金利、九回連続据え置き
9月6日の連邦準備銀行の理事会は、政策金利の4.75パーセントでの据え置きを決定し、これで9回連続の据え置きとなり、2000年代なかば以来、最長の連続据え置きとなっています。
連銀の声明は、 「世界の金融市場はこの数週間にわたり非常に不安定で、市場参加者は、政府債務問題の解決とヨーロッパおよび米国の経済成長の先行きの双方の不確実性にさらされている。・・・その結果、グローバル経済の見通しは、今年の早い時期と比べ、不透明さを増している」、と述べています。
6日午後付けのオーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー紙の電子版によると、地下資源セクターはアジアの強い需要によるオーストラリアからの鉱物とエネルギーの輸出によって成長を続けているものの、他の産業は消費需要の弱さと豪ドルの強さの結果、損失をこうむっている、と報じています。
(2011.9.6)
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