南太平洋の拠点になるのがフィジーです。イギリスの植民地として、ゴムの栽培のために、たくさんのインド人が入植しましたので、フィジー人とインド人の二つの文化が楽しめます。公用語は英語ですが、フィジー語とヒンドゥー語も人々の間で広く使われています。
北米からオーストラリアに向かう便も、ホノルルとともにフィジーを経由します。首都はスバですが、飛行機はすべてナンディーに発着します。シドニー行きのみスバ発のフライトもありますので、スットプオーバーのさいには利用してください。
エアパシフィック www.airpacific.co.jp
|
東京 03-5208-5171
日本全国 0120-48-9311 (無料コール)
ナンディーへのフライト
出発地 |
便名 |
曜 日 |
出発時間 |
到着時間 |
東 京 |
FJ
303 |
月・木・土 |
|
翌日06:55 |
オーストラリアへのフライト
ブリスベーン |
FJ
921 |
火・金・土 |
|
|
FJ
921 |
水・木・ |
|
|
|
FJ
921 |
日 |
|
|
|
FJ
923 |
火 |
|
|
|
シドニー |
FJ
911 |
毎 日 |
|
|
FJ
941 |
月・金 SUVA発 |
|
|
|
|
FJ
931 |
火・金・日 |
|
|
FJ
931 |
水 |
|
|
|
FJ
931 |
土6/12〜10/30 |
|
|
2004年4月1日〜2005年3月31日まで有効のブーメランパスがあります。一足延ばす旅に便利な周遊パスですが、オーストラリアやNZへ周遊するのに便利な正規割引運賃です。またブーメランパスと組み合わせて南太平洋、オセアニアの周遊に便利な割引運賃もありますので、旅行代理店や航空会社にお問い合わせ下さい。
南太平洋のプチ・フランス、ニューカレドニア
天国に一番近い島と呼ばれたニューカレドニアは、1853年ナポレオンによってフランスの植民地宣言を受けましたが、1946年から正式にフランスの海外領土に認定されています。公用語もフランス語、南太平洋のパラダイスで、フランス文化に触れてみませんか。
首都はヌメアですが、首都のあるグランドテール島はその形がフランスパンそのもの南太平洋でフランス料理に舌鼓をうったあとは、香水やブランド品のお買い物が楽しめます。もちろん自然も思いっきり楽しめます。
エアーカレドニア www.aircalin.jp
|
日本でのお問い合わせは、すべてエールフランス航空が代行しています。
東京 03-3475-1511
名古屋 052-551-4141
大阪 06-6641-1271
福岡 092-713-1565
ヌメアへのフライト
出発地 |
便名 |
曜 日 |
出発時間 |
到着時間 |
東 京 |
SB
801 |
月・火・水・土・日 |
|
翌日07:20 |
大 阪 |
SB
881 |
月 |
|
|
SB
881 |
土 |
|
|
11月より大阪からの便が、週三便に増える予定です。
オーストラリアへのフライト
ブリスベーン |
SB
150 |
木 |
|
|
SB
158 |
土 QFとの共同運航 |
|
|
|
SB
150 |
日 |
|
|
|
|
SB
148 |
月QFとの共同運航 |
|
|
SB
140 |
火 |
|
|
|
SB
144 |
水 |
|
|
|
SB
140 |
木 |
|
|
|
SB
144 |
金 |
|
|
|
SB
148 |
土QFとの共同運航 |
|
|
残念ながら日本語のサイトにはその説明が載っていませんが、英語のサイトを参照していただくと、南太平洋やオセアニアを周遊するのに便利な、サウスパシフィックパスやオセアニアパスの説明がのっています。
もうひとつの南太平洋のフランス、タヒチ
もうひとつのフランス海外領土が南太平洋にあります、仏領ポリネシアと呼ばれるタヒチです。南太平洋の東よりに位置していますので、日本からの経由便としてはあまり便利ではありませんが、オーストラリアからロスに飛んだり、イースター島またはチリのサンチアゴに行く場合には、経由地として使えますので番外編として掲載しました。
