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ハーバーブリッジが75歳に

カナナラ

シドニーっ子には日々の生活の手足として欠かせないハーバーブリッジが、この3月19日で、満75歳を迎えます。

毎年大晦日には、その身体を花火で飾り、シドニー市民が新年を迎える恒例行事としても親しまれているハーバーブリッジが、あと一ヵ月半で、75歳という高齢を迎えるとは、ちょっと驚かされます。


橋が開通したのは、1932年。シドニーの中心を東西に横切り、町を南北に分断しているかのようなるシドニー湾に橋を架けるのは長年の夢でした。その計画が、建設に着手されたのが1924年、偶然にも世界恐慌後の公共事業の役も果たし、以来、8年間の工期をへて同年3月に完成、その19日に大々的な竣工式典が催されました。

今、この75周年を記念して、シドニー博物館では、特別の展示が行われています。その期間は4月29日まで。GWにシドニーを訪れようとしている人にはあいにく間に合いませんが、それ以前にお越しの方、ぜひ、この展示をご覧ください。

展示には、下の写真(博物館の案内から)にもうかがえるように、橋がどのように架けられたのかを詳細に示す写真やビデオや、最終的にこのデザインの橋が選ばれる前に、つり橋型やゲルバー型など、さまざまな案から、現在のものが取り上げられた足跡もうかがえます。

シドニー博物館 
Bridge Street と Phillip Street の角。電話 02−9251−5988
毎日、9時30分より5時まで開館。日本語による案内も可能。

            


(2007.1.31) 

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