オーストラリアでも、国民の高齢化とベビーブーマー (団塊世代) のリタイアメント問題は、やがてやってくる国の重大な課題です。しかし、日本の場合とは当然ながら違いがあります。そのオーストラリアの事情をのぞいてみましょう。詳細記事
地球儀を見れば明らかなように、南半球は海半球。くわえて豪州大陸はどの大陸からも孤立して位置しています。かっては、この世界からかけ離れていることが、この国の大きな弱みでした。しかし、交通、通信手段の発達した今日、この隔たりは一種のオーストラリアの魅力へと変わりつつあります。(詳細記事

南半球きれいな空気

体験46.2℃

私(松崎)がオーストラリアで体験した最高の気温は、ずいぶん前のことですが、パースでの夏の午後の、46.2度でした。もちろん、私の人生での最高記録です。(詳細記事

真夏の新年2004、the Year of Monkey

この時期、日本からのたよりでよく、「真夏の新年ってどんなふう」と質問されます。今回はそれに答えてみましょう。(詳細記事

オージーの退職後の過ごし方のひとつに、「キャラバン生活」というのがあります。
「キャラバン」というのは、トレーラー式やら、バン型の車など、移動式の「家」を引き連れて、さまざまな場所を訪れることです。いわば「家ごと長期旅行」ですが、それが数ヶ月にもなって、それが日常となった生活が「キャラバン生活」です。(詳細記事

キャラバンという日常生活

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 暮らし・社会

先月のクイーンズランド州、タスマニア州の決定に続いて、ニュー・サウス・ウェールズ州とヴィクトリア州も、パブやクラブでの禁煙を決め、これにより、個人住宅を除くあらゆる建物内での喫煙が、事実上、全面的に禁止となります。(詳細記事

建物内での喫煙が全面禁止に

カップルのみ世帯は1/3に

オーストラリアでも、少子化の現象は顕著で、平均家族数が低下の一途をたどっています。1911年には4.6人であったものが、1930年代半ばと1980年代半ばにそれぞれ4人と3人を切り、2001年には2.7人にまで下がってきています。この90年間で、一家庭の中から、子供が二人きえたことになります。詳細記事

人口の伸びがオーストラリアのトップをゆくクイーンズランド州(現人口360万)は、この先の20年間で、さらに100万人の流入が予想されています。ことに、ブリスベン周辺の州南東部では、これまでの一年間で7万人の増加が集中してきました。こうした人口急増のため、同地域のインフラストラクチャーの整備が追いつかず、すでに問題が顕在化している道路の渋滞から停電の発生まで、効果ある対策が求められています。詳細記事

クイーンズランド、人口増でインフラ整備が緊急課題

統計局の発表によると、昨年9月までの半年で、オーストラリアでは133,000人以上の新生児が誕生し、2・四半期連続の増加(各およそ1,000人)で、14年ぶりの、減少から増加への反転かと注目されています。ひょっとすると、「ミニ・ベビーブーム」の到来かも知れません。詳細記事

ミニ・ベビーブームの到来?

西オーストラリア州首都パースの中心部には、鉄道が地表を東西に走って街を分断、「ベルリンの壁」とも呼ばれてきました。ことに、街の機能が南北に隔てられ、北の歓楽街と南のビジネス街の行き来の障害となってきました。詳細記事

パースの「ベルリンの壁」が消える

オージーのリタイア生活模様
    
退職平均年齢は58歳、仕事継続はわずか3割

シドニーのロックオイスターは有名ですが、今日では、シドニーの北、約200キロのポート・ステファン湾で養殖されているものが一級品。そのカキを用い、赤ワインの「カベルネ・ソーヴィニヨン」ビネガーであえた一品はいかが。詳細記事

ロックオイスターの赤ワイン酢ドレッシングあえ

10月30日から「夏時間」へ

オーストラリア東南部の州では、10月30日(日)から夏時間 (正式には Daylight Saving Time [日光節約時間] と呼ばれています) が実施され、日本との時差が1時間増えて2時間となります。詳細記事

ペダルパワー時代の到来?

