.6)
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