おすすめの旅先
タスマニア州 クレイドル山

山好きな人にとって、オーストラリア本土はちょっと平ったすぎて物足りないところがあります。そうしたお方におすすめなのが、タスマニア。オーストラリア大陸の東南下に位置する逆三角形の島です。

面積は北海道ほど、地形も本土よりは日本に似ており、気候も寒冷で、日本人には里心をくすぐられるところもあります。

そのなかで、もっとも広く人気を集める山がクレイドル山 (Cradle Mountain) (写真上)。

頂上の標高は1545メートルとさほどではないのですが、氷河期に形成された独特の地形が、アルペンムードをふんだんに漂わせています。

クレイドル山周辺は国立公園に指定され、さまざまなクラスのホテルから無料のシャトルバスまで、諸施設の整備は一級。家族むけから本格派まで、さまざまなトレッキングルートも用意されています。

たとえて言えば、オーストラリアの上高地。自然志向の方には必見の地です。

タスマニアは、他にも豊かな自然が豊富に保存されており、それでいながら道路もよく整備されていて、容易な移動が可能です。また、オーストラリア旅行の一種の「頭痛の種」でもある「距離の恐怖」に脅かされることもありません。


タスマニア西岸の町 ストローン

タスマニア西岸第一のスポット、ストローン(Strahan)。かつては、鉱山や森林資源の積み出し港としてにぎわったこの町も、いまは北欧の港町の雰囲気を漂わせる落ち着いた観光町となっています。フランクリン・ゴードン天然河川国立公園の入り口でもあり、森林ツアーの基地ともなっています。

こうしたツアーには、ボートで行く探索も味わいがありまですが、水上セスナ機を使って狭い川面に着水するの空からの訪問も、スリルがあって忘れがたいものがあります。

かっての森林鉄道も今は観光用に再利用されています。

街は、近年リゾート地としても発達しており、しゃれた別荘風の家並みも見られます。



  静かな川面に姿を映すストローンの街。写真左手に観光飛行から戻ってきたセスナ機が見える

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