日本からタヒチの首都パピエテまでは、1998年に就航したばかりのタヒチヌイ航空が結んでいますが、こちらも日本での予約はすべてエールフランス航空が代行しています。
エアタヒチヌイ www.airtahitinui.co.jp
東京 03-3475-1511 名古屋 052-551-4141
大阪 06-6641-1271 福岡 092-713-1565
パペーテへのフライト
出発地 |
便名 |
曜 日 |
出発時間 |
到着時間 |
東 京 |
TN
77 |
月・土 |
|
03:45(同日) |
TN
88 |
火 |
|
12:50(同日) |
|
大 阪 |
TN
88 |
火 |
|
12:50(同日) |
オーストラリア(オークランド経由)へのフライト
オークランド |
TN 101 |
火・木・土 |
|
翌日12:10 |
パペーテからオーストラリアへのフライトは、カンタス航空との共同運航になります。パペーテからオークランドまでエアタヒチヌイで飛び、オークランドからはカンタス航空で飛びます。フライトが一日に何便もありますので、カンタス航空のサイトwww.qantas.com.auで確認して下さい。タヒチへのフライトは日付変更線を通過しますので、フライトスケジュールには注意が必要です。
日本に一番近い楽園、グアム
日本からわずか3時間、もうそこは南海の楽園です。ハワイとともに日本人旅行者には根強い人気があります。アメリカの準州なので、アメリカ文化を楽しむこともできます。オーストラリアへはケアンズまでしか飛んでいませんが、日本からは7都市から出発しています。オーストラリアとアメリカ、ふたつの楽園で英語圏の文化の違い体験して下さい。
コンチネンタル航空 www.continental.com/jp/default.asp
東京23区内 03-5464-5050
東京23区外 0120-24-2414
(無料コール)
グアムへのフライト
出発地 |
便名 |
曜 日 |
出発時間 |
到着時間 |
東 京 |
CO
962 |
毎 日 |
|
|
CO
007 |
毎 日 |
|
|
|
CO
964 |
毎 日 |
|
翌日01:00 |
|
名古屋 |
CO
970 |
毎 日 |
|
|
CO
972 |
毎 日 |
|
翌日00:50 |
|
福 岡 |
CO
916 |
毎 日 |
|
|
札 幌 |
CO
938 |
月・金 |
|
|
仙 台 |
CO
932 |
月・木・金・日 |
|
|
新 潟 |
CO
918 |
木・日 |
|
|
岡 山 |
CO
920 |
月・金 |
|
|
オーストラリアへのフライト
ケアンズ |
CO 902 |
月・木・日 |
|
|
サイトでの確認は取れませんでしたが、グアムからホノルルまでのフライトが週三便あり、トラック、ポナペ、ユスラエ、クワジャリン、マジュロなどなかなか行く機会のすくない小さな島々をを経由しています。これらの島にすべてストップオバー可能な特別運賃が以前ありましたので、興味のあるかたは航空会社にお問い合わせください。ホノルルやアメリカ本土へのちょっと面白い経由便になります。
究極の経由便、パプアニューギニア
私が小さい頃は、まだ原始的な生活そのままで暮らしている原住民族がいたのを、テレビの旅行番組で紹介していました。この国にも近代文化の波は押し寄せていますが、手付かずの自然が残る最後の楽園、それがパプアニューギニアです。ひとりで自由気ままに旅が楽しめる所ではありませんが、開発されすぎてパック旅行者が大量に押しかける前に、残された大自然を満喫してください。
オーストラリアに行くときに、こんな国を経由できることを知っている人は少ないでしょうね。ストップオーバーしても、交通網や治安の面から自由行動は制限されますので、旅行を計画する前の下準備が必要です。ガイドブックやインタネットで情報を手に入れて、旅行代理店に相談されることをお勧めします。それでもこのルートを使ってオーストラリア入りをはたした方は、その日から旅の達人の仲間入りです。
ニューギニア航空 www.air-niugini.co.jp
