2025年(昭和だと100年、明治だと158年)の年頭に当たって、世界が日ごとに大戦争の淵へと迫っているかの今日、これはきわめて大ぐくりで、時にナイーブとされかねないことは承知の上でのビジョンです。すなわち、その破滅へと向うかのような情勢の反面、一歩距離を置いたバードビユーにおいては、ある種のコンバージェンスつまり収束、あるいは歩み寄り状態が浮上し始めてきているように伺えることです。もちろん、自分の希望的観測も含んでです。
日々両生
LA大火により、「原爆投下後の広島のよう」とFOXニュースで報じられもして、思うに、アメリカの最もアメリカ的なものが、大きく危機に瀕している。多くのセレブがそこに居を構え、花形産業の映画界のメッカともなってきたのだが、かくして、アメリカの輝く部分もが、煙と灰に化して行っているごときだ。今後もちろん、大火跡からの復興は遂げられるだろうが、これまでのようにそこに根付こうとするには、いっそうのリスクを背負わずにはできなくなった。少なくとも異常気候が無くなるまでは。
2025/01/14 Tue
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