先の記事「人生3周目は傘寿から」に書いたのだが、この79歳の一年間は、傘寿をもって始まる三周目の人生の準備期間となりそうで、その意味で、「三周目前夜」と呼べる。その少々長い「前夜」にあって、にわかに見え始めている視野がある。それは、社会的には、いよいよ登場した第四の産業革命と呼ばれるAIすなわち人工知能であり、他方、個人的には「健活」の中身と行方である。それを今号では、いつもの居酒屋談義を借りた「これには驚かされた」でそのAIの可能性に触れ、本稿では、自分の身心資源の問題として、この「健活」を考えてみたい。 詳細記事
日々両生
私くらいの世代なら、ロシア(の前世ソ連)にせよ、中国にせよ、それに北朝鮮も含め、一度は、労働者の味方の国々と受け止めたことはあるだろう。それが9月3日、強権国家群として、民主主義の否定はおろか、武力制圧すら否定しない国々として揃い踏みをした。むろん、それに追いやるトランプのオレオレ主義も悪い。一方、オーストラリアと日本が、日本製の艦船の調達をもって、辛うじての第三の路線を行くかのとば口にあると見れなくもない。私見だが、いまや、武力保持に頼らない、対峙平和主義を打ち出すタイミングではないか。
2025/09/06 Sat
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