27日に公表されたオーストラリア準備銀行のデータによると、1月の民間信用は、12月の収縮から反転、0.6パーセントの伸びを見せ、世界の厳しい動向の中で、オーストラリア経済の意外な堅調さを示しました。
住宅ローンを抱える家庭の期待に反し、今週に予定されている同準備銀行の定例会議では、こうしたデータをうけて、今回の政策金利の切り下げは、現行3.25パーセントのままに据え置かれるのではないか、との観測が広まっています。
0.5パーセントの切り下げを予想するアナリストもいるものの、2パーセント台に入るのは、4月になってからになるとの見方が大勢のようです。
資料出所: Australian Financial Review, 28 February-1 March 2009.
(2009.2.28)
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