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 憲法改正考(その3)


「紙一重の違い」をもらって



 前々回は、2005年の今頃に書いた 「日本人に生まれてよかった」 を引用し、日本の憲法に第9条がなかった場合の可能性とのひとつの “出会い” について書きました。
 その二年後の2007年のやはり今頃、私は 「紙一重の違い」 と題した記事を、その二年前の上の記事を引用しながら書きました。私が世界で初めて出会った、一歳違いながら、誕生日が全く同じのオージーの友人が死んだ話でした。
 世代も同じ、その誕生日の一致から言っても、彼は、日本に憲法第9条がなかったら、私がそうなったかも知れない、まさにそういう “もう一人の私” のような人生を送った友人でした。
 彼の死の原因は、徴兵で参戦したベトナムであびた枯葉剤の後遺症と考えられる、癌でした。
 そんな 「紙一重」 な違いが本当に生死を分ける、私は、そんな違いを実際にもらって “生存” していたのでした。

 どうぞ 「紙一重の違い」 をご一読ください。

 (2013年6月22日)


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