住宅価格上昇、パースの勢い衰えず

オーストラリアの住宅価格において、パースの上昇が著しく、過去一年間に46パーセントも値上がりしています。このため、トップのシドニー(年上昇率1.4%)に追いつくのも時間の問題となっています。

下記の表は、7月-9月四半期における既存住宅の売買価格の中央値を主要都市別に見たものです。変化率は、それぞれ、過去3ヶ月と12ヶ月のものです。

地下資源ブームに沸くパースあるいはダーウィンは、他都市を引き離して、大きな伸びを示し、ことにパースは、その高騰ぶりに、初めて家を購入する若い家族層を中心に、もはや手の届く価格ではなくなりつつあります。

一方、過去数年、大きな伸びを示してきたブリスベンは、ようやくその動向に落ち着きを示してきた感があります。

シドニーは、その価格にはほぼ変動がみられず、他都市と比べた、経済の不活発さの反映と見られています。



 (資料出所: 16 November 2006, Australian Financial Review 紙)

 (2006.11.30)                                                   
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