• 02月

    • 〈独想〉の26号「変容する主流パーソナリティ」を書いてみて、自分はどうも、第2象限を起点に、反時計まわりに動いてきている感じだ。まさか完全な一周はなさんだろうが、変わり者のじじいに出来上がってきているのは確かだ。体が動くあと数年、その出来上がりに精を出したい。

    • 4日前に発生した埼玉県八潮市の交差点での道路陥没事故。その二次災害を未然にふさいだヒーローと報じられている現場に面した「秋葉自動車」。じつは僕、奇遇ながら、その会社のタオルをここシドニーで、毎日の運動に使っています。知人経由で得たものですが、たっぷり汗をかく夏の運動に、このタオルなしでは済みません。僕の不健康を未然に防ぐ手助けをしてくれている、これも「ヒーロー」です。

  • 01月

    • LA大火により、「原爆投下後の広島のよう」とFOXニュースで報じられもして、思うに、アメリカの最もアメリカ的なものが、大きく危機に瀕している。多くのセレブがそこに居を構え、花形産業の映画界のメッカともなってきたのだが、かくして、アメリカの輝く部分もが、煙と灰に化して行っているごときだ。今後もちろん、大火跡からの復興は遂げられるだろうが、これまでのようにそこに根付こうとするには、いっそうのリスクを背負わずにはできなくなった。少なくとも異常気候が無くなるまでは。

    • 日本では、まだ、2024年だろうが、ここシドニーでは、新年に入ってほぼ1時間が経とうとしている。夜空を仰げば、ちょうど天頂にオリオン座が見える。私にとって、オリオン座は冬の星座で、寒さに震えて見上げる星々である。その三ツ星が、この夏の夜空のど真ん中に輝いているのは、いまだに馴染めない。もちろん宇宙的には、私にとっての冬も夏も、微々たる違いにもならない。