この一か月少々で、二つのサイトで連載してきました二つの連載記事――「日本エソテリック論」と「人生はメタ旅に向かう」――がなんとか完結を見ましました。

一方、本号が発行される丁度この時、広島ではG7が開催中で、それにウクライナのゼレンスキー大統領が意表をついて合流し、日本のヒロシマの地が、あたかも世界の対立を物語る焦点となっているかのようです。 詳細記事

両生空間
No.370

最も聖域=暗部に踏み込む

訳読コメント(その20)

今回のテーマは「バチカン」。著者のエソテリックな懐疑の視力は、とうとう、この世界の聖域の頂点にまで達しています。しかも、その眼力が見抜いているものは、隠されに隠された、どこまでもどす黒いその裏の裏の世界です。

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両生空間
No.370

バチカン・ナチ

〈訳読‐2c〉「東西融合‘涅槃’思想」を越えて(その22)

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バチカン・ナチ 

「イエズス会は軍事組織であり、宗教団体ではない。その長は軍隊の将軍であり、修道院の単なる大院長ではない。そして、この組織の目的は、権力――その最も専制的な行使における権力――絶対的権力、普遍的権力、一人の人間の意志によって世界を支配する権力である。イエズス会は、専制主義の中でも最も絶対的なものであり、同時に、最も大きく、最も巨大な悪用である。」――ナポレオン・ボナパルト

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両生空間
No.370

アメリカン・ナチ 

〈訳読‐2c〉「東西融合‘涅槃’思想」を越えて(その23)

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アメリカン・ナチ 

「国民は常に指導者の意のままになる。それは容易なことである。自分たちが攻撃されていると伝えればいいだけである。平和主義者は愛国心がなく、国を危険にさらしていると非難すればいいのである。どこの国でも同じことだ。」――ヘルマン・ゲーリング、1946年のニュールンベルク裁判での証言

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私共和国
No.307

「運動が時間を生み出す」のはなぜか

メンテという仕事(その8)

ポン転 第104日(2023年5月7日〈日〉)

[ポ車/ポメタメンテ]「運動は仕事」という認識についてだが、『運動脳』や「動的平衡」論によると、今なお、人体の状態は、進化過程上の、狩猟生活に適応した時から変わっていないという。ヒトの祖先が発生したのはおよそ700万年前で、それ以降ずっとヒトは飢餓にさらされた生活を送ってきて、食料危機から解放され、むしろ飽食さえするようになったのは最近のほんの数十年のことだという。そういう人体条件では、運動とは、生存を維持してゆくための基本能力であって、それの出来ない個体は飢えて死ぬ運命にあった、それが今の我々の体だという。 詳細記事

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