先月の雇用の伸びはほぼ4万のフルタイムの増加があり、3900のパートタイムの減少を打ち消して、雇用回復の堅調さをしめしています。
ただ、経済活動の回復をみて、労働市場へ参入する労働力も増加しており、失業率はそのためにわずかながら上昇しています。
エコノミストの観測lは、雇用の順調な回復や高めに維持しているインフレ率のため、連邦準備銀行の引き締めの姿勢は変わっていないと見るものの、消費の弱まりや住宅融資の伸び悩みなどから、来月に政策金利の引き上げられる可能性は、わずか2パーセントと見られています。
なお、政策金利は、5月はじめに0.25パーセント引き上げられ、現行は4.5パーセントとなっています。
資料出所: Australian Financial Review, 14 May 2010.
(2010.5.14)
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