オーストラリア準備銀行は、1日、政策金利を7.25パーセントに据え置くことを決定し、四か月連続の無変動となっています。
準備銀行はこの間、豪経済の過熱によるインフレの動向に最大の懸念を示してきましたが、石油価格の暴騰によるインフレ率の上昇にもかかわらず、需要が抑制され始めていることにより、インフレ圧力については楽観的としています。
一方、大手銀行筋は、資金調達金利が上昇していることから、政策金利の据え置きにもかかわらず、ローン金利を引き上げざるをえないとの見通しをあらわしています。
(2008.7.1)
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