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ロックオイスターの赤ワイン酢ドレッシングあえ  
シドニーのロックオイスターは有名ですが、今日では、シドニーの北、約200キロのポート・ステファン湾で養殖されているものが一級品。そのカキを用い、赤ワインの「カベルネ・ソーヴィニヨン」ビネガーであえた一品はいかが。

 ◇レシピー◇
材料(4人分)
ポート・ステファン産カキ、2ダース
カベルネ・ソーヴィニヨン・ビネガー、180ml
細かくきざんだシャロット(わけぎ)、100g 
いくら、4スプーン
チャイブ(ラッキョでもよい)の千切り
つくり方
ドレッシングは、酢とシャロットとをまぜてつくる。可能なら、一晩ねかすと風味を増す。
写真のように盛り付けてサーブする。

 ◇ワイン酢について◇
酢を英語で言えば、vineger ですが、酢とは酸化したお酒。つまり、ワイン酢の場合、赤でも白でも、ワインが空気中の酸素によって酸化されてできるわけですが、その酸化過程で、アセトバクターとよばれるバクテリアが反応を促進します。

ちなみに、英語の vineger とは、フランス語でのワイン vin と酸っぱいの意味の aigre からきた言葉です。

したがって、いいワイン・ビネガーは、上等なワインから生まれるといって良いでしょう。たとえば、スペインの Forvm でつくられる最高品質のビネガーは、いろいろな種類の白ワインのシャドネーや赤ワインのカベルネからつくられます。

(この記事は、Australian Financial Review, Life & Leisure, 12−14 August, 2005、p.19 を参照して作成)

(2005.08.26)

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