今回の「居酒屋談義」は、やがて傘寿〔80歳〕にも達しようとする、かつての一人の土木技術者による独白です。そしてそれは、埼玉県八潮市で発生している道路陥没と事故をきっかけとしています。英語では「シンクホール」(直訳すれば「沈下穴」)と呼ばれる同様な事件は、ここオーストラリアやアメリカでもよく発生し、人々の日常生活に不安の穴をあける問題を起こしています。その多くは、耐用年数を越えたインフラ構造物の老朽化を原因とするもので、言うなれば、物には寿命があり、避けられない道理の結果ということです。それは下水道設備に限らず、上水道でも、鉄道でも、道路でも、どこでも起こり得ます。

想えば六十余年昔、彼を含めた多くの若ムシャが、そうしたインフラ構造物の新たな建設に意義を見出し、その道に進んだのでした。

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昨年は正月早々、能登を地震が襲った。今年はアメリカ、ロスアンジェルス(LA)の山火事とトランプの返り咲きをもって幕を開けている。その新年の二回目の居酒屋談義は、このLA大火やトランプ再就任をめぐって、二人が遣り取りを交わしている。 詳細記事

新年早々の居酒屋談義は、若いカップルが和気あいあいと交わしている遣り取りとの想定です。そうなのですが、今回は、記事間のタイミングや、ネタの重複を避けるとの狙いもあって、談義途中で話は、別記事へと飛んでゆきます。従来の記事からすると、ずいぶん不精な手法ともなりますが、編集上の事情をご理解いただき、ご容赦をお願いいたします。

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