昨年、オーストラリアでは、自転車が112万台売れ、自動車販売台数の99万台を13パーセントも上回り、これは過去6年続いている傾向です。高騰を続けるガソリンを一切食わない自転車の魅力もさることながら、商品としての安さ、レクレーションやスポーツとしての魅力、そして、最近では、健康と経済性をかねた交通手段としての用途も、その売れ行きを支える理由となっています。詳細記事

パースは、7月までの7ヶ月間、記録的な少雨にみまわれています。西オーストラリア州気象局によると、これまでの降雨量は215.6mmで、1940年の304.5mm以来の少雨記録ということです。詳細記事

パース、66年ぶりの少雨

リタイアメント生活をおくる費用は、年間で、快適な生活では48,374ドル(450万円)、つつましい生活では26,154ドル(240万円)か必要との調査結果を発表しました。この調査を始めた3年前に比べ、それぞれ、およそ9パーセントの値上がりです。詳細記事

リタイア生活、夫婦で年240〜450万円必要

その勢いがにぶってきたとはいえ、オーストラリア国内の人口移動の行く先は、依然としてクイーンズランドが抜群の強さを見せています。2006年の州別の人口変動数では、同州はおよそ2万5千人の増加を見せ、二位の西オーストラリア州の3千人を大きく引き離しています。詳細記事

クイーンズランドが最大の引越し先

オーストラリア株式・投資委員会(ASIC)は、急速に成長する、「リバース・モーゲージ」と呼ばれる、所有不動産価値を担保に、ことに定期収入のない退職者向きに、お金を貸す商品についての調査をしてきました。詳細記事

拡大するリバース・モーゲージに調査

統計局の発表によると、昨年8月に実施された国勢調査のデータをもとに、国民の労働時間を分析したところ、全就業者 (890万人) のうちの18パーセントにあたる160万人が、週50時間以上働いていました。性別では、男76.6%、女23.3パーセントでした。詳細記事

週50時間以上働くオージーの割合

多国籍金融企業Axaが行った、世界26カ国の人々(15,000人)のリタイアメントの時期にする意識調査によると、リタイアメントへの希望、予定、実行の平均年齢は、日本人の場合、ほとんど違いが無いのに対し、他国では、予定年齢が数年長い特徴がありました。詳細記事

日本人のリタイアメント意識、きわめて現実的

メルボルンの人口は、2006年一年間で、他都市のほぼ二倍にもなる増加を示して374万人に達し、二位のシドニーの428万人との差は約50万人に迫っています。詳細記事

メルボルンの人口増、他都市を圧倒

暮らしにくくなるオーストラリア

 オーストラリアの物価が、いよいよ、危険水域に差しかかってきました。今年1〜3月四半期の消費者物価上昇は、年率に換算して4.2パーセントと、連邦準備銀行が許容できるインフレ率の幅としている2〜3パーセントのゾーンを大きく超えることとなりました。詳細記事

人気高級車のランキング

労働党新政権の発足にともない、新政府は7月の新年度より、高価格乗用車への課税を強化する政策を発表しました。オーストラリアでは、そうした高級車の人気のトップは、BMW、メルセデスベンツとなっていますが、日本車ことにトヨタが上位に位置しています。(詳細記事

オーストラリアでパートタイムで働いている人は、2007年で、全就業者のうち、男性で16パーセント、女性で45パーセント、全体で29パーセントとなっていますが、そのうち、男性で35パーセント、女性で25パーセントが、もっと長い時間、働きたいとの希望をもっています。(詳細記事

豪のパート就業者、先進国で第二位

株安、リタイア計画に打撃

オーストラリアの平均株価は、6月末までの一年間で16.9パーセント下落し、1982年以来の悪さとなっています。この株価安により、株式市場への投資で運用されている自前年金基金は、平均値で5.7パーセント(8月までの一年間で)のマイナス利回りとなっています。詳細記事

地盤崩れるリタイア生活

世界同時不況による株価の下落、そして、最近の相次ぐ政策金利の低下(現行は4.25%)により、投資や金利に頼るリタイアメント生活は、根本的な見直しを強いられています。詳細記事

旅行控えたクリスマス休暇

オーストラリアの新年は比較的静かな幕開けとなっています。世界同時不況の影響も、まだ欧米ほどの深刻さではなく、金融関係で数千人規模のリストラが実施されたものの、多くの企業はクリスマス休暇を延長して生産調整に入っています。詳細記事

厳しい時代の退職生活の防衛方法

ーストラリアの株式市場は、昨年一年で37パーセント下落し、加えて相次ぐ政策金利の引き下げで(現在は3.25%)で、退職者の生活環境を大きく変えています。この厳しい環境化で、いかにして切り盛りしてゆくか、以下は、大手経済紙に掲載された、その対策法のいろいろです。詳細記事

人口増加率、1.84パーセント

統計局によると、2008年9月現在、オーストラリアのの人口は 21,542,500 人と推計され、年率で1.84パーセントの上昇となりました。詳細記事