“共存”社会ではなく“相互影響”社会に
2001年の9・11テロ後、とげとげしく、狂気沙汰とも映る風潮が全世界をおおっている中で、異文化とどのように接するのかという古くて新しい課題に、オーストラリアならではの見解を表したコラム記事がありました。オーストラリアの国是であり、また、とかく日本人が無頓着になりがちな「多文化主義 (Multiculturalism)」について、その理解のためにも有益と思われますので、翻訳して、以下に掲載いたします詳細記事
日本人にとって、連邦制度はなじみがうすい。
歴史の早い時期から全国統一のなされた日本と、二百年そこそこの短い歴史のなかで、植民地国家として成長してきたオーストラリアでは、その成り立ちがそもそも違います。 (詳細記事
連邦制度のおこり

オーストラリアの文化を知る上で忘れてはならないことに、支配者の立場にいる人間に対し、多数のオーストラリア人が本能的ともいえる反発感情をもつことがあります。(詳細記事

メイトシップ

シドニーの夏の終わりを飾る、ゲイとレスビアンのお祭り、マディグラが、3月6日土曜の夜、あいにくの強い雨の降りしきる中で行われました。 (詳細記事

シドニー マディグラ

 文化・歴史
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              Golden Wattle Acacia Pycnantha
春のおとずれをつげて、オーストラリアのブッシュ(森林)を黄金色に染める花があリます。ワトル(Wattle)と呼ばれる、マメ科アカシア属の花です。(詳細記事

オーストラリアの国花

コンビクト・ウォール

直訳すれば「囚人の壁」となりますが、これは、オーストラリアの開拓時代当初、移送された囚人が労働力として使われ、彼らによって建設された石垣のことです。(詳細記事

いまや多くの方にとって、海外への関心とは、かってのような、あこがれの国を訪ねるといった観光目的のものではなくなりました。むしろ、いたって深刻に、今後の「終の住処の物色」のつもりで、そうした関心をもたれている方も多くなっています。(詳細記事

オーストラリアって、こんな国ですよ

今、オーストラリアでは、社会をあげてとも言えるような「ヒステリア」現象がおこっています。ことの発端は、シャペル・コービーという27歳の女性(右写真)が、インドネシアのバリ島を訪れた際、持ち物から4キログラムを超えるマリファナが発見され、麻薬密輸容疑で逮捕されたことにあります。詳細記事

ちょっと変だよ、オージー

 ラディカルで思想があり、妥協を許さず挑戦的である日本のファッションは、世界の注目を集めてきました。1980年代より、日本のファッションは、旧態にとらわれず、技術を駆使し、新たな方向を開発するその能力を示してきました。 「特色を切り開く」と題したこの展覧会は、こうした日本のファッションの経験、刷新、そしてその技巧を公開するもので、三宅一生、川久保玲、山本洋次らによる、45点の作品が展示されています。詳細記事

日本を代表するファッション作品がシドニーに結集  

オーストラリアでは、全人口(約2千万人)の構成は5つに分けられ、下図の示すように、1946年までに生まれた創生世代、46年から61年生のブーマー(日本で言う団塊)世代、62年から79年生の X 世代、80年から94年生の Y 世代、そして、95年から09年生の Z 世代と呼ばれています。詳細記事

オーストラリアの世代構成と新メディア  

64年前、シドニー湾の軍港に停泊中の連合軍々艦を攻撃したまま行方不明となっていた日本軍の小型潜水艦が、最近、湾外の海底で発見され、オーストラリアの第二次大戦史の 「最大のミステリー」 がようやく解明されたと話題となっています。詳細記事

日本の小型潜水艦、64年振りに発見  

2007年2月20日は、シドニー港にとって、新たな歴史をつくる、記念すべき日となりました。まず、同日朝6時すぎ、世界一周の処女航海中のクイーン・メリー2世(151,400トン)が入港、同港に入った最大の船となりました。また、同日午後7時すぎ、その姉妹船、クイーン・エリザベス2世が入港し、両船の同時寄港も、シドニー港にとっての初めての記録となりました。ただ、第二次大戦中、両船の一代目が、兵員輸送船として同港に寄港した記録はあります。詳細記事

QM2とQE2がシドニーに同時寄港  

2007年3月3日、ゲイとレスビアンの祭典、シドニー マディグラが、好天のなか、盛大に催されました。世界的にも有名となったこのお祭り。パレードへの参加者はおよそ8,000人、また沿道をうめた見物客は35万人に達しました。詳細記事

シドニー マディグラ 盛大に開催