オーストラリアへの旅行者は、今年中ごろよりマイナス成長を続けており、その減少率の低下はみられるものの、今後の見通しはかんばしくありません。今年9ヶ月間(1〜9月)の統計で、日本からの旅行者は、4.7パーセント減となっています。
下の左グラフが示すように、入国旅行者の動向は、傾向(オレンジ線)として、やや上向きには転じていますが、右グラフでの月別統計では、9月現在、その成長はまだマイナス値となっています。
政府観光局の見解では、こうした減少は、豪ドルの高値、石油価格高騰、アジアでの低価格航空運賃の広がり、オーストラリアへの飛行便数の削減などによるものとしています。
(2006.11.30)
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