東京 03-5216-3555
ポートモレスビーへのフライト
出発地 |
便名 |
曜 日 |
出発時間 |
到着時間 |
東 京 |
PX
055 |
土 |
|
翌日04:45 |
オーストラリアへのフライト
ケアンズ |
PX
090 |
毎 日 |
|
|
ブリスベーン |
PX
003 |
火・木・金・日 |
|
|
PX
005 |
金・日 |
|
|
|
シドニー(ブリスベーン経由) |
PX
005 |
金・日 |
|
|
PX003/QF519 |
日 |
|
|
パプアニューギニアの査証
入国には基本的にビザが必要です。60日以内の観光・商用目的ならポートモレスビーのジャクソン国際空港で直接取得ができます。その際には@往復の航空券,Aビザ取得料100キナ(約3,500円),B6ヶ月以上の残存期間があるパスポートの提示が必要となります。なお、現地空港でのビザ取得は窓口が大変に混雑するので、日本にて事前にビザを修得したほうが手続きが簡単で早くなります。
パプアニューギニア大使館 東京 03-3454-7801
必要な書類は、@パスポート,A往復の航空券または航空券の予約証明書,
B写真(5cm×5cm)2枚,C申請書2通になっています。通常は申請後、2〜4日で取得できるそうです。
南太平洋の楽園めぐり
南太平洋の島をひとつでも多く廻りたいという方のために、便利でお得な航空券があり,VISIT SOUTH PACIFIC PASSと呼んでいます。南太平洋エリアを運行する航空会社を手軽な料金で利用できる周遊航空券です。区間は区間別に3っつのグループに分かれていますが、利用できるのは日本発の航空券を持っている方のみです。日本で出発前に、パスの最初のフライトの予約、発券が必要などの条件がありますので、航空会社のサイトで確認して下さい。
なお利用できる航空会社は、カンタス航空(QF)、ニューギニア航空(PX)、エア バヌアツ(NF)、ポリネシアン航空(PH)、エア ナウル(ON)、ロイヤル・トンガン航空(WR)、エアパスフィック(FJ)、ソロモン航空(IE)、エア・カラン(SB)で該当区間を運行されるもののみです。
これを利用すれば、今回紹介した経由便の国だけではありません、ニュージーランド、キリバス、ソロモン諸島、バヌアツ、ナウル、西サモア、そしてオーストラリアへも旅行できます。日本から出かけるのは大変難しい国が多いので、周遊券を利用して、あなただけの楽園めぐりを楽しんで下さい。
達人からのひと言
オーストラリアへの経由便について、7回にわたってお話ししてきましたが、楽しんでいただけましたか。数字ばかり並べて退屈されたかも多いかもしれませんね。以前、鉄道の時刻表を見て楽しんでいると、「何が面白いのかしらと?」と不思議そうな顔をされました。
日本の鉄道時刻表からヨーロッパの鉄道時刻表へ、そしてABC(フライトスケジュール=旅行会社においてあります)と、時刻表を見ているだけで夢を育んできました。
インターネットが普及したお陰で、世界中の鉄道、バス、フェリーそして航空会社の時刻表が、家にいながらにして楽しめます。達人への第一歩は数字に強くなること、時刻表からあなたの旅をクリエイトして見て下さい。
旅行会社に電話一本すれば、飛行機、ホテルそして観光がパックになったツアーも申し込めます。でも、たとえ訪れた国の数が増えたとしても、旅行会社に頼んでいる限りは達人とは呼べません。自分の持てる時間や予算に合わせて、自分だけの旅を探してみませんか?
実際に旅行する機会は少なくても、頭の中で旅に関する企画が立てれるようになったら達人の仲間入りです。
達人になるためのただ一つの条件、それは、旅を好きになることです。
私どもでは旅の仲間を募集しています。これからオーストラリアの旅行を企画していきたいと思いますので、一緒に旅行されたい方はご連絡ください。また達人志望の方のために、いろいろなお手伝いをさせて頂いておりますので、ご希望やご相談をお寄せください。
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