資源産業、就業者の一割の規模に
連邦準備銀行の調査によると、オーストラリアの資源産業に雇用されている労働者数は、予想をはるかに上回り、総数で110万人、総就業者数の9.75パーセントにもなっていることが判りました。

従来、その割合は3パーセントほどではないかと見積もられていましたが、今回の調査はその誤りを明確にしました。

この9.75パーセントのうち、3.25パーセントは採掘現場で直接雇用され、1.75パーセントが関連サービス職種、1.5パーセントが資源プロジェクトの建設現場で、1.25パーセントが同プロジェクト用の製造業、そして、0.75パーセントが関連する運輸や倉庫業で雇用されています。

この数字からしますと、資源産業は、製造業の95万人(昨年5月現在)より多く、ほぼ、小売り業および建設業と同規模で、また、観光業の二倍の大きさとなっています。つまり、もはや資源産業はオーストラリアの文字通りの基幹産業であることが証明されたことになります。

 資料出所: 21 February 2013, Australian Financial Review.

 (2013.2.21)
 

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