本連載「豪州『昭和人』群像」の初回では、群像のうちの76歳の最古参を取り上げました。この第2回では、逆に、最も若い「昭和人」に登場してもらいます。昭和は64年(1989年)を平成元年として、その年号を閉じました。今回取り上げるR.Y.さんは、4月の誕生日上では、その平成元年生まれで、今年で33歳となる女性看護師さんです。いわば「昭和」と「平成」の境界上に位置する世代です。そのR.Y.さん、この新年早々、オーストラリアの永住ビザ取得の連絡を受け取り、いよいよ、長年の準備をへて、めでたく豪州生活の本格的な門出を果たしています。しかもこの永住ビザ、はじめは、そこまで行けたら最高との、ほとんど“願望”ほどのターゲットだったと言います。それが実際に取れてしまったわけで、そんなことが本当に起こったのでした。 詳細記事

今号から再開の予定でしたが、引き続き、投稿者のご都合でお休みします。