「退職者ビザ」の一部に永住権
信頼できる情報筋によると、オーストラリア政府移民局は、今年末までに、リタイアメントビザの一部に、永住権を付与する、新しい枠を設置する方向の模様です。
リタイアメントビザは、従来、一時的ビザとしてのみ付与されてきました。そうしたこれまでの方針に加え、大都市を除く地方での居住を条件に、永住ビザを許す方向をとリ入れるものです。
こうした定着先を指定する条件がつけられたのは、これまで、移民者の大半がシドニーなどの大都市に住み着き、そうした都市に、住宅、雇用、教育などのインフラ整備の負担が片寄りがちであったことを考慮したものです。すでに、ビジネススキルビザには、こうした方向が取り入れられており、移住者の大都市への集中を避け、その分散をはかる政策が、リタイアメントビザにも広げられてきたものと思われます。
まだ、詳細は不明ですが、このサイトでは、新しい情報が入りしだい、掲載してゆきます。
(2004.7.29